「ひねもす俳句:真夏の草木」への2件のフィードバック

  1. 今回は、終戦を意識された句ですね。
    >野あざみの〜
    アザミのトゲトゲは人への憤りからか?
    いや、静かにそこに咲いているだけ。
    腹の奥にどすんとくる感じがします。
    >傷口に〜
    樹木は人間の罪を記してそこに立っている。
    傷を付けた人間がこの世を去ってもそこに木は居る。
    ちょっと崇高な感じがある句ですね。

  2. 俳句もやっぱりリアリティだと思う。
    読んだときに、なんかハッとするようなリアリティが
    ある句がいいなぁと思う。
    「こういうのを作ってやろう」と頭で考えてできた句はどうもなぁ。
    野あざみの句がそう作ってある、とは言えないけど、
    意図が見えるようで私はちょっと苦手。
    傷口の句は、そのまんま受け取っていいのかな。
    深読みすると、なんかちょっと教訓めいた意味を
    拾ってしまったりして、そういうのもうっとうしくて苦手かも。
    汗ぬぐいながら路を歩いてたら、ふと横の街路樹の幹に樹脂が流れ出ているのを見つけた。そんでもって
    ああ樹も暑いだろうなぁと勝手に思った、ぐらい単純なのがいいなぁ。

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