ひねもす俳句:すでに秋が


空き地のバイク
草むらに姿を見せし昼の虫 /勝美

赤塚縁日の阿波踊り
練習の成果まちまち阿波踊り /勝美

縁日の綿あめ屋台
綿菓子のやうな雲浮く秋祭り /勝美

生後28日の足の裏
長き夜の嬰の足裏見て飽きず /勝美

4 thoughts on “ひねもす俳句:すでに秋が

  1. >草むらに〜
    夜中にうるさく走り回っていたこのデカイ虫も
    今となっては、さびそうなもんです。
    >練習の〜
    正に、句と写真がびったり来た感じですね。
    ぬるい踊りの隊列は、動きはまちまちだけれど、
    上手い下手でなく、本人たちが楽しんでるのが伝わって、
    いい感じでした。
    >綿菓子の〜
    大きい、小さいの差がはげしいわたあめ屋さん。
    無料なので文句も言えず、並んでいる間
    ただ祈るばかりでした。
    >長き夜の〜
    確かに、ずっと見ていても飽きません。
    健やかであって欲しいです。

  2. 「昼の虫」が季語。
    そういえば、夜にうるさいくらい鳴く虫らって、
    昼はどうしてるんでしょ。夜通し鳴いて昼は寝てるのか。
    でももし、昼間に虫に出会っても、鳴き声と結びつかないかも。
    スズムシとコオロギくらいしか見分けられないし。
    阿波踊りって、どこでもやってますね。徳島にかぎらず。
    赤塚と阿波踊りって関係ないように思うんだけど、
    テンションあがればなんでもいいのかな。
    本場の踊り手じゃないから、まさに練習の成果がまちまちで、
    だけどまぁそれも含めて、ユルめの秋祭りがいい感じです。
    この写真の綿菓子は、無料。
    無料なだけに、ホントの綿菓子よりちょっといい加減。
    でもタダだしお祭りだし、綿菓子なしよりずっとマシ。
    お祭りでもなんでもない時に、「綿菓子くいてぇ〜!」って
    たまに思います。
    句は、秋祭りのさわやかで澄んだ空気が感じられて気持ちいいです。
    写真は、ほんとは手でもよかったんですが。
    もちろん寝顔でも。
    足だったらどんな句になるかと思ってあえて足を。
    まだ土を踏んだことのない、やわらかい足裏ですが、
    キック力はけっこうあります。
    寝ながら空中地団駄も踏みます。見てて飽きません、たしかに。

  3. ひねもす第一発目が、足裏だなんて。豚足みたい。にぎにぎのてのひら
    に差し替えて。句は足裏からてのひらに差し替えたいよ。
    でも、コビンちゃんで、可愛い顔がみられたので、まーいいか。

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