季節の移ろい 2014年10月14日2014年10月14日 pure2 ひねもす俳句 風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美 天鵞絨のしとねに夢を青蛙 /勝美 子ども等の邪気なき遊び月照らす /勝美 爽やかや神に詣でし身の軽さ /勝美 無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美
うらわの俳人様 渓春です。スミマセン、前回は時間がなくパスしてしまいました。以下いただきです。 風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美 確かに蚊帳のように見える空ですね。空いっぱいに大きな蚊帳が…。この着想には敬服します。今は蚊帳を吊ることはなくなりましたが、蚊帳に入って寝た子供のころが懐かしく思い出されます。戸をあけ放って蚊帳で寝ることの気持ちよさと言ったらありませんでした。風流というか風情があるというか、日本人の生活習慣が失われた例の一つでしょうね。 天鵞絨のしとねに夢を青蛙 /勝美 この色の対比、思わず見とれました。紅色のビロードがよほど気に入ったカエル君ですね。普通カエルは保護色で体の色を同じようにするはずですが、敢えて変わらないのはなぜでしょうか。夢心地でそれどころじゃない? 爽やかや神に詣でし身の軽さ /勝美 今日は19号の台風一過で、文字通り爽やかな秋空です。雨降って地固まる、風吹きて空澄む、苦あれば楽あり、句あれば楽あり(笑)本殿に上りきったときの嬉しさはまた格別ですね。 無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美 同感と言いたいところですが、どうしてどうしてうらわの俳人の井戸は涸れるどころか“汲めど尽きせぬ知恵の水”ではないでしょうか。ありがとうございました。 返信
溪春さん こんにちは。台風19号無事に通過してくれました。 置き土産の秋の青空に気分晴れ晴れといったところです。 性懲りも無く愚にもつかない駄句を絞り出しています。 先日ほりどめ俳句会で中山の法華経寺へ吟行しました。18号の前日でしたが詠み足らなかったです。 返信
大変申し訳ありませんが、溪春さんのコメントを拝読して、勝美さんのご秀句もさることながら、句の鑑賞とは「かくあるべきもの」という教えをいただいたような思いで、ただただ感服いたしました。 あえて蛇足ですが、 無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美 ★このお句は、終生の自戒として、折々に復唱させていただきます。寒天の慈雨を待つのみです。 返信
こんばんは 勝美さんへ、「季節の移ろい」ご紹介有難うございました。 台風の連ちゃんもどうやら無事に済みましたが、毎日の気温変動が激しいですね。ご自愛下さい。いつものように勝手なコメントを、 ◆風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美 壮大な蚊帳が現われました。蚊帳は最近の若人には想像出来ないかも知れませんね。 ◆天鵞絨のしとねに夢を青蛙 /勝美 蛙は冬眠する頃かと思いますが、派手な褥でお姫様の夢でも見ているのでしょうか。でも青蛙は夏の季語ですね。 ◆子ども等の邪気なき遊び月照らす /勝美 何かの遊具でしょうか、本当に満月に見えますね。メルヘンチックな写真と句に感心しました。地球の影ならぬ子供の影の月蝕も夢があって良いですね。この句が一番好きです。 ◆爽やかや神に詣でし身の軽さ /勝美 神の留守と言いたい所ですが、まだ秋でした。鳥居のない神社は珍しいですね。神のご加護か好天で爽やかさが判ります。出雲へ飛び立つのも間もなくですね。 ◆無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美 知恵の井戸は汲めば湧くと云われるようですが、この井戸は最近涸れてしまったようですね。無い知恵を搾っても、、、錆びたポンプが象徴的です。 返信
要介さん おはようございます。はやばやとコメントありがとうございます。初冬を感じさせるこの朝の気温。着るものも厚着長袖へと切り替えを考えなくては。青蛙は言うまでもなく夏の季語ですね。秋蛙 とでもしましょうか。 返信
