ひねもす俳句:春遠く

ジャングルジム
天上を臨むジャックや豆の花 /勝美

上野公園の交番

春天へ大音響の拡声器 /勝美

雪景色

放射能含むや否や春みぞれ /勝美

雪空

故里の空は鈍色目貼剥ぐ  /勝美

雪の日の電信柱

蜷の道支援物資の運ばるる  /勝美

「ひねもす俳句:春遠く」への14件のフィードバック

  1. 雪は降るのアダモの世界から凍結して歩くのが少し怖いです。先日はお茶会を思い出して下さりありがとうございます。
    実は私も初釜に行き三鷹の井心亭でしたが、以前、勝美さんとご一緒したのを懐かしく思っておりましたのよ。勝美さんがご一緒なら俳句大会になるのになあ~とも。全く無縁の方でしたのでそれはそれで楽しいですが。。。 
    句材だけ拾ってきました。吟行楽しみにしています。
    ご案内ありがとうございます。
    蜷の道支援物資の運ばるる  頂きます。

  2. ひつじさんへ 雪の降る街に出て行く気もなくです。
    いろいろと吟行の計画を立てましたので後ほどメールします。
    蜷の道を有難うございました。まーぼちぼちやりまひょ。

  3. こんばんは
    早速「春遠く」拝見しました。
    先日はお約束のこと大変失礼しました。お詫びします。
    スケジュールに書き込むのを忘れていました。
    まさしく表題のように、この頃の寒さは春がますます
    遠退く感じがします。
    今月のお気に入りの二句です。
    天上を臨むジャックや豆の花 /勝美
    春天へ大音響の拡声器 /勝美

  4. 由人さんへ おはようございます。先日は連絡を怠り失礼しました。
    今後の計画については後ほどメールを差しあげます。
    何時もひねもすをご覧下さって有難うございます。

  5. >天上を臨むジャックや豆の花
    こちらのジャックは、てっぺんまでは行けなかったそうです。
    >春天へ大音響の拡声器
    言われてみれば、拡声器そのものですね。
    雨が降ったら溜まってしまいそうですが、実際はどうなるのかな?
    >放射能含むや否や春みぞれ
    先日、首都圏で雪が降ったさいに、放射線の測定値がグッと上がったそうです。
    こどもがこぞってさわるようなものまで汚染しないでほしいものです。
    >故里の空は鈍色目貼剥ぐ
    春と言ったら、鈍色の空と、そんな天候なのに、生暖かい風に
    なぜか心躍ったのを思い出します。
    >蜷の道支援物資の運ばるる
    今年は、どこも震災に見舞われないようにと、
    心を新たに行きたいものです。

  6. 匿名さんへ おはようございます。ひねもす俳句をご覧下さって有難うございます。これからも引き続いてご覧下さいませ。
    お気に召せばさいわいです。

  7. すみません!匿名のコメントは私の入れたものでした。
    寝ぼけていて、名前を入れ忘れていました。
    しかも、ひとつ前のひねもすにコメントしていました。
    うらわの俳人さんのコメントと共に、こちらに移動させておきます。
    おさわがせいたしました。

  8. 天上を臨むジャックや豆の花 /勝美
     ジャックと豆の木のあらすじを改めて確かめたら、
     ジャックって結構悪ガキですね。巨人の家から、金の卵を産む鶏を
     奪ったばかりか、再び登って金と銀の入った袋も盗ってくる。
     やっぱり、恐いもの知らずじゃないと、空に届く木には登れません。
    春天へ大音響の拡声器 /勝美
     写真は上野公園内の交番です。
     ヘンテコリンな(芸術的な?)建造物の上部分。
     本当の用途は不明ですが、スピーカーだったらと考えると可笑しい。
     
    放射能含むや否や春みぞれ /勝美
     娘5歳は、わざと傘をはずしてベロで雪を
     受け止めようとするので困ります。
     セシウムじゃなくても大気中の汚れが入っているから
     汚いんだよ!と言い聞かせながら、寂しい気分。
     たぶん大人だって、真っ白の雪をそのまま食べてみたいはず。
    故里の空は鈍色目貼剥ぐ   /勝美
     どれが季語かな?と思ったら「目貼剥ぐ」なんですね。
     なんだか情景が見える季語ですねー。
     ”鈍色の空”と”目貼り剥ぐ”のミスマッチな感じがいいです。
    蜷の道支援物資の運ばるる  /勝美
     もう少しで震災から1年になろうとしています。
     停電で凍える被災地に物資を運ぶトラックの列。
     ガソリン不足や渋滞のニュースもありました。
     なんという一年だったのだろうと、思います。
     基準値をいじったり情報を小出しにしたり、
     まだ全然解決していない現実を、どう受け止めて
     前に進んでいこうとしているのか。政治家のせいにして
     愚痴を言うことはできますが、それだけでいいのか…。 

