ひねもす俳句:自粛の日々 2020年5月24日2020年5月24日 pure2 ひねもす俳句 梅雨に入る工場操業自粛中 /勝美 夕焼けや狼煙の如き雲一つ /勝美 信仰の道はひとすぢ遍路道 /勝美 エッシャーの無限階段降りて梅雨 /勝美 青柿の墜ちて見紛ふラフレシア /勝美
コロナ感染防止のために日常が制約され、爆発したい思いに駆られます。自粛が解除されても第二波が恐ろしい。鬱な気持ちが晴れませんねえ。レトロな工場では何を製造しているのか昭和の名残のようです。夕焼け空に飛行機雲でしょうか救援を求める狼煙のようです。野中の一本道はなぜか懐かしい風景です。わんぱく坊主の格好の遊び場だったのですよねえ。スタンドバイミーの世界を彷彿です。急な階段は狭い土地を精一杯有効活用しているのでしょうか、無限階段を思いました。実らぬうちに落果した柿にラフレシアを思いました。こちらは悪臭を発することはありませんが。 感染しないように気をつけろと言われても戸惑ってしまう毎日です。 返信
>梅雨に入る工場操業自粛中 自粛が解除されても、梅雨で外出はお預けになりそうですね。 >夕焼けや狼煙の如き雲一つ 自然からのなんらかのメッセージなのかも知れませんね。 >信仰の道はひとすぢ遍路道 道のかくある姿だと思います。 >エッシャーの無限階段降りて梅雨 雨はどの辺から降ってるんだろう?って考えると、 自分いる地面がひどく下の方にあるように思えます。 >青柿の墜ちて見紛ふラフレシア このサイズのラフレシアがあると、観賞用に良い…いや、良くないですねw 返信
のうそうさん お久しぶりです。お元気ですか?外出自粛ということで電車に乗るのもためらいますねえ。感染はいろいろの人で込み合う車内が危なそうでねえ。コメントありがとうございます。いつも見た瞬間に写真の情景を俳句に組み込む作業の繰り返しです。写真と俳句の両方から今一度お楽しみください。 返信
梅雨に入る工場操業自粛中 /勝美 コロナ自粛で、春があったようななかったような。 行楽に出かけるということはできなかったけれど、 いつもより身近な自然に目を向けることができたような気がします。 写真の工場は生コン工場。遠目で見るとひっそりとして確かに自粛中のよう。 夕焼けや狼煙の如き雲一つ /勝美 まぁ見たまんまの句、と言えなくもないような。 その狼煙が救援を求めているように見るのは今ならでは、でしょうか。 信仰の道はひとすぢ遍路道 /勝美 ここは荒川の土手近くの緑地。 手を入れてこの状態にしているのか、わざと放ったらかしにしているのか は不明。ほどよい雑草の生え具合でした。 草むらからは、鳥とも虫とも(でもたぶん鳥)とも言えない鳴き声が あちこちからひっきりなしに聞こえていて、すごい存在感でした。 人間はマスクして静かに歩きましたが。 エッシャーの無限階段降りて梅雨 /勝美 エッシャーね。絵でみるならいいけど、無限階段は嫌だなぁ。 あ、無限階段を降りるって、イチ抜けた〜!の「降りる」かな? それならいいな。自由がいいです。 青柿の墜ちて見紛ふラフレシア /勝美 「青柿」は晩夏の季語ですね。ちょっと早い? そもそも、もう柿の実ができてることにちょっとビックリしたのだけど。 なんでラフレシア?形から? 柿はなんとなく侘び寂び的。ラフレシアは侘び寂びの対極にあるような。 返信
PURE2さん コメントありがと。思いつくままの句で精神構造の底の浅さを露呈した感ありです。生コンの工場はレトロですねえ。産業発展に尽くして果てなんとする昭和の生き残り的存在に思えます。夕焼けの句は見たまんまですが狼煙は天へ向けてのSOSの信号かもと、後付けですが。野原の一本道は NHKBS3の番組へ飛びました。道には歴史的哲学的な情報が隠れているように感じます。エッシャーにはこの階段はすぐ結びつきました。降りたら梅雨の世界です。ラフレシアは落ち柿の様子から自ずと出てきました。連想の幅が狭すぎますかねえ。 返信