「季節の移ろい」のご案内有り難うございます。 ■風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美 まるで空一面に張り巡らせたような蚊帳に見えます。 珍しい写真ですが、また発想がいいです。いただきです。 ■天鵞絨のしとねに夢を青蛙 /勝美 目の覚めるような、対照的な色で青蛙はどんな夢を見るのでしょうか。 ■無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美 知恵を絞っても出ないのは私、勝美さんのあふれる知恵にはいつも感服しています。 今回も爽やかで楽しかったです。 返信
>風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 そのかやの側に誰がいるかで、物語が違ってきますね。 独りの老人なのか、ほろよいの浪人なのか…。など。 >天鵞絨のしとねに夢を青蛙 このカエルを見た後、母親が庭の花によくアマガエルが入っているという話をしていました。やっぱり気持ちいいんでしょうね。 >子ども等の邪気なき遊び月照らす 私が通っていた小学校に行ってみました。相変わらず、校門は開けっ放しで誰でも出入り自由。こどもたちが普通に遊んでいました。東京に生きて驚いたのは、小学校の校門がしまっていることでした。 >爽やかや神に詣でし身の軽さ 毎日、犬の散歩で神社を訪れていましたが、行くだけでなんとなく、良い事をしたような気分になっていました。 >無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる この井戸、子供の頃からずっとありました。そのずっと前はきっと水が出たんでしょうけど。いつかは出なくなるんですね。 返信
こんにちは 秋も深まり夜などは寒いくらいになりました。 すぐに冬が来てしまいそうです。 長期間閉鎖されていた新宿御苑、ようやく再開だ そうですね。レストラン「ゆりの木」の句会が思 い出されます。デング熱来年はどうなりますか。 今月の二句です。 風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美 子ども等の邪気なき遊び月照らす /勝美 返信
由人さん おはようございます。コメントありがとうございます。 土管(?)を覗いているのが見方によっては満月に見えるのが写真の面白さでしょうか。今月は吟行しませんが来月はやりたいと思っています。その折は是非にね。 返信
うらわの俳人様
渓春です。スミマセン、前回は時間がなくパスしてしまいました。以下いただきです。
風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美
確かに蚊帳のように見える空ですね。空いっぱいに大きな蚊帳が…。この着想には敬服します。今は蚊帳を吊ることはなくなりましたが、蚊帳に入って寝た子供のころが懐かしく思い出されます。戸をあけ放って蚊帳で寝ることの気持ちよさと言ったらありませんでした。風流というか風情があるというか、日本人の生活習慣が失われた例の一つでしょうね。
天鵞絨のしとねに夢を青蛙 /勝美
この色の対比、思わず見とれました。紅色のビロードがよほど気に入ったカエル君ですね。普通カエルは保護色で体の色を同じようにするはずですが、敢えて変わらないのはなぜでしょうか。夢心地でそれどころじゃない?
爽やかや神に詣でし身の軽さ /勝美
今日は19号の台風一過で、文字通り爽やかな秋空です。雨降って地固まる、風吹きて空澄む、苦あれば楽あり、句あれば楽あり(笑)本殿に上りきったときの嬉しさはまた格別ですね。
無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美
同感と言いたいところですが、どうしてどうしてうらわの俳人の井戸は涸れるどころか“汲めど尽きせぬ知恵の水”ではないでしょうか。ありがとうございました。
溪春さん こんにちは。台風19号無事に通過してくれました。
置き土産の秋の青空に気分晴れ晴れといったところです。
性懲りも無く愚にもつかない駄句を絞り出しています。
先日ほりどめ俳句会で中山の法華経寺へ吟行しました。18号の前日でしたが詠み足らなかったです。
大変申し訳ありませんが、溪春さんのコメントを拝読して、勝美さんのご秀句もさることながら、句の鑑賞とは「かくあるべきもの」という教えをいただいたような思いで、ただただ感服いたしました。
あえて蛇足ですが、
無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美
★このお句は、終生の自戒として、折々に復唱させていただきます。寒天の慈雨を待つのみです。
俊孝さん おはようございます。何時もコメントありがとうございます。無い知恵は絞り出しても出ないということはありません。諦めずに努力あるのみです。
