冬に入る

山猫軒
メルヘンの扉開かれ冬に入る /勝美

スタート地点

横断幕潜りて神の旅立てり /勝美

山歩き

神留守の山へお百度列なして /勝美

なだらかな山

おほらかや眠るに早き冬の山 /勝美

女滝

はしたなき小便小僧冬ざるる /勝美

17 thoughts on “冬に入る

  1. メルヘンの扉開かれ冬に入る /勝美
     ★冬にはもう一足でしょうが、ハローウィン。化け物だらけ
      の渋谷駅前の光景も、メルヘンといえばメルヘン?
    横断幕潜りて神の旅立てり /勝美
     ★一斉にスタートダッシュされた神々を彷彿しました。
    神留守の山へお百度列なして /勝美
     ★若い頃には、私もその一人でした。でも、お百度という敬   虔さは微塵もなく、ただただ「若気の至り」の乱暴な山登
      りでした。
    おほらかや眠るに早き冬の山 /勝美
     ★「小人閑居して不善をなす」・・・夜更けの寒さもきつく  なるでしょうし、眠った方がマシなんでしょうネ。
    はしたなき小便小僧冬ざるる /勝美
     ★小便小僧に議せられた滝の困惑を思いました。
     素晴らしくマッチしたお写真ともどもに、ウンと楽しませていただきながら、思いつくままを書かせていただきました。

  2. >メルヘンの扉開かれ冬に入る
    夏より冬の方が確かにメルヘンな感じがします。なんとなくですが。
    >横断幕潜りて神の旅立てり
    神様たちはやっぱりファーストクラスで移動でしょうか。
    >神留守の山へお百度列なして
    先ほどの句とつながってる感じですね
    >おほらかや眠るに早き冬の山
    ここだけぽっこりした山でした。それにしても絵本に出て来そうな形。
    >はしたなき小便小僧冬ざるる
    とんでもない巨人の小僧ですね。

  3. 俊孝さん のうそうさん おはようございます。はやばやコメントを寄せて下さって感謝です。7日は立冬ですね。俳句も冬の季題が幅を利かせる時期となりました。冬山登山が懐かしく思い出されます。
    小春の日は吟行へこころが動きます。

  4. モバラ座の俳人渓春です。うらわの俳人様、相変わらず快調ですね。以下いただきです。
    メルヘンの扉開かれ冬に入る /勝美
    秋から冬へ、季節の移ろいをロマンチックに詠った良い句だと思います。中原中也の詩に「一つのメルヘン」というのがあります。太陽の光が蝶に変化し、さらに水に変化するという超自然的なメルヘンの世界をうたったものです。中也が美しい思い出の力を得て勇気をもって未来に向かって歩き出す、そんな中也の心情と勝美さんの気持ちが重なって見えました。
    神留守の山へお百度列なして /勝美
    大切な人のために神仏に祈願する、それがお百度参りではありますが、神様が留守なら効果がないのでは?と以前思ったことがありました。調べてみましたら、恵比寿様だけは留守番をしているとか、神無月はかみぬつき(神の月)が後世訛ったとかのいろいろな説があって…、純真な人たちが列をなしてお参りしているわけですから、神様も知らんぷりはできないでしょうからね(笑) 有難うございました。

  5. 溪春さん おkんばんは。今日はほりどめ俳句会で今帰りました。
    コメントありがとうございました。幾つになってもメルヘンの世界に遊べるのは幸せなことではないでしょうか。良い年してなんどと言うひとには言わせておきましょう。

  6. こんばんは
    勝美さんへ
    「冬に入る」の御紹介有難うございました。勝美調の俳諧味を楽しませて頂きました。下記3句にコメントを、
    ◆メルヘンの扉開かれ冬に入る /勝美
     山猫軒は宮沢賢治の童話「注文の多い料理店」の舞台。今はあちこちにあるようですが、花巻の宮沢賢治記念館の前にもありました。これは何処の山猫軒でしょう。大分鄙びているようですが、お嬢ちゃんが入口に立っている所が良いですね。
    ◆横断幕潜りて神の旅立てり /勝美
     神々も一斉にスタートですか、面白いですね。ゴールは遥か出雲の国!
    ◆はしたなき小便小僧冬ざるる /勝美
     この水量はとても小僧と云えないですね。寧ろ芭蕉の枕もとか?
    はしたなきと云い切った所が面白いですね。

  7. 要介さん おはようございます。川崎の文化祭のお知らせが山口千代子さんから届きました。何時もコメント下さって感謝です。
    寒くなってきましたが変らずのご健吟と思います、これからもよしなに。