コロナ感染防止のために日常が制約され、爆発したい思いに駆られます。自粛が解除されても第二波が恐ろしい。鬱な気持ちが晴れませんねえ。レトロな工場では何を製造しているのか昭和の名残のようです。夕焼け空に飛行機雲でしょうか救援を求める狼煙のようです。野中の一本道はなぜか懐かしい風景です。わんぱく坊主の格好の遊び場だったのですよねえ。スタンドバイミーの世界を彷彿です。急な階段は狭い土地を精一杯有効活用しているのでしょうか、無限階段を思いました。実らぬうちに落果した柿にラフレシアを思いました。こちらは悪臭を発することはありませんが。
感染しないように気をつけろと言われても戸惑ってしまう毎日です。
エッシャーの無限階段降りて梅雨
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錯覚であられているエッシャーの階段、言い得て妙。
階段を降りて行けばコロナウイルス菌の世界。
くわばらくわばら。
邦夫さん ありがとうございます。コロナ自粛も飽きがきました。発散したい気持ちでうずうず。階段は怪談に通ずるようで降りればコロナの世界が待っているようです。恐ろしや恐ろしや。
>梅雨に入る工場操業自粛中
自粛が解除されても、梅雨で外出はお預けになりそうですね。
>夕焼けや狼煙の如き雲一つ
自然からのなんらかのメッセージなのかも知れませんね。
>信仰の道はひとすぢ遍路道
道のかくある姿だと思います。
>エッシャーの無限階段降りて梅雨
雨はどの辺から降ってるんだろう?って考えると、
自分いる地面がひどく下の方にあるように思えます。
>青柿の墜ちて見紛ふラフレシア
このサイズのラフレシアがあると、観賞用に良い…いや、良くないですねw
のうそうさん お久しぶりです。お元気ですか?外出自粛ということで電車に乗るのもためらいますねえ。感染はいろいろの人で込み合う車内が危なそうでねえ。コメントありがとうございます。いつも見た瞬間に写真の情景を俳句に組み込む作業の繰り返しです。写真と俳句の両方から今一度お楽しみください。
梅雨に入る工場操業自粛中 /勝美
コロナ自粛で、春があったようななかったような。
行楽に出かけるということはできなかったけれど、
いつもより身近な自然に目を向けることができたような気がします。
写真の工場は生コン工場。遠目で見るとひっそりとして確かに自粛中のよう。
夕焼けや狼煙の如き雲一つ /勝美
まぁ見たまんまの句、と言えなくもないような。
その狼煙が救援を求めているように見るのは今ならでは、でしょうか。
信仰の道はひとすぢ遍路道 /勝美
ここは荒川の土手近くの緑地。
手を入れてこの状態にしているのか、わざと放ったらかしにしているのか
は不明。ほどよい雑草の生え具合でした。
草むらからは、鳥とも虫とも(でもたぶん鳥)とも言えない鳴き声が
あちこちからひっきりなしに聞こえていて、すごい存在感でした。
人間はマスクして静かに歩きましたが。
エッシャーの無限階段降りて梅雨 /勝美
エッシャーね。絵でみるならいいけど、無限階段は嫌だなぁ。
あ、無限階段を降りるって、イチ抜けた〜!の「降りる」かな?
それならいいな。自由がいいです。
青柿の墜ちて見紛ふラフレシア /勝美
「青柿」は晩夏の季語ですね。ちょっと早い?
そもそも、もう柿の実ができてることにちょっとビックリしたのだけど。
なんでラフレシア?形から?
柿はなんとなく侘び寂び的。ラフレシアは侘び寂びの対極にあるような。
PURE2さん コメントありがと。思いつくままの句で精神構造の底の浅さを露呈した感ありです。生コンの工場はレトロですねえ。産業発展に尽くして果てなんとする昭和の生き残り的存在に思えます。夕焼けの句は見たまんまですが狼煙は天へ向けてのSOSの信号かもと、後付けですが。野原の一本道は NHKBS3の番組へ飛びました。道には歴史的哲学的な情報が隠れているように感じます。エッシャーにはこの階段はすぐ結びつきました。降りたら梅雨の世界です。ラフレシアは落ち柿の様子から自ずと出てきました。連想の幅が狭すぎますかねえ。