ひねもす俳句:美はここに在り 2018年3月28日2018年4月9日 pure2 ひねもす俳句 酒酌むや自づから酔ふ花馬酔木 /勝美 二輪草自問自答のモノローグ /勝美 蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美 ブランドの制服纏ひ茎立てり /勝美 美しきものは地上に月おぼろ /勝美
>酒酌むや自づから酔ふ花馬酔木 本当に馬が酔っぱらうのでしょうか?猫ならみたことありますが、馬はどうなるんでしょうね。 >二輪草自問自答のモノローグ ふたついっぺんに咲くのではないことを知ってびっくりです。 >蛇穴を出でて鎌首もたげけり こどもの頃は、春先になると山に入って山菜を採ってまわったものです。 >ブランドの制服纏ひ茎立てり もうすぐ新学期ですが、例の銀座の小学校はどうなったんでしょうね。 もうどうでもよくなってしまった感じですね。 >美しきものは地上に月おぼろ 自分が日本人だなって思えるのが桜の季節ですね。 返信
のうそうさん おはようございます。コメントありがとうございます。猫はマタタビで朦朧とするようですが、馬が酔っ払うとじゃじゃ馬になるのかも。二輪草はまず一輪から咲くのですよねえ。何を自問自答するのでしょうかねえ。わらびかゼンマイか一本珍しいですねえ。鎌首をもたげるのはマムシ草などありますがね。ハボタンの色はアルマーニの色でしょうか。桜は武士道の昔から日本人の感性にかなう花なのでしょうか。 返信
こんにちは お忙しいらしく矢口句会でもお会いできませんでした。 よい句がたくさんありましたね。 ことしは早い桜でしたが、やはり日本には桜が似合います。 桜が咲いてすっかり気分のよい心地になりました。 どんどん面白い、楽しい俳句を作って下さい。 今月の二句です。 蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美 美しきものは地上に月おぼろ /勝美 返信
由人さん コメントありがとうございます。今日は発送の仕事で印刷所へ出かけました。矢口句会では勝美の句を3句も選んでくださって感謝です。矢口にはなかなか行けません。邦夫さんんはその後いかがなのですか。メールくださいな。明日は上野の桜。日曜日は横浜句会です。やれやれ。 返信
「美はここに在り」ご案内有り難うございます。 ★二輪草自問自答のモノローグ /勝美 目黒の自然教育園で沢山咲いていたのを思い出しました。 清楚でこの季節にぴったりです。 ★蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美 まるで蛇のよう、蛇になりたかったのでしょうか? ★美しきものは地上に月おぼろ /勝美 すてきな写真が撮れていますね、うっとりしてしまいます。 日本人で良かった、この美しさを好む民族で良かった。 やっとほっとする季節になりました。 色々お花が咲いて、町歩きも楽しくなりました。 明日は上野で吟行、とても楽しみです。 返信
酒酌むや自づから酔ふ花馬酔木 /勝美 写真は、見事な馬酔木の花盛りですね。 こんなに大きな花叢の中にいると、本当にこほ花に酔ってしまいそうですね。 でも、馬酔木の葉の煎汁は殺虫剤の原料にもなるそうで、牛馬が食うと、麻痺するともいわれてますが、この「酒に酔う」のと、馬酔木の「花に酔う」のとは、同じ「酔う」とは言っても、一寸「酔う」と云う意味が違う様な気がしますが・・・。 二輪草自問自答のモノローグ /勝美 二輪草と云うのは、私の季語集には載っていませんが、春の季語なんですかね? 「現代俳句データベース」の中にも見当たりませんでしたが・・・。 蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美 この写真の中の、蛇が鎌首を上げた様な植物は、確か?蕨ですね。 本当に蛇が鎌首を持ち上げた姿とそっくりですね。 この蕨の形から蛇を連想し、「鎌首もたげけり」なんて、ユーモアがあって良いですね。 