  9. awaさんへ  上野の交番の屋根(?)はスピーカーが天に向かっているように見えました。へんちくりんな形ですね。知らなかったよ。
    放射能禍は永劫のしかかるのかと考えると空恐ろしい。
    東電も政府も誠実さのかけらもないように思える。

  10. ひねもす俳句:春遠くへのご案内、有難うございます。
    「好句会」が一段落したところで拝読いたしました。相変
    わらずお粗末な鑑賞でお許し願います。
    天上を臨むジャックや豆の花 /勝美
     ロープで編まれたジャングルジムが「ジャックと豆の木」
     を連想させます。この辺りの比喩は何時もながらお上手だ
     と感心いたします。まだまだ春遠しの感がありますが、お
     嬢ちゃんはいつもお元気、また一段と成長されましたね。
    春天へ大音響の拡声器 /勝美
     写真には「上野公園の交番」と、こんなオブジェがあり
     ましたでしょうか?それとも実際に拡声器ですか?どち
     らにしても我が国の鬱屈した政治・経済に「何とかして
     くれ!」と青空にび、発散させたい気持になります。
     この作品、戴きます。
    放射能含むや否や春みぞれ /勝美
     そうですね、放射能が建材に紛れて新築マンションにま
     で及んでいるとか・・春の到来を心から喜べるのは何時
     になるのでしょう?
    故里の空は鈍色目貼剥ぐ  /勝美
     この鈍色が完全に晴れて気持ちよく目貼を剥せるのは何
     時になるのでしょう。被災地の方々の心情を察するに余
     りあります。
    蜷の道支援物資の運ばるる  /勝美
     川底に蜷の進んだ後を見たことがあります。決して真っ
     直ぐではなく、紆余曲折があったように記憶します。支
     援物資も半壊した自宅で避難する人には届かないとか?
     行政にもっと頑張って欲しいものです。
    31日の「東京港野鳥公園吟行」でお会い出来ますことを
    楽しみに! 当日はよろしくお願い申し上げます。

  11. 「春遠く」のご紹介有難うございました。
    兼題を出しながら「好句会」は苦戦でした。
    レスが遅くなりましたが、例によって感ずる侭に、
    ●天上を臨むジャックや豆の花   /勝美
    ジャングルジムのロープを豆の蔓に見立てて童話の世界へ、
    勝美さんのメルヘンチックな一面が花今見られて楽しい1句
    となりました。一途に上を目指すお子さんの慎重な姿に成長
    の春が感じられます。
    ●春天へ大音響の拡声器   /勝美
    これが「交番」ですか?気が付きませんでした。正に拡声器
    そのものですね。傍の街灯にデザインを合わせてのか、芸術
    を解さない私には価値が判りません。駐在している警官に謂
    れを聞きたいですね。
    ●放射能含むや否や春みぞれ   /勝美
    雪が降っても霙が降っても風流の前に先ず放射能!安全基準
    も曖昧でお子さんの居る家庭では心配が尽きません。中7は
    疑問形ですが、ストレートな心境をその侭詠まれ同感の1句
    です。
    ●故里の空は鈍色目貼剥ぐ   /勝美
    故里の鈍色の雲、雪雲でしょうか、一気に目張りを剥ぎたい
    気持は良く判ります。故里が東北でない事を念じるばかり
    です。
    ●蜷の道支援物資の運ばるる   /勝美
    太くのたくっている電線を蜷の道とし、それを辿っているか
    の様にトラックの列がのろのろと、支援物資の届く迄の時間
    が気になります。乱れた電線は東京電力の暗示でしょうか、
    含蓄の深い1句と拝見しました。

  12. 陽さん 要介さんへ 何時もご迷惑でしょうがしこしことそしてせっせとひねもす俳句を紡いでおります。歯牙にもかからぬものばかりですがどうぞおつき合いのほどを。
    野鳥公園吟行に要介さんのお姿が見えぬのが残念ですが養生下さい。

  13. 天上を臨むジャックや豆の花 /勝美
    いつも発想の展開が素晴らしいと思います。
    放射能含むや否や春みぞれ /勝美
    放射能何処まで飛んで行ったのでしょう。子供らが心配
    ですね。
    蜷の道支援物資の運ばるる  /勝美
    支援物資充分でしょうか?
    春はもう其処ですね。俳句も沢山詠んで行きたいのですが?

  14. 海苔子さんへ 寒いですね。もっとも東北のどか雪を思えば呑気なことは言ってられないでしょうけれど。この前の吟行ではお世話さま。
    玄鳥兼題句会はさっぱりで、二次会もずぼらで申し訳なしです。
    ひねもす俳句は更新の都度ご案内しますね。

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