こんばんは
勝美さんへ、「季節の移ろい」ご紹介有難うございました。
台風の連ちゃんもどうやら無事に済みましたが、毎日の気温変動が激しいですね。ご自愛下さい。いつものように勝手なコメントを、
◆風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美
壮大な蚊帳が現われました。蚊帳は最近の若人には想像出来ないかも知れませんね。
◆天鵞絨のしとねに夢を青蛙 /勝美
蛙は冬眠する頃かと思いますが、派手な褥でお姫様の夢でも見ているのでしょうか。でも青蛙は夏の季語ですね。
◆子ども等の邪気なき遊び月照らす /勝美
何かの遊具でしょうか、本当に満月に見えますね。メルヘンチックな写真と句に感心しました。地球の影ならぬ子供の影の月蝕も夢があって良いですね。この句が一番好きです。
◆爽やかや神に詣でし身の軽さ /勝美
神の留守と言いたい所ですが、まだ秋でした。鳥居のない神社は珍しいですね。神のご加護か好天で爽やかさが判ります。出雲へ飛び立つのも間もなくですね。
◆無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美
知恵の井戸は汲めば湧くと云われるようですが、この井戸は最近涸れてしまったようですね。無い知恵を搾っても、、、錆びたポンプが象徴的です。
要介さん おはようございます。はやばやとコメントありがとうございます。初冬を感じさせるこの朝の気温。着るものも厚着長袖へと切り替えを考えなくては。青蛙は言うまでもなく夏の季語ですね。秋蛙
とでもしましょうか。
「季節の移ろい」のご案内有り難うございます。
■風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美
まるで空一面に張り巡らせたような蚊帳に見えます。
珍しい写真ですが、また発想がいいです。いただきです。
■天鵞絨のしとねに夢を青蛙 /勝美
目の覚めるような、対照的な色で青蛙はどんな夢を見るのでしょうか。
■無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる /勝美
知恵を絞っても出ないのは私、勝美さんのあふれる知恵にはいつも感服しています。
今回も爽やかで楽しかったです。
みちこさん おはようございます。何時もコメント下さって感謝。
気に入って下さる句がひとつでもあるなら幸いです。
これからもほりどめ、横浜、吟行とよろしくお付き合いのほどを。
おはようございます。
秋晴れで気持ちいい朝ですね。
何時もお元気な発想豊かなお句をありがとうございます。
無い知恵だなんていいですね。頂きます。
ひつじさん こんにちは。コメント有難うございました。今日は底抜けに真っ青な秋晴れ。今月の吟行はお休みです。来月は実施予定です。その折はよろしくね。
>風吹けば風に煽られ秋の蚊帳
そのかやの側に誰がいるかで、物語が違ってきますね。
独りの老人なのか、ほろよいの浪人なのか…。など。
>天鵞絨のしとねに夢を青蛙
このカエルを見た後、母親が庭の花によくアマガエルが入っているという話をしていました。やっぱり気持ちいいんでしょうね。
>子ども等の邪気なき遊び月照らす
私が通っていた小学校に行ってみました。相変わらず、校門は開けっ放しで誰でも出入り自由。こどもたちが普通に遊んでいました。東京に生きて驚いたのは、小学校の校門がしまっていることでした。
>爽やかや神に詣でし身の軽さ
毎日、犬の散歩で神社を訪れていましたが、行くだけでなんとなく、良い事をしたような気分になっていました。
>無い知恵は搾りても出ず井戸涸るる
この井戸、子供の頃からずっとありました。そのずっと前はきっと水が出たんでしょうけど。いつかは出なくなるんですね。
のうそうさん こんにちは。先日はありがとうございました。
今回のひねもす俳句如何ですか。またよろしくお願いしますね。
こんにちは
秋も深まり夜などは寒いくらいになりました。
すぐに冬が来てしまいそうです。
長期間閉鎖されていた新宿御苑、ようやく再開だ
そうですね。レストラン「ゆりの木」の句会が思
い出されます。デング熱来年はどうなりますか。
今月の二句です。
風吹けば風に煽られ秋の蚊帳 /勝美
子ども等の邪気なき遊び月照らす /勝美
由人さん おはようございます。コメントありがとうございます。
土管(?)を覗いているのが見方によっては満月に見えるのが写真の面白さでしょうか。今月は吟行しませんが来月はやりたいと思っています。その折は是非にね。