「写真」と「写真から連想した素材」と「その組み合わせで出来た俳句」という、「写真俳句」の見本の様な楽しい、微笑ましい俳句に仕上がりましたね。 お見事でした。 ブランドの制服纏ひ茎立てり /勝美 このお花畑では、同じ種類の花が見事に一塊づつに纏められて、植えられていますね。 この同じ種類の、同じ色の植物の塊を「ブランドの制服纏ひ」と連想されましたが、 これは面白い捉え方ですね。 これを「茎立てり(くくたてり)」という春の季語で、見事に一句、仕上げましたね。 この句の成功は、同じ種類の植物群を「ブランドの制服」と連想した事でしょうね。 美しきものは地上に月おぼろ /勝美 写真の「夜桜」は見事な満開の桜ですね。その上空には、これも見事な朧月が「おぼろに」浮かんでいますね。 でも、このままでは季語が二つとなり「季重なり」となる処を、一つは「美しきもの」と上手に逃げて、「月おぼろ」を見事に際立たせましたね。 「季重なり」を避けながらも、写真を見れば、見事な夜桜が写っているので、「美しきもの」が何であるか?は一目瞭然で、これぞ!写真俳句の例句=サンプルになる、お見事な俳句ですね。 秀作です。 返信
喜信さん おはようございます。横浜句会ではお世話様でした。好成績でお見事でしたね。コメントありがとうございます。いつもながらに丁寧に読み込んでいただき感服です。二輪草も一輪草も春の植物の部に入っていますよ。(角川俳句大歳時記)一句目は「酒酌むや自づから酔ふ花/馬酔木」と切れを入れて詠むと解釈が少々変わりますかしら。いかが。 返信
勝美さん 二輪草の件ですが、私も同じ角川の歳時記(大歳時記ではありませんが・・・)を見ていますが、240ページに一輪草は載っています。 その中に『≪二輪草≫≪三輪草≫といって、白花を二輪または三輪つけたものは別種である』と書かれていますので、私は『別種なら、季語ではない』と解釈しましたが、この場合、別種でも季語になるのでしょうか? 私の解釈が、間違っていましたら、ごめんなさいネ。 尚、一句目の『酒酌むや』の件ですが、私は「酒の酔い」と「馬酔木の花の酔い」では、同じ「酔い」でも、「酔いの質」が違うので、「この場合は違和感がある」と思いまして、率直に申し上げた迄で、別に他意はありません。 悪しからず。 返信
喜信さん おはようございます。疑問にお答えします。角川俳句大歳時記春の部607ページに「二輪草」が季語として掲載されています。同じページに「一輪草」も掲載されています。ご覧ください。1句目は酌む酒の酔いのごとく馬酔木が自らの香りに酔っているかもとという詠みでしたが。 返信
勝美さん 二輪草の件。 インターネットで改めて調べてみましたら、春の植物・222番目に確かに載っていました。 私の角川の歳時記にも『≪二輪草≫≪三輪草≫といって、白花を二輪または三輪つけたものは別種である』とありましたので、私は『別種なら季語ではない』と早とちりして解釈しましたが、私の間違いでしたね。 ご免なさい。 お陰様で良い勉強をさせて頂きました。 有難うございました。 返信
勝美さん 「二輪草」の件。 どうも私の真意が勝美さんに伝わっていない様に思いますので、再度、私の意見を申し添えます。 私の角川の歳時記には、「二輪草」は季語として載って居らず、「一輪草」が季語として載って居りまして、その「一輪草」の説明の中に『≪二輪草≫≪三輪草≫と云って、白花を二輪または三輪つけたものは別種である』とありましたので、私は早とちりして『だったら、二輪草は季語ではない』と、決め付けてしまった事をお詫びしました。 そして、その上で、問題はここからです。 この論を進めていきますと、今後は、『私の角川発行の歳時記に載っていなくても、もしかしたら、他の歳時記に季語として載って居るかも知れない。その場合、どうする?』という不安が湧き上って来ました。 でも、そうは言っても、その都度、色々な他の歳時記を調べて確認する程の時間的余裕も精神的なゆとりも私にはありません。 そこで、私は、私の気持ちを次の様に整理をして行くことに決めました。 即ち、 ①私の持っている角川の歳時記に掲載されているものが私にとっての季語である。 ②他の歳時記に掲載されていても、私の角川の歳時記に載っていないものは、私にとっては 季語ではない。 ③私にとって、季語のない句は俳句ではない。 以上の三点であります。 そして、今後は、この様な観点で、勝美さんの写真俳句も熟読・玩味させて戴くことに致しましたので、宜しくお願い致します。 色々とお騒がせしました。 返信
