ひねもす俳句:夏へ 2007年7月5日2007年7月5日 pure2 ひねもす俳句 幼な手の汚れな染めそ原爆忌 /勝美 次の鉾待つ間も濡れて佇める /勝美 プラム盛る器の白し巴里祭 /勝美 青梅雨の街角愉し花溢れ /勝美 向日葵の後ろめたさのなき自信 /勝美
>幼な手の汚れな染めそ原爆忌 自分の娘を見ていて思うのは、 「こんな小さい子がいて、周りが戦場だったらどうなってしまうのだろうか?」 ということです。 戦争を始めるのは、前線に立たない人達。 でも、その立たない人を選んだのは、戦火にさらされる自分です。 >次の鉾待つ間も濡れて佇める 鉾は祇園祭の山車のことなんでしょうか? いや、それを知らなかったので何のことやら?という感じでした。 しかも、鉾を鉢と読み間違えていて、 植木鉢を濡れながら待つ人ってどんなだ?と 悩んでおりました。この場合は、待つでなくて松でしょうか?w >プラム盛る器の白し巴里祭 子供の頃、遠足の日の朝ご飯は、なぜか輪郭が ハッキリクッキリしているように見えていました。 お祭りの朝のパリっ子たちも、うきうきして、 器に盛ったプラムが、いつもと違って見えているかも知れませんね。 >青梅雨の街角愉し花溢れ とでも、思っていないとやれないのが梅雨ですね。 そこそこ明るくて雨が絶えないこの季節、花たちにとっては 愉快な季節なのでしょうね。 >向日葵の後ろめたさのなき自信 確かにヒマワリはポジティブ!な感じしますよね。 花が枯れて垂れて来ても「まだまだ〜」って 言っているように思えます。 それもこれも、一夏、正しく生きたという自信からくるのでしょう。 返信
「原爆忌」が季語。 ひねもすでは珍しく厳粛な句。 幼い命も大勢犠牲になったことを思えば、 原爆投下がしょうがなかったなどと、決して口に出したくないですね。 季語は「祇園祭」でいいのかな。 祇園祭って私は実際見たことない(と思う)ので、 白塗りのお稚児さんが山車に乗るお祭り、くらいの 印象しかないのですが、 7月いっぱい色々な出し物があるんですね。 http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gion/gion.html 鉾を曳くところも、見てみたいです。 雨の波紋の写真から、祇園祭の句になるとは意外でした。 「巴里祭」もまた夏の季語。 7月14日、フランス革命の日のことですね。 写真の器は、以前なぜだか欲しくてしかたなかった白いカフェオレボール。 いまはカフェオレ用として使うより、小どんぶりとして 使っちゃっていますが。 さわやかで気持ちがピンとするような句ですね。 「青梅雨(あおつゆ)」が季語。 梅雨に青がつく青梅雨とは、新緑に降り注ぐ雨のことらしい。 今年の梅雨の始めは、紫陽花も枯れかけるくらい、 なかなか雨にならなくて。 やっぱり梅雨はちゃんと雨降ってくれないと! 植物がいきいきして見える、雨の街角も楽しいですよ。ホントに。 ヒマワリは時にぎょっとするくらい堂々と咲いてますよね。 力強い花です。 丈のみじかい、茎の細めなちょっと繊細なヒマワリも ありますが、ぐいぐいと茎の太いバカでかいヒマワリが やっぱりヒマワリらしくていいです。 なんかもう、力のかぎり育つ感じが「後ろめたさのなき」 なんでしょうね。 返信
>幼な手の汚れな染めそ原爆忌
自分の娘を見ていて思うのは、
「こんな小さい子がいて、周りが戦場だったらどうなってしまうのだろうか?」
ということです。
戦争を始めるのは、前線に立たない人達。
でも、その立たない人を選んだのは、戦火にさらされる自分です。
>次の鉾待つ間も濡れて佇める
鉾は祇園祭の山車のことなんでしょうか?
いや、それを知らなかったので何のことやら?という感じでした。
しかも、鉾を鉢と読み間違えていて、
植木鉢を濡れながら待つ人ってどんなだ?と
悩んでおりました。この場合は、待つでなくて松でしょうか?w
>プラム盛る器の白し巴里祭
子供の頃、遠足の日の朝ご飯は、なぜか輪郭が
ハッキリクッキリしているように見えていました。
お祭りの朝のパリっ子たちも、うきうきして、
器に盛ったプラムが、いつもと違って見えているかも知れませんね。
>青梅雨の街角愉し花溢れ
とでも、思っていないとやれないのが梅雨ですね。
そこそこ明るくて雨が絶えないこの季節、花たちにとっては
愉快な季節なのでしょうね。
>向日葵の後ろめたさのなき自信
確かにヒマワリはポジティブ!な感じしますよね。
花が枯れて垂れて来ても「まだまだ〜」って
言っているように思えます。
それもこれも、一夏、正しく生きたという自信からくるのでしょう。
「原爆忌」が季語。
ひねもすでは珍しく厳粛な句。
幼い命も大勢犠牲になったことを思えば、
原爆投下がしょうがなかったなどと、決して口に出したくないですね。
季語は「祇園祭」でいいのかな。
祇園祭って私は実際見たことない(と思う)ので、
白塗りのお稚児さんが山車に乗るお祭り、くらいの
印象しかないのですが、
7月いっぱい色々な出し物があるんですね。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gion/gion.html
鉾を曳くところも、見てみたいです。
雨の波紋の写真から、祇園祭の句になるとは意外でした。
「巴里祭」もまた夏の季語。
7月14日、フランス革命の日のことですね。
写真の器は、以前なぜだか欲しくてしかたなかった白いカフェオレボール。
いまはカフェオレ用として使うより、小どんぶりとして
使っちゃっていますが。
さわやかで気持ちがピンとするような句ですね。
「青梅雨(あおつゆ)」が季語。
梅雨に青がつく青梅雨とは、新緑に降り注ぐ雨のことらしい。
今年の梅雨の始めは、紫陽花も枯れかけるくらい、
なかなか雨にならなくて。
やっぱり梅雨はちゃんと雨降ってくれないと!
植物がいきいきして見える、雨の街角も楽しいですよ。ホントに。
ヒマワリは時にぎょっとするくらい堂々と咲いてますよね。
力強い花です。
丈のみじかい、茎の細めなちょっと繊細なヒマワリも
ありますが、ぐいぐいと茎の太いバカでかいヒマワリが
やっぱりヒマワリらしくていいです。
なんかもう、力のかぎり育つ感じが「後ろめたさのなき」
なんでしょうね。
おひさしぶりです。
向日葵は私の中では どうも あの映画が強くイコールになってしまいます。こんなコメントは破門かしら(笑)
いえいえ、私めもひまわりといえばあの映画とあのメロデイ。
自信もなく蠢いていた青春時代。後ろめたさだけが苦い想い出。
これからも、コメントよろしゅう。