今回は、終戦を意識された句ですね。 >野あざみの〜 アザミのトゲトゲは人への憤りからか? いや、静かにそこに咲いているだけ。 腹の奥にどすんとくる感じがします。 >傷口に〜 樹木は人間の罪を記してそこに立っている。 傷を付けた人間がこの世を去ってもそこに木は居る。 ちょっと崇高な感じがある句ですね。 返信
俳句もやっぱりリアリティだと思う。 読んだときに、なんかハッとするようなリアリティが ある句がいいなぁと思う。 「こういうのを作ってやろう」と頭で考えてできた句はどうもなぁ。 野あざみの句がそう作ってある、とは言えないけど、 意図が見えるようで私はちょっと苦手。 傷口の句は、そのまんま受け取っていいのかな。 深読みすると、なんかちょっと教訓めいた意味を 拾ってしまったりして、そういうのもうっとうしくて苦手かも。 汗ぬぐいながら路を歩いてたら、ふと横の街路樹の幹に樹脂が流れ出ているのを見つけた。そんでもって ああ樹も暑いだろうなぁと勝手に思った、ぐらい単純なのがいいなぁ。 返信
今回は、終戦を意識された句ですね。
>野あざみの〜
アザミのトゲトゲは人への憤りからか?
いや、静かにそこに咲いているだけ。
腹の奥にどすんとくる感じがします。
>傷口に〜
樹木は人間の罪を記してそこに立っている。
傷を付けた人間がこの世を去ってもそこに木は居る。
ちょっと崇高な感じがある句ですね。
俳句もやっぱりリアリティだと思う。
読んだときに、なんかハッとするようなリアリティが
ある句がいいなぁと思う。
「こういうのを作ってやろう」と頭で考えてできた句はどうもなぁ。
野あざみの句がそう作ってある、とは言えないけど、
意図が見えるようで私はちょっと苦手。
傷口の句は、そのまんま受け取っていいのかな。
深読みすると、なんかちょっと教訓めいた意味を
拾ってしまったりして、そういうのもうっとうしくて苦手かも。
汗ぬぐいながら路を歩いてたら、ふと横の街路樹の幹に樹脂が流れ出ているのを見つけた。そんでもって
ああ樹も暑いだろうなぁと勝手に思った、ぐらい単純なのがいいなぁ。