ひねもす俳句: 冬の午後 


別所沼の鳩
雪消えし地になすことのなき土鳩 /勝美

いい天気の午後でした
午後の日をかへすさざ波寒の入 /勝美

2 thoughts on “ひねもす俳句: 冬の午後 

  1. >〜土鳩
    生きる意味を考える動物は人間のみ。
    逆に言うと意味がなきゃ生きていけない
    悲しい動物なのかも知れませんね。
    この土鳩たちは、意味という概念を越えて
    あったかくて幸せなんだと思います。
    >午後の日をかへす
    風は寒くても、照り返しの中にほのかに春を
    感じる日なんだと伝わってきます。
    きっと木の芽も同じく感じているんでしょうね。

  2. ぷっくりした鳩が日向に集まってる様子は、
    ほのぼのしつつもちょっと面白い。
    東京都が鳩対策で公園でのエサやり自粛を決めたりして、
    鳩たちには過ごしにくい冬になるかも。
    すっきり晴れた冬の日は気持ちいい。
    あまりに寒いと外に出る気にすらならないけど、
    この日のようにちょっと寒さがやわらぐと、
    短い陽を惜しむべく散歩したくなります。

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