酒酌むや自づから酔ふ花馬酔木 /勝美 馬酔木は地味目な花ですが、わりと好きです。 馬にとっては毒ですが。人間にとってのアルコールも毒ですけどね。 毒を好んで飲んでるわけで、ばかだなぁ人間は、と馬に思われてるにちがいない。 二輪草自問自答のモノローグ /勝美 二輪草は板橋区の花です。そんなわけでもあり、植物園には二輪草が繁茂してます。 そうそう、「いたばし二輪草」という純米酒もあり。 上の句と併せて、酒飲みの句にも見えてきます。 蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美 これはなんの芽かな? ワラビやゼンマイではなさそうだけど…。 ぐるぐるに丸まって種に格納されている仕組みが合理的でおもしろい。 ヘビの鎌首にみえるのは、サトイモ系の芽のほうがそうかな。 ブランドの制服纏ひ茎立てり /勝美 ブランドの制服の幼稚園にはビックリですね。バッカみたいと思いました。 保護者と教育者と意思の疎通がとれてない。 こどもは伸びますからねー。写真の赤紫は葉牡丹、伸びきってますね。 美しきものは地上に月おぼろ /勝美 私はいまひとつ夜桜の良さがわからない。 ぜったい昼間のほうが綺麗と思うけどなぁ。 でも、こんな風におぼろ月とセットになると神秘的ではありますね。 句はいいと思うよ。 返信
>酒酌むや自づから酔ふ花馬酔木
本当に馬が酔っぱらうのでしょうか?猫ならみたことありますが、馬はどうなるんでしょうね。
>二輪草自問自答のモノローグ
ふたついっぺんに咲くのではないことを知ってびっくりです。
>蛇穴を出でて鎌首もたげけり
こどもの頃は、春先になると山に入って山菜を採ってまわったものです。
>ブランドの制服纏ひ茎立てり
もうすぐ新学期ですが、例の銀座の小学校はどうなったんでしょうね。
もうどうでもよくなってしまった感じですね。
>美しきものは地上に月おぼろ
自分が日本人だなって思えるのが桜の季節ですね。
のうそうさん おはようございます。コメントありがとうございます。猫はマタタビで朦朧とするようですが、馬が酔っ払うとじゃじゃ馬になるのかも。二輪草はまず一輪から咲くのですよねえ。何を自問自答するのでしょうかねえ。わらびかゼンマイか一本珍しいですねえ。鎌首をもたげるのはマムシ草などありますがね。ハボタンの色はアルマーニの色でしょうか。桜は武士道の昔から日本人の感性にかなう花なのでしょうか。
こんにちは
お忙しいらしく矢口句会でもお会いできませんでした。
よい句がたくさんありましたね。
ことしは早い桜でしたが、やはり日本には桜が似合います。
桜が咲いてすっかり気分のよい心地になりました。
どんどん面白い、楽しい俳句を作って下さい。
今月の二句です。
蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美
美しきものは地上に月おぼろ /勝美
由人さん コメントありがとうございます。今日は発送の仕事で印刷所へ出かけました。矢口句会では勝美の句を3句も選んでくださって感謝です。矢口にはなかなか行けません。邦夫さんんはその後いかがなのですか。メールくださいな。明日は上野の桜。日曜日は横浜句会です。やれやれ。
「美はここに在り」ご案内有り難うございます。
★二輪草自問自答のモノローグ /勝美
目黒の自然教育園で沢山咲いていたのを思い出しました。
清楚でこの季節にぴったりです。
★蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美
まるで蛇のよう、蛇になりたかったのでしょうか?
