ひねもす俳句:賑やかな晩秋 2021年10月25日2021年10月26日 pure2 ひねもす俳句 ひと時の安堵を得たり枝の鵯 /勝美 秋の山華やぐ色をとりどりに /勝美 小道具の撒き菱手裏剣村芝居 /勝美 土嚢より草の顔出す冬ぬくし /勝美 二の足を踏むぼろ市の露悪品 /勝美
ひと時の安堵を得たり枝の鵯 /勝美 「賑やかな晩秋」のタイトルにこれまたピッタリの鳥! 夏の間は声を聞かないなぁと思っていたのですが、涼しくなったとたんに五月蝿いくらい。 ひよちゃんお気に入りの枝、切らずに残してあげましょう。 秋の山華やぐ色をとりどりに /勝美 この写真は着付け教室の着物でおでかけイベントです。 皆でお茶会体験。お点前を拝見したあとお菓子とお茶をいただき、自分でもその場で一服点てるという。 色とりどりの着物が本当に華やかでした。 これも緊急事態宣言が解除されたから叶ったイベントで、宣言明けの開放感も相まって、より晴れ晴れしく思いました。 小道具の撒き菱手裏剣村芝居 /勝美 八角が手裏剣かな?丁子がマキビシ? そういう視点はなかったので、おもしろい。 敷いた紙が和風なのもマッチして、忍者がでてくる村芝居覗いてみたくなりますね。 土嚢より草雀は蛤に /勝美 なんのこっちゃ?な写真ですが、 古い建造物を取り壊して更地にしたまま放っておかれたため、 土嚢から草が芽吹いたというわけです。 土嚢の中の土にもともと種が混入していたのか、はたまた風や鳥が種を運んだのか 各々思い思いに小庭園を作っていて面白いので写真に収めました。 植物の生命力はすごいですね。 二の足を踏むぼろ市の露悪品 /勝美 パッと見ギョッとしますがハロウィン仕様にデコられた普通のお店です。 ボロ市じゃあないんだけど。 まぁボロ市の露悪品には手をだしたくはないですね。 返信
あわさん コメントありがと。1句目の鵯はスズメ目とか、嘴が可愛いです。蕪村に「ひよどりのこぼし去りぬる実のあかき」があります。ハナミズキの赤い実が残っていて昔のひとも愛らしく眺めていたんだなあと思います。2句目の着物の女性たちのとりどりの柄模様が秋の山の様子へと転換しました。3句目は八角や丁子が忍者の小道具へそして秋の季語の村芝居へと展開しました。4句目の「雀蛤となる」は秋の時候の季語。土嚢から草が生じる現象をこじつけたものの失敗作。5句目は風変わりな店ですねえ。何を扱っているのか、飲食店なら足を向けることはないかもです。店主の考えを聞いてみたいものです。 返信
5句目のお店はピザ屋です。御徒町の佐竹商店街、日本で2番めに古いという商店街の中にあるお店。 寄る年波とコロナで、お店がどんどん閉店していくわけですよ。じつは土嚢の場所も同じ商店街の中。店つぶしてマンションにでもするんじゃないでしょうかね。なので、私が思うにド派手なピザ屋は必死の抵抗をしてるんじゃないかと。盛り上げていこうという気合いがあのような風体に。ハロウィンがすぎれば飾りは何もなくなると思いますけどね。 返信
ひと時の安堵を得たり枝の鵯 /勝美
「賑やかな晩秋」のタイトルにこれまたピッタリの鳥!
夏の間は声を聞かないなぁと思っていたのですが、涼しくなったとたんに五月蝿いくらい。
ひよちゃんお気に入りの枝、切らずに残してあげましょう。
秋の山華やぐ色をとりどりに /勝美
この写真は着付け教室の着物でおでかけイベントです。
皆でお茶会体験。お点前を拝見したあとお菓子とお茶をいただき、自分でもその場で一服点てるという。
色とりどりの着物が本当に華やかでした。
これも緊急事態宣言が解除されたから叶ったイベントで、宣言明けの開放感も相まって、より晴れ晴れしく思いました。
小道具の撒き菱手裏剣村芝居 /勝美
八角が手裏剣かな?丁子がマキビシ?
そういう視点はなかったので、おもしろい。
敷いた紙が和風なのもマッチして、忍者がでてくる村芝居覗いてみたくなりますね。
土嚢より草雀は蛤に /勝美
なんのこっちゃ?な写真ですが、
古い建造物を取り壊して更地にしたまま放っておかれたため、
土嚢から草が芽吹いたというわけです。
土嚢の中の土にもともと種が混入していたのか、はたまた風や鳥が種を運んだのか
各々思い思いに小庭園を作っていて面白いので写真に収めました。
植物の生命力はすごいですね。
二の足を踏むぼろ市の露悪品 /勝美
パッと見ギョッとしますがハロウィン仕様にデコられた普通のお店です。
ボロ市じゃあないんだけど。
まぁボロ市の露悪品には手をだしたくはないですね。
あわさん コメントありがと。1句目の鵯はスズメ目とか、嘴が可愛いです。蕪村に「ひよどりのこぼし去りぬる実のあかき」があります。ハナミズキの赤い実が残っていて昔のひとも愛らしく眺めていたんだなあと思います。2句目の着物の女性たちのとりどりの柄模様が秋の山の様子へと転換しました。3句目は八角や丁子が忍者の小道具へそして秋の季語の村芝居へと展開しました。4句目の「雀蛤となる」は秋の時候の季語。土嚢から草が生じる現象をこじつけたものの失敗作。5句目は風変わりな店ですねえ。何を扱っているのか、飲食店なら足を向けることはないかもです。店主の考えを聞いてみたいものです。
>4句目の「雀蛤となる」は秋の時候の季語。土嚢から草が生じる現象をこじつけたものの失敗作。
な〜る!失敗作ね。うん、ピンとこなかったので雀蛤には触れなかった。
5句目のお店はピザ屋です。御徒町の佐竹商店街、日本で2番めに古いという商店街の中にあるお店。
寄る年波とコロナで、お店がどんどん閉店していくわけですよ。じつは土嚢の場所も同じ商店街の中。店つぶしてマンションにでもするんじゃないでしょうかね。なので、私が思うにド派手なピザ屋は必死の抵抗をしてるんじゃないかと。盛り上げていこうという気合いがあのような風体に。ハロウィンがすぎれば飾りは何もなくなると思いますけどね。
4句目は無難な句に取り替え。平凡な句で何とも。内容はない。含蓄もない。まーいいか。