ひねもす俳句:年暮るる 2013年12月9日2013年12月9日 pure2 ひねもす俳句 心ある言葉少なし冬いちご /勝美 池涸れて林中静寂残りけり /勝美 ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美 寒の雲幾重にも山幾重にも /勝美 十二月八日デジャビュの道辿る /勝美
勝美さん 12月8日は恒例の餅つきでした。毎年川崎市主催の第九と重なるのですが今回はこちらに参加しました。甘酒や焼き芋が振舞われちょっとしたジャズ談義などもして楽しみました。 ブリューゲルの森で自由に遊ぶ子供達に猟銃音とは、狩猟解禁なのでしょうか。薬喰の季語もありますが、自由が損なわれない事を祈ります。 そして二句目は、特定秘密保護法案成立、よりによって開戦日でしたね。デジャブが不気味です。 ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美 十二月八日デジャビュの道辿る /勝美 あつこ 返信
>心ある言葉少なし冬いちご 心ある、言葉少なし だと冬いちごはいいやつですが、 心ある言葉少なし だと嫌なやつですねw >池涸れて林中静寂残りけり 自然の中の命は、冬になるとひっそり息を潜めている感じがします。 その分、春を迎える喜びは大きいのだろうと思います。 >ブリューゲルの森に谺の猟銃音 人物が生きているようなブリューゲルの絵。 なんと実際に動かして映画になっているようです。 「ブリューゲルの動く絵」で検索してみてください。 監督も、猟銃の音が聞こえたのかも知れませんね。 >寒の雲幾重にも山幾重にも 雲の形で季節を感じられるのは、日本人のラッキーなところかも知れませんね。 >十二月八日デジャビュの道辿る ジョンレノン?真珠湾? いずれにしても平和を望みたいものです。 返信
心ある言葉少なし冬いちご /勝美 上面だけの言葉は嫌ですね。薄ら寒くなります。 この日、冬イチゴがあちこち生っていて、摘みながらの山歩きは 小さな醍醐味でしたよ。 池涸れて林中静寂残りけり /勝美 多峯主山の、どんな日照りでも枯れないはずの「雨乞の池」が 枯れちゃったら大変! 木々に囲まれポツンとあるこの池、雰囲気あります。 すぐ近くに黒田直邦の墓もあって、いろいろ云われがありそうです。 ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美 身近な山にもブリューゲルの絵を彷彿とさせるような森がありました。 山や森は時間を超えちゃいますね。雪景色の森も見てみたくなります。 寒の雲幾重にも山幾重にも /勝美 濃淡になった山並みがとても綺麗でした。 デザインを学ぶなら、自然からだなぁと思いました。 十二月八日デジャビュの道辿る /勝美 どこかで見たことある道、ですよね。 ひねもすにも以前登場してますね。 夢の中でも「あ、またこの道だ」とお馴染みの道に迷い込むことが ありますが、あれは何なんでしょうね。 夢の中だけに登場する道。 返信
うらわの俳人さん >秘密保護法も成立して… なるほど、そちらだったんですね。 こんな流れに不安を感じている人もいるそうです。 1923年 関東大震災 1925年 治安維持法 1940年東京オリンピック(開催返上) 1941年太平洋戦争 2011年 東日本大震災 2013年 秘密保護法 2020年 東京オリンピック(予定) … 返信
こんにちは 今年も残り少なくなりました。 時間が過ぎるのは早すぎます。 日に照らされた樫の葉が障子に揺れています。 天気がよいので散歩にでも出かけてきます。 今月のお気に入りの二句です。 ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美 池涸れて林中静寂残りけり /勝美 返信
awaさん おはようさんどす。写真は自分で撮ったのでは俳句になりませんが、今回のは面白く詠めました。ブリューゲルの森なら迷いこみたくなりますね。 十二月八日は考えてしまいます。アリスをも想起しました。 またいい写真を提供して下さい。 返信
こんにちは いよいよ今年も押し詰まって参りました。当方は相変わらず 俳句のスケジュールに追われておりますが、今月は何とか稲毛にも顔を出そうと頑張っております。 「年暮るる」のご紹介有難うございます。例により遅れ馳せながら、思うが侭に。 ●心ある言葉少なし冬いちご /勝美 食べたことはありませんが、この写真の冬いちごは美味しそうですね。でもこの句の取合せはちょっと難しかったです。 ●池涸れて林中静寂残りけり /勝美 写真が無くても冬の木立の静けさが出て良い句ですね。色々な景色が想像されます。 ●ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美 ブリューゲルの絵の実物は見た記憶がありませんが、ゴルゴダの丘へのヴィアドロローサは14ステーションを歩いたので親近感が持てました。写真の森は確かに彼の鳥瞰図を彷彿とさせますね。 ●寒の雲幾重にも山幾重にも /勝美 絵のような写真、その通りの句ですが、「幾重にも」のリフレインが効いています。 ●十二月八日デジャビュの道辿る /勝美 此の道の先には何が待っているのでしょう。軍靴の音でしょうか。十二月八日が不気味ですね。 返信
勝美さん
12月8日は恒例の餅つきでした。毎年川崎市主催の第九と重なるのですが今回はこちらに参加しました。甘酒や焼き芋が振舞われちょっとしたジャズ談義などもして楽しみました。
ブリューゲルの森で自由に遊ぶ子供達に猟銃音とは、狩猟解禁なのでしょうか。薬喰の季語もありますが、自由が損なわれない事を祈ります。
そして二句目は、特定秘密保護法案成立、よりによって開戦日でしたね。デジャブが不気味です。
ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美
十二月八日デジャビュの道辿る /勝美
あつこ
あつこさん おはようございます。結社の主宰はカタカナ語が好みではないようなのですが私は意に介しません。
十二月八日はいつか来た道へ踏み込まんとしている感ありです。
また吟行にご参加下さいね。
>心ある言葉少なし冬いちご
心ある、言葉少なし だと冬いちごはいいやつですが、
心ある言葉少なし だと嫌なやつですねw
>池涸れて林中静寂残りけり
自然の中の命は、冬になるとひっそり息を潜めている感じがします。
その分、春を迎える喜びは大きいのだろうと思います。
>ブリューゲルの森に谺の猟銃音
人物が生きているようなブリューゲルの絵。
なんと実際に動かして映画になっているようです。
「ブリューゲルの動く絵」で検索してみてください。
監督も、猟銃の音が聞こえたのかも知れませんね。
>寒の雲幾重にも山幾重にも
雲の形で季節を感じられるのは、日本人のラッキーなところかも知れませんね。
>十二月八日デジャビュの道辿る
ジョンレノン?真珠湾? いずれにしても平和を望みたいものです。
のうそうさん おはようございます。詩的なコメントありがとうございます。秘密保護法も成立してなんだか来た道をまた辿るような感。
十二月八日に物思うことしきり。来年もよろしくおつきあい下さい。
心ある言葉少なし冬いちご /勝美
上面だけの言葉は嫌ですね。薄ら寒くなります。
この日、冬イチゴがあちこち生っていて、摘みながらの山歩きは
小さな醍醐味でしたよ。
池涸れて林中静寂残りけり /勝美
多峯主山の、どんな日照りでも枯れないはずの「雨乞の池」が
枯れちゃったら大変!
木々に囲まれポツンとあるこの池、雰囲気あります。
すぐ近くに黒田直邦の墓もあって、いろいろ云われがありそうです。
ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美
身近な山にもブリューゲルの絵を彷彿とさせるような森がありました。
山や森は時間を超えちゃいますね。雪景色の森も見てみたくなります。
寒の雲幾重にも山幾重にも /勝美
濃淡になった山並みがとても綺麗でした。
デザインを学ぶなら、自然からだなぁと思いました。
十二月八日デジャビュの道辿る /勝美
どこかで見たことある道、ですよね。
ひねもすにも以前登場してますね。
夢の中でも「あ、またこの道だ」とお馴染みの道に迷い込むことが
ありますが、あれは何なんでしょうね。
夢の中だけに登場する道。
うらわの俳人さん
>秘密保護法も成立して…
なるほど、そちらだったんですね。
こんな流れに不安を感じている人もいるそうです。
1923年 関東大震災
1925年 治安維持法
1940年東京オリンピック(開催返上)
1941年太平洋戦争
2011年 東日本大震災
2013年 秘密保護法
2020年 東京オリンピック(予定)
…
こんにちは
今年も残り少なくなりました。
時間が過ぎるのは早すぎます。
日に照らされた樫の葉が障子に揺れています。
天気がよいので散歩にでも出かけてきます。
今月のお気に入りの二句です。
ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美
池涸れて林中静寂残りけり /勝美
awaさん おはようさんどす。写真は自分で撮ったのでは俳句になりませんが、今回のは面白く詠めました。ブリューゲルの森なら迷いこみたくなりますね。
十二月八日は考えてしまいます。アリスをも想起しました。
またいい写真を提供して下さい。
のうそうさん おはようさんです。十二月八日は戦前戦中戦後の生きて来た時代時代の体験がすべてデジャビュのように夢幻にあります。
暮らしにくくなってきた庶民を虐げるような政治はまっぴらです。
由人さん こんにちは。いつも吟行ではお世話さまです。来年もよしなにおつきあい下さい。
池涸れて林中静寂残りけり は獺祭調でしょう?
自分でもお気に入りです。
こんにちは。
今年もわずかとなりました。
早いですね。いつもお世話になっております。
本日は今年の漢字発表ですね。
毎年楽しみでもあります。
ブリューゲル~頂きます。
ひつじさん 1月の吟行は句会とかちあってざんねんです。またの機会にね。ブリューゲルの森へ吟行しましょうかねえ。
こんにちは
いよいよ今年も押し詰まって参りました。当方は相変わらず
俳句のスケジュールに追われておりますが、今月は何とか稲毛にも顔を出そうと頑張っております。
「年暮るる」のご紹介有難うございます。例により遅れ馳せながら、思うが侭に。
●心ある言葉少なし冬いちご /勝美
食べたことはありませんが、この写真の冬いちごは美味しそうですね。でもこの句の取合せはちょっと難しかったです。
●池涸れて林中静寂残りけり /勝美
写真が無くても冬の木立の静けさが出て良い句ですね。色々な景色が想像されます。
●ブリューゲルの森に谺の猟銃音 /勝美
ブリューゲルの絵の実物は見た記憶がありませんが、ゴルゴダの丘へのヴィアドロローサは14ステーションを歩いたので親近感が持てました。写真の森は確かに彼の鳥瞰図を彷彿とさせますね。
●寒の雲幾重にも山幾重にも /勝美
絵のような写真、その通りの句ですが、「幾重にも」のリフレインが効いています。
●十二月八日デジャビュの道辿る /勝美
此の道の先には何が待っているのでしょう。軍靴の音でしょうか。十二月八日が不気味ですね。
要介さん こんにちは。お久しぶりです。今月は稲毛句会へご出席とのこと、期待しています。今回のひねもす俳句でお目に留まった句があるとすれば幸いです。今後ともよしなに。