ひねもす俳句:年の瀬近し

枯葉蛾へ擬態完了枯れ落葉
枯葉蛾へ擬態完了枯れ落葉 /勝美
口開くや虫歯に滲むる空つ風 /勝美
口開くや虫歯に滲むる空つ風
巣篭もりのやうやヒュッテの冬支度
巣篭もりのやうやヒュッテの冬支度 /勝美
水澄みて街水中に在る如し /勝美
水澄みて街水中に在る如し
新調や親子狐の冬衣裳
新調や親子狐の冬衣裳 /勝美

2 thoughts on “ひねもす俳句:年の瀬近し

  1. 今回は先に写真についてコメント!
    一句目のは枯れ葉に擬態しているカレハガなのですが、擬態が見事すぎて、もはや枯れ葉にしか見えません。
    句は胡蝶の夢パターンですかね?枯れ葉がカレハガに擬態している。

    二句目は近所の家のアケビ。花が咲いているは確認していたけど、いつのまにやらこんなにムチムチした実が生っていたとは。色は紫色がもう抜けていました。

    三句目は山小屋式喫茶店「ヒュッテ」。ツタのからまる外観がレトロ。

    四句目の皇居のお濠は、野鳥の会のお試し探鳥会で廻ったときのもの。
    カワウやゴイサギ、キンクロハジロなどを見ました。

    五句目の狐は浅草、浅草寺の奥にある被官稲荷神社の狛狐。
    子狐がこぎつねらしくてかわいい。

  2. 令和五年もあと1ヶ月で新しい年を迎える時期となった。さて今回の一句目は枯葉蛾。カモフラージュが見事すぎる。この種の生存の始まりの頃は樹木繁茂の時代であったのかも。枯葉はどう転んでも蛾に変身することはない。二句目はアケビ。唇さむし秋の風と詠んだ句があるが唇開ければ歯も寒い。まして虫歯なら我慢出來ないだろう。三句目は珈琲ショップヒュッテの佇まい。鳥の巣は春の季語では在るけれど比喩だからめくじら立てることはない。木の温もりがほっこりしていて俳句作者もかつての昔訪ねたことがあった。再訪したい。四句目は堀端のビル街。水澄むゆえか静かに影が映っている。水中のが本物の実体とも見える。何か妖しい気分に誘われる。最後の句は稲荷社の狛狐。子狐がいかにも愛らしい。前掛けエプロンのお揃いの赤い色あいも楽しげである。

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