「ひねもす俳句:秋始め」への2件のフィードバック

  1. >鳥渡る〜
    鳥目線としても、電車の窓から鳥と風車を見ている人の
    目線としても感じられますね。何れにせよ、遠くにあるのが
    秋の空。
    >街の声〜
    台風が去って、スカっとした空を見上げる。
    そして、すぐ、通勤するため駅に向かう。
    でも、空が気持ちよかったのはウソじゃない。
    >売出しの〜
    売地にポツンと座る不動産屋。バックではチロチロと
    虫の声。更地が過ぎ去った夏のお祭り騒ぎのようで
    ちょっと切ない感じですね。

  2. 「鳥渡る」が秋の季語。
    風を切るツバサを持ってるところは、風車も鳥も同じ。
    鳥はずんずん空を渡っていけるけど、風車は同じところに留まったまま。
    な〜んか風車が鳥を羨ましがっているような、そんなふうにも感じます。
    あんまり不謹慎なことは言えないけど、台風の風の音はいいですよ。
    電線がひゅんひゅん鳴ったり、叩き付ける雨の音も。
    いいけど、聞き惚れるってわけじゃない。台風が過ぎたあと、
    街が日常の状態に戻っていく、ホッとするような音があってこそ、かな。
    土があるから虫もいられるわけだけど、この先建つ家が
    コンクリで固めた家じゃなければいいなと思う。
    ていうか、この写真とから「虫の声」がよく
    引っぱりだせたもんだな、と思います。

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