ひねもす俳句:蛙もさわぐ春


サンシュユの花
山茱萸の花の星雲黄に烟る /勝美

晴天の木
彼岸会(ひがんえ)の風まだ硬き雑木山 /勝美

トノサマガエル
みづからの声に驚愕して蛙(かはづ)/勝美

2 thoughts on “ひねもす俳句:蛙もさわぐ春

  1. >山茱萸の〜
    青空に浮かぶ青雲ではなく、星雲なのがおしゃれな感じです。
    この季節、花咲く木立を遠目に観ると、本当にぼわ〜っとけむって見えます。
    >彼岸会の〜
    風が硬いという表し方にうなりました。うまい!
    >みづからの〜
    笑。写真のカエルも寝ぼけ眼に見えます。
    おもわずデカイあくびしてビックリしそうですねw

  2. サンシュユ。
    「花の星雲」…なるほど。
    遠くからだとサンシュユの木は、けっこう地味め。
    なんだか単純な黄色の花が咲いてるなぁという印象。
    だけど1つ1つの花は、花火というか星雲というか、
    小さいけれどよくできてます。
    彼岸会。
    春分の日(秋分の日)を中日として前後3日間の仏教行事だそうで。
    私、墓参りとかしないんですが…。(いいのか?)
    この頃、陽がのびたなぁと感じられてうれしい。
    カエル。
    写真の蛙、かわいい!赤塚植物園の蛙です。
    もういっぱい、うじゃうじゃ居ました。(わりとデカめなヤツ)
    カエルの種類はわかりませんが、ゲロゲロじゃなくて
    声もかわいくコロコロ鳴いてました。
    いつのまにか確実に春がきてたのを実感。

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