★美しきものは地上に月おぼろ /勝美
すてきな写真が撮れていますね、うっとりしてしまいます。
日本人で良かった、この美しさを好む民族で良かった。
やっとほっとする季節になりました。
色々お花が咲いて、町歩きも楽しくなりました。
明日は上野で吟行、とても楽しみです。
みちこさん おはようございます。コメントありがとうございます。夜桜と朧月とはまさに日本人好みの美の極致かと思います。今日は上野の桜を満喫したいと思います。どうぞよしなに。
酒酌むや自づから酔ふ花馬酔木 /勝美
写真は、見事な馬酔木の花盛りですね。 こんなに大きな花叢の中にいると、本当にこほ花に酔ってしまいそうですね。 でも、馬酔木の葉の煎汁は殺虫剤の原料にもなるそうで、牛馬が食うと、麻痺するともいわれてますが、この「酒に酔う」のと、馬酔木の「花に酔う」のとは、同じ「酔う」とは言っても、一寸「酔う」と云う意味が違う様な気がしますが・・・。
二輪草自問自答のモノローグ /勝美
二輪草と云うのは、私の季語集には載っていませんが、春の季語なんですかね? 「現代俳句データベース」の中にも見当たりませんでしたが・・・。
蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美
この写真の中の、蛇が鎌首を上げた様な植物は、確か?蕨ですね。 本当に蛇が鎌首を持ち上げた姿とそっくりですね。 この蕨の形から蛇を連想し、「鎌首もたげけり」なんて、ユーモアがあって良いですね。 「写真」と「写真から連想した素材」と「その組み合わせで出来た俳句」という、「写真俳句」の見本の様な楽しい、微笑ましい俳句に仕上がりましたね。 お見事でした。
ブランドの制服纏ひ茎立てり /勝美
このお花畑では、同じ種類の花が見事に一塊づつに纏められて、植えられていますね。 この同じ種類の、同じ色の植物の塊を「ブランドの制服纏ひ」と連想されましたが、 これは面白い捉え方ですね。 これを「茎立てり(くくたてり)」という春の季語で、見事に一句、仕上げましたね。 この句の成功は、同じ種類の植物群を「ブランドの制服」と連想した事でしょうね。
美しきものは地上に月おぼろ /勝美
写真の「夜桜」は見事な満開の桜ですね。その上空には、これも見事な朧月が「おぼろに」浮かんでいますね。 でも、このままでは季語が二つとなり「季重なり」となる処を、一つは「美しきもの」と上手に逃げて、「月おぼろ」を見事に際立たせましたね。 「季重なり」を避けながらも、写真を見れば、見事な夜桜が写っているので、「美しきもの」が何であるか?は一目瞭然で、これぞ!写真俳句の例句=サンプルになる、お見事な俳句ですね。 秀作です。
喜信さん おはようございます。横浜句会ではお世話様でした。好成績でお見事でしたね。コメントありがとうございます。いつもながらに丁寧に読み込んでいただき感服です。二輪草も一輪草も春の植物の部に入っていますよ。(角川俳句大歳時記)一句目は「酒酌むや自づから酔ふ花/馬酔木」と切れを入れて詠むと解釈が少々変わりますかしら。いかが。
勝美さん
二輪草の件ですが、私も同じ角川の歳時記(大歳時記ではありませんが・・・)を見ていますが、240ページに一輪草は載っています。 その中に『≪二輪草≫≪三輪草≫といって、白花を二輪または三輪つけたものは別種である』と書かれていますので、私は『別種なら、季語ではない』と解釈しましたが、この場合、別種でも季語になるのでしょうか? 私の解釈が、間違っていましたら、ごめんなさいネ。
尚、一句目の『酒酌むや』の件ですが、私は「酒の酔い」と「馬酔木の花の酔い」では、同じ「酔い」でも、「酔いの質」が違うので、「この場合は違和感がある」と思いまして、率直に申し上げた迄で、別に他意はありません。 悪しからず。
喜信さん おはようございます。疑問にお答えします。角川俳句大歳時記春の部607ページに「二輪草」が季語として掲載されています。同じページに「一輪草」も掲載されています。ご覧ください。1句目は酌む酒の酔いのごとく馬酔木が自らの香りに酔っているかもとという詠みでしたが。
