ひねもす俳句:五月

新緑2009
新緑やあちこちにある青テント /勝美

森の切り株

牧神の椅子目前に蟻すすむ /勝美

城北公園の桐の花

でくのぼうと呼ばれ歩むや桐の花 /勝美

木漏れ日2009

球場に快音ひびく夏木立 /勝美

鯉のぼり2009

わだかまり無きこそよけれ吹流し /勝美

10 thoughts on “ひねもす俳句:五月

  1. おはようございます。聖五月にぴったりのお写真綺麗ですね。
    青テント〜頂きます。
    と いうより、気になる句。
    青テントイコールホームレスですが、ここはキャンプや
    ビニールシートのテント
    あ やっぱり無理無理独りよがりかなあ。。。
    またお出かけしましょうよ。

  2. はやくもひつじさん ありがとうございます。
    是非玄鳥の日本民家園吟行時に打合せしましょう。
    いつでも、どこでもという訳にはいかないですが。

  3. 新緑やあちこちにある青テント /勝美
    ひつじさんの仰る通り、青テントはどちら?って思って仕舞う自分がいました。「あちこちにある」のあたりで、どちらかはっきり分る措辞があると良かったです。
    牧神の椅子目前に蟻すすむ /勝美
    ◎!!素敵な句に出会った嬉しさがあります。たったひとつの切り株にこういう夢を見る俳人に憧れます。
    でくのぼうと呼ばれ歩むや桐の花 /勝美
    花巻辺りも桐の花が咲き誇っているころでしょうね。楽しかった2日間を思い出します。
    球場に快音ひびく夏木立 /勝美
    夏が来た!!
    わだかまり無きこそよけれ吹流し /勝美
    吹流しが勢いよく泳ぐように、自分の中のわだかまりも流してしまう5月にしたいな。自分のコントロールを!!これも、俳句の効用と思っています。
    今月もまた、楽しいひねもす俳句を有難うございました。

  4. 寿々さん おはようございます。
    いつも、いろいろの有益なご意見に教えられること多々。
    これからも玄鳥の仲間として成長出来れば、という思いです。

  5. 勝美さんこんにちは
    今日は立夏ですか、いよいよ気分のよい季節になりました。
    ますます俳句に身が入る季節ですね。
    でくのぼうと呼ばれ歩むや桐の花 /勝美
    「でくのぼう」ってだれのことでしょうか、私も小さい頃
    そう呼ばれていた記憶があります。
    球場に快音ひびく夏木立 /勝美
    スポーツの季節ですね。緑に囲まれた野球場で子供たち
    が元気に遊んでいる姿が目に浮かびます。
    今度は民家園ですね。これからも色々教えて下さい。

  6. 由人さん 美しき五月もはや1週間が過ぎんとしています。
    歳月は人を待たず、ですね。
    これからも出来るだけ吟行して嘱目吟に力を注ぎましょう。
    民家園吟行、よろしく。

  7. こんばんは、五月のひねもす俳句へご案内有難うございます。
    やっと連休最後になって自分の時間が持てるようになりました。
    今回も佳句を読ませていただく喜びに感謝しつつ、・・・
    ・牧神の椅子目前に蟻すすむ  /勝美
     木の切り株から牧神の登場・・発想の豊かな勝美さんに感服!
    周辺にはニンフが美を競い、牧神を誘惑するのか? 
    蟻は我関せず、黙々と・・・
    ・わだかまり無きこそよけれ吹流し  /勝美
    「江戸っ子は五月の鯉の吹流し」とか、腹の中に何もない吹流
    しのように、もわだかまりなく私如き若輩にも俳句のあれこれ
    を論じ、教えていただける「玄鳥」の場と諸先輩に感謝・多謝!
    無遠慮に好みの二句、頂戴しました。
    今回も有難うございました。

  8. こんばんは。押し付けがましくもひねもすの出来上がりを
    メールしましたところ、さっそくコメント頂戴出来うれしく
    思っています。
    こんごともによろしく。

  9. >新緑やあちこちにある青テント
    冬にしか行ったことない公園に、この時期行ってみると、木立が青々としてまったく別の所の様です。同じ場所でも季節を変えて行ってみるのも楽しみ方のひとつですね。
    >牧神の椅子目前に蟻すすむ
    なんとなくポツネンとした感じが春の日にふとやって来るような寂しさをかもしだします。
    しかし、そこに来る蟻は孤独ではないけれど…という感じです。
    >でくのぼうと呼ばれ歩むや桐の花
    桐の木は背が高いので、どんなでくのぼうでも見上げることになりますね。
    近くできれいな花を見られるのは特典かも知れません。
    >球場に快音ひびく夏木立
    木立の中にあるのは、静寂ではなくて、遠くからの音とだということに気付いてハッとさせられました。
    >わだかまり無きこそよけれ吹流し
    娘が、鯉のぼりを見て「なんで口あいてんの?」と聞いてきました。
    その時は、「なんか食べてるんだよ」って言ったのですが、この句と一緒になると、
    広く受け入れて、ながせよということなのかと思ったりします。

  10. おはようございます。
    いつもお世話になります。一枚の写真からさまざまなイメージが
    生まれ、ひとつの俳句からまたイメージを膨らませる。
    二度美味しいひねもすをつづけて行けることに感謝です。

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