ひねもす俳句:梅満開 2007年3月5日2007年3月5日 pure2 ひねもす俳句 見もされぬことにも馴れて花ミモザ /勝美 浮き浮きか将(はた)憂き憂きか蛙出づ /勝美 梅凛々幼き武者の勢揃ひ /勝美 挨拶はものの順序よ恋の猫 /勝美
受賞後初の句としては駄洒落っぽくて、すみません。 ミモザに『見もさ』れぬとか、浮き浮きに『憂き憂き』とか。 梅凛々は梅祭でもいいかなとは思いましたが、凛々の方が武者に響くかなと思ったりもして。以上作者の弁。 返信
>見もされぬ〜 春が近づくと、赤塚植物園にもたくさんのカメラマンがやってきます。 植物たちも、ファッションモデルになった気分かも。 でも、植物にとって花は体のたった一部。全身キメたのに、指先ばかり撮られて不本意なのかも知れません。 >浮き浮きか〜 この日は、かなり温かだったので、カエルもきっと ウキウキなんだと思います。しかし、すぐ子孫残し競争が 始まるのでうかうかしてられないですね。 >梅凛々〜 紛争地域の少年兵の姿は、心に痛いですが、 梅祭りの若武者たちは、同じニュース映像でも 心がゆるみます。 >挨拶は〜 春の猫は、正に恋のバトルです。その雄叫びと共に草木も芽吹き始めるのでしょう。 コミカルタッチな句は春の陽気や空気にピッタリきますね。 返信
ミモザ。ダジャレで「見もされぬ」なんて作者は 言うけど、春先の快晴の空にこの花の黄色はすごく冴えて 目を奪われます。 ロウバイから始まり、マンサク、ミモザ、レンギョウと 春は黄色の花がつづきますね。 卵を産みにきたこの蛙は、いったいどっちでしょうね。 顔は浮き浮きしてるようには見えないけれど、 やっぱり春を喜んでるんじゃないでしょうかね。 それとも役目をはたす義務感でいっぱいの憂鬱な春なんですかね。 写真は地元赤塚の梅祭りにて。 隣接する郷土資料館の展示と関連して、火縄銃の打ち方なんぞも やってたみたいです。 「梅凛々」がさわやか。まだ少し肌寒さの残る空気と梅の香にも ぴったりですね。 今回はいつにも増して軽めな句が揃ってますね。 中でもこの句は、なんともユーモラスであたたかくて 猫っぽくて、いいですね。 猫にもいろいろあって、挨拶を重視する猫、います。 挨拶っちゅーかマナーを。 連れてきたともだち(猫)が家に上がるとき体を嘗めないのを ウチの猫がたしなめる現場を目撃したことがあります。 返信
受賞後初の句としては駄洒落っぽくて、すみません。
ミモザに『見もさ』れぬとか、浮き浮きに『憂き憂き』とか。
梅凛々は梅祭でもいいかなとは思いましたが、凛々の方が武者に響くかなと思ったりもして。以上作者の弁。
>見もされぬ〜
春が近づくと、赤塚植物園にもたくさんのカメラマンがやってきます。
植物たちも、ファッションモデルになった気分かも。
でも、植物にとって花は体のたった一部。全身キメたのに、指先ばかり撮られて不本意なのかも知れません。
>浮き浮きか〜
この日は、かなり温かだったので、カエルもきっと
ウキウキなんだと思います。しかし、すぐ子孫残し競争が
始まるのでうかうかしてられないですね。
>梅凛々〜
紛争地域の少年兵の姿は、心に痛いですが、
梅祭りの若武者たちは、同じニュース映像でも
心がゆるみます。
>挨拶は〜
春の猫は、正に恋のバトルです。その雄叫びと共に草木も芽吹き始めるのでしょう。
コミカルタッチな句は春の陽気や空気にピッタリきますね。
ミモザ。ダジャレで「見もされぬ」なんて作者は
言うけど、春先の快晴の空にこの花の黄色はすごく冴えて
目を奪われます。
ロウバイから始まり、マンサク、ミモザ、レンギョウと
春は黄色の花がつづきますね。
卵を産みにきたこの蛙は、いったいどっちでしょうね。
顔は浮き浮きしてるようには見えないけれど、
やっぱり春を喜んでるんじゃないでしょうかね。
それとも役目をはたす義務感でいっぱいの憂鬱な春なんですかね。
写真は地元赤塚の梅祭りにて。
隣接する郷土資料館の展示と関連して、火縄銃の打ち方なんぞも
やってたみたいです。
「梅凛々」がさわやか。まだ少し肌寒さの残る空気と梅の香にも
ぴったりですね。
今回はいつにも増して軽めな句が揃ってますね。
中でもこの句は、なんともユーモラスであたたかくて
猫っぽくて、いいですね。
猫にもいろいろあって、挨拶を重視する猫、います。
挨拶っちゅーかマナーを。
連れてきたともだち(猫)が家に上がるとき体を嘗めないのを
ウチの猫がたしなめる現場を目撃したことがあります。