勝美さん
二輪草の件。 インターネットで改めて調べてみましたら、春の植物・222番目に確かに載っていました。 私の角川の歳時記にも『≪二輪草≫≪三輪草≫といって、白花を二輪または三輪つけたものは別種である』とありましたので、私は『別種なら季語ではない』と早とちりして解釈しましたが、私の間違いでしたね。 ご免なさい。 お陰様で良い勉強をさせて頂きました。 有難うございました。
喜信さん こんにちは。いろいろ調べてそれなりの結論が得られたようで何よりです。ご一緒にお勉強しましょう。
勝美さん
「二輪草」の件。 どうも私の真意が勝美さんに伝わっていない様に思いますので、再度、私の意見を申し添えます。
私の角川の歳時記には、「二輪草」は季語として載って居らず、「一輪草」が季語として載って居りまして、その「一輪草」の説明の中に『≪二輪草≫≪三輪草≫と云って、白花を二輪または三輪つけたものは別種である』とありましたので、私は早とちりして『だったら、二輪草は季語ではない』と、決め付けてしまった事をお詫びしました。
そして、その上で、問題はここからです。 この論を進めていきますと、今後は、『私の角川発行の歳時記に載っていなくても、もしかしたら、他の歳時記に季語として載って居るかも知れない。その場合、どうする?』という不安が湧き上って来ました。 でも、そうは言っても、その都度、色々な他の歳時記を調べて確認する程の時間的余裕も精神的なゆとりも私にはありません。
そこで、私は、私の気持ちを次の様に整理をして行くことに決めました。 即ち、
①私の持っている角川の歳時記に掲載されているものが私にとっての季語である。
②他の歳時記に掲載されていても、私の角川の歳時記に載っていないものは、私にとっては 季語ではない。
③私にとって、季語のない句は俳句ではない。
以上の三点であります。 そして、今後は、この様な観点で、勝美さんの写真俳句も熟読・玩味させて戴くことに致しましたので、宜しくお願い致します。 色々とお騒がせしました。
喜信さんへ お考えの②は真意がつかめません。私にとっては季語ではない→だからどうだというのでしょうか?拘泥がすぎるように感じるのですけれど。素直に読んでいただければそれでいいのでは、と思います。
酒酌むや自づから酔ふ花馬酔木 /勝美
馬酔木は地味目な花ですが、わりと好きです。
馬にとっては毒ですが。人間にとってのアルコールも毒ですけどね。
毒を好んで飲んでるわけで、ばかだなぁ人間は、と馬に思われてるにちがいない。
二輪草自問自答のモノローグ /勝美
二輪草は板橋区の花です。そんなわけでもあり、植物園には二輪草が繁茂してます。
そうそう、「いたばし二輪草」という純米酒もあり。
上の句と併せて、酒飲みの句にも見えてきます。
蛇穴を出でて鎌首もたげけり /勝美
これはなんの芽かな? ワラビやゼンマイではなさそうだけど…。
ぐるぐるに丸まって種に格納されている仕組みが合理的でおもしろい。
ヘビの鎌首にみえるのは、サトイモ系の芽のほうがそうかな。
ブランドの制服纏ひ茎立てり /勝美
ブランドの制服の幼稚園にはビックリですね。バッカみたいと思いました。
保護者と教育者と意思の疎通がとれてない。
こどもは伸びますからねー。写真の赤紫は葉牡丹、伸びきってますね。
美しきものは地上に月おぼろ /勝美
私はいまひとつ夜桜の良さがわからない。
ぜったい昼間のほうが綺麗と思うけどなぁ。
でも、こんな風におぼろ月とセットになると神秘的ではありますね。
句はいいと思うよ。
まちがい!ヘびの鎌首は、サトイモ系の芽じゃなくて花かな。山野草でぎょっとする色・形のがあったと思うけど、名前なんだったかな…。ああ、まむし草か!そのまんまですな。
やっとコメントありがとう。二輪草はいっぺんに二輪が咲かないのは自然の計らいですかねえ。
葉牡丹は薹が立つと別物みたいです。銀座あたりの学校で話題を作りましたねえ。