  8.  勝美さん。
      今月は、メルヘンの世界の徘徊ですね。
      楽しい俳句を有難うございました。
      以下、小生の独断と偏見の雑感です。
    ★メルヘンの扉開かれ冬に入る /勝美
      写真が良く見えませんが、女の子がアーチの前に立って
     いる写真の様ですね。このアーチを「メルヘンの扉」と想定 して の一句ですね。
      愈々今年も最後の季節=「冬」に入る時期になりました  が、今年はどんな冬になるのか?・・・全く判りませんね。 良い冬になり、来年こそ良い年になって呉れると良いですけ れど・・・。
    ★横断幕潜りて神の旅立てり /勝美
      「スタート・ゲート」の横断幕。これを潜って「神様が
     出雲に旅立った」なんて、これもメルヘンの世界ですね。
      この横断幕を見て、神様の旅立ちを想像するなんて、
     勝美さんは、まだまだ心はお若いですね。感心しました。
    ★神留守の山へお百度列なして /勝美
      「山登り」を「お百度」だ、なんて、勝美さんらしい
     面白い発想ですね。でも、その様な発送で、この写真を
     見ますと、その様に見えて来ますから、不思議ですね。
      でも、神様の居ない処でお百度を踏んでも、恵比寿さん
     一人だけで、その効果があるのかしら?と、一寸、心配に
     なりますがね。
     
    ★おほらかや眠るに早き冬の山 /勝美
      この山々を見ていますと、本当に「おおらか」という
     言葉がピッタリする風景ですね。まだ、眠るには、確かに
     早過ぎる気がしますね。 
    ★はしたなき小便小僧冬ざるる /勝美
      この滝から「小便小僧」を連想するなんて、大いなる
     飛躍ですね。でも、実際の滝を見たら、こんな飛躍は
     しないと思いますが、この写真を見る限りでは「小便小僧」 への飛躍はありますね。いずれ、この滝ももっと寒くなれ  ば、凍ってしまうかも知れない、と思いますと、まさに、
     「冬ざるる」ですね。
      今回は、楽しいメルヘンの世界を徘徊させて頂き、有難う ございました。また、勝美さんの楽しいを期待しています。
                    11月3日  田中 喜信
     

  9. 喜信さん 昨日は句会も飲み会も楽しく過ごせました。有難うございます。メルヘンの世界にお尋ね下さってコメントまでも感謝です。
    相変わらずのひねもす俳句ですが、これからもどうぞよろしく。

  10. こんにちは
    早くも「冬に入る」ですね。
    寒さもじんわり加わってきていますが今日は秋晴れです。
    爽やかな気分でじっとしていられません。
    紅葉も真っ盛りで山の錦が呼んでいるようです。
    今月の二句です。
    横断幕潜りて神の旅立てり  /勝美 
    おほらかや眠るに早き冬の山  /勝美

  11. 由人さん こんばんは。そぞろ寒が身近に迫って来ました。
    今月の吟行は25日(火)を予定しています。如何ですか。
    もう冬の季語が相応しい季節になりました。コメント感謝です。
    今後ともどうぞよろしく。

  12. おはようございます。
    もう今週は立冬ですね。秋ももう少し詠み足りないような。
    何をして来たのだろう。
    紅葉の予定もなく近くの公園で満喫しました。
    おほらかや~頂きます。
    メルヘンは写真が好きです。

  13. ひつじさん こんにちは。コメントありがとう。寒くなってきましたね。今月は25日(火)に吟行の予定です。後日案内差し上げますが
    参加出来ますか。

  14. 「冬に入る」ご案内有り難うございます。
    ■メルヘンの扉開かれ冬に入る /勝美
     この扉の先はどんなところかしら、恐る恐る私も行きたい。
    ■横断幕潜りて神の旅立てり /勝美
     もしかしたら、最近の神様はゼッケンつけて、よーいどんと旅立つのかも。
    「いってらっしゃーい」
    ■はしたなき小便小僧冬ざるる /勝美
     この写真で小便小僧を連想する勝美さんすごい。
     どんなに大きな小便小僧かしら、豪快ですね。
    今回も勝美さんの意外な発想を楽しませて頂きました。

  15. みちこさん こんにちは。横浜句会残念でした。用事があれば仕方ないですけどね。コメントありがとう。メルヘンの扉を開いて吟行に出かけましょう。25日(火)を予定していて下さいね。

  16.  メルヘンの扉開かれ冬に入る /勝美
    林道の入り口から山猫軒の看板がずっと続いていて、
    まだかまだかと随分歩かされましたが、ここがその山猫軒。
    営業しているのかどうか微妙な感じでした。さすが山猫。
     横断幕潜りて神の旅立てり /勝美
    そうか、この時はまだ10月でしたね。
    早いなぁ。
     神留守の山へお百度列なして /勝美
    神様いないのに、お参りしちゃったわけですね。
    居ても居なくても傍目には一緒ですけどね。
    そういえば、ケガをした大きなミミズが寺院入り口の道端にいました。
    あのミミズは復活できたんだろうか。
     おほらかや眠るに早き冬の山 /勝美
    写真はいかにも「山」という感じの山で、お天気もあって
    穏やかな気持ちになりました。
     はしたなき小便小僧冬ざるる /勝美
    なんで滝が小便小僧になりますかね。
    こんなに勢いのよい小便小僧は見たことありません!

  17. awaさん やっとコメント来ましたね。よしなしごとのひねもす俳句ですが読者のみなさんが思い思いに感じるままに下さるコメントでまた新たな思考が導き出されます。コメントは何よりの励みです。これからも、どしどし反応して下さいね。

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