ひねもす俳句:秋の休日

クマシデの果穂
またとなき天気蓑虫起きたまへ /勝美

クマシデの果穂のみになった枝

休むにも群れを離れず稲雀 /勝美

落ちたての団栗

帽子脱ぐほどの日射しや日向ぼこ /勝美

水辺のススキ

草原を追はるるごとく蝗飛ぶ /勝美

彫刻

冷やかに穴の開くほど視られけり /勝美

8 thoughts on “ひねもす俳句:秋の休日

  1. >またとなき天気蓑虫起きたまへ
    こどもの頃は、ミノムシを捕まえてきて、
    ちぎった折り紙でミノを造らせて遊んでいました。
    それが、今や絶滅危惧種だそうです。
    「Do not disturb」のメッセージをかけておきたい
    気分じゃないでしょうかw
    >休むにも群れを離れず稲雀
    雀はすごく目がいいそうです。
    高いところなら何を眺めているんでしょうね。
    >帽子脱ぐほどの日射しや日向ぼこ
    どんぐりの実を付ける力ってすごいですね。
    また、持って帰ったところで、
    その役の立たなさもすごいです。
    >草原を追はるるごとく蝗飛ぶ
    土手道を自転車で走ると、面白いようにバッタが
    左右に飛び跳ねていたのを思い出しました。
    >冷やかに穴の開くほど視られけり
    「ここいいですか?」
    「ど〜ぞ〜」とはいかなかったようですね。

  2. 昨日はお疲れさまでした。お天気もよくよかったです。自然に触れて
    気持ちよかったです。
    食事ご馳走さまでした。誰かさんのお誕生日などそっちのけで食い気満開で済みませんでしたね。

  3. おはようございます。
    大型台風ですので次回楽しみにしてます。
    冷やかに穴の開くほど視られけり /勝美
    笑顔素敵に頂きます。

  4. ひつじさん 26号台風直撃の様子で急遽吟行中止となり残念。
    来月、ご一緒出来ればね。その折はどうぞよろしく。

  5. こんばんは
    先日の吟行はとても残念でした。
    久しぶりの吟行でしたので楽しみにしていました。
    大型台風ではどうにも抗しきれません。
    次回は良い天気を祈りましょう。
    今月は次の二句が面白いです。
    冷やかに穴の開くほど視られけり /勝美
    休むにも群れを離れず稲雀 /勝美

  6. 由人さん おはようございます。来月は今のところ参加は5名。
    天気を祈りましょう。
    今回のひねもす俳句は府中の森公園で句材を拾いました。見立ての句
    でお茶を濁しました。見ようではそのように見えるから面白いです。

  7. おはようございます。「秋の休日」のご紹介有難うございました。以下感じた侭に、
    ●休むにも群れを離れず稲雀 /勝美
     何の木の実でしょうか、本当に群れる小鳥に見えますね。一見花鶏の様にも見えました。
    ●帽子脱ぐほどの日射しや日向ぼこ /勝美
     暑さが去ったら本当に日射しの欲しくなる寒さです。椎の実に帽子を脱がせた所が気に入りました。
    ●冷やかに穴の開くほど視られけり /勝美
     スレンダーな美女に視られて少し緊張している勝美さんが愉快ですね。写真と組み合わせての傑作、これも頂きです。

  8. 要介さん こんにちは。ようこそ。お越し頂いて感謝です。
    暑い暑いと言っていたのに急に寒くなりました。
    台風も油断出来ませんし。
    今月の稲毛句会は出席されますか「歩」の詠み込みです。佳句を期待しています。

要介 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です