ひねもす俳句:逞しき生きざま

日盛りに並ぶ食欲満たすため
日盛りに並ぶ食欲満たすため /勝美
梅雨明けて歓び弾けゐる如し /勝美
梅雨明けて歓び弾けゐる如し
テーブルに視線集まり夏座敷
テーブルに視線集まり夏座敷 /勝美
きちかうの群れて雨待つひと日かな /勝美
きちかうの群れて雨待つひと日かな
熱風に赤銅色の漁師たち
熱風に赤銅色の漁師たち /勝美

「ひねもす俳句:逞しき生きざま」への6件のフィードバック

  1.  そろそろ梅雨明けらしいが急な雷雨には用心用心。集中豪雨や土砂崩れが頻発、まさに自然の脅威。逞しく生きるほかない。今回の1句目は箒草。時が進めば赤く染まって綺麗だが今は青々している。腹を空かせて食べ物屋に行列しているような風情。2句目は白花百日紅。パッと小花を咲かせている様は梅雨明けを喜んで弾けているよう。夏を謳歌しているかの如し。3句目はくさぎの花。歳時記には秋の季語に分類されている。とても座敷の座卓に飾るような花ではなさそうだが写真から夏座敷を連想したので誤魔化しての1句。次は桔梗。これも歳時記では秋の植物に分類。秋の山野でお目にかかる。秋の七草のひとつ。桔梗と雨の取り合わせの句が散見される。最後はサルビア。緋衣草。秋の季語。鮮紅色が花壇で目をひく。鮮やかな赤が赤銅色につながり月並みで陳腐だが海の漁師の肌と繋がった。

  2. おはようございます。朝から暑い日差し。クサギはどこに生えているのかお目にかかったことはなさそう。ましてクサギの名に関わらずいい匂いの花とは!植物園にはあるのかな。いつか赤塚植物園に行ってみよう。

    1. 昨夕に香りを確かめに行ったのですが、すでに花はほぼ枯れて(連日の暑さのせいか)、少し残るのみ。
      ですが、やはり良い香りでしたよ。

  3. クサギの花は葉っぱのせいで迷惑だねえ。臭木というのは誰が名づけたのだろうか。

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