ひねもす俳句:哲学堂にて

哲学堂の池
静止して哲学中かあめんぼう /勝美

哲学堂の寝釈迦

開放の堂に釈迦在り黄砂降る /勝美

哲学堂

デカルトもカントも知らず金亀子 /勝美

哲学堂の賢人像

賢人は瞑想さなか風薫る /勝美

哲学堂の哲理門

哲理門くぐるや蟻のぞろぞろと /勝美

※金亀子=こがねむし

13 thoughts on “ひねもす俳句:哲学堂にて

  1. おはようございます。
    突然の参加でしたが、良きお仲間に感謝です。
    哲学堂は勉強になりました。ありがとうございました。
    こんな近くに素敵な処があるんですね。
    お天気にも恵まれ楽しかったです。

  2. こんにちは
    やはり哲学堂らしき句がいいです。
    哲学は俳句によく似合う 由人
    静止して哲学中かあめんぼう  /勝美
    デカルトもカントも知らず金亀子 /勝美
    哲理門くぐるや蟻のぞろぞろと  /勝美

  3. 哲学堂は新緑の頃が一番よろしいのかも。
    句材が結構多かったですね。
    またうちらの会での吟行にお出で下さいね。

  4. こんばんは!
    何時もご案内ありがとうございます。
    開放の堂に釈迦在り黄砂降る /勝美
    本当の人間が寝ているのかと思いました。アップして
    分かりました。インドで見た寝釈迦を思い出しました
    賢人は瞑想さなか風薫る /勝美
    句の通りだと思います。

  5. 海苔子さんへ そちらの公園をそのうちミニ吟行したいと思っています。
    前回はお膳立てをオジャンにして申し訳なかったです。
    哲学堂公園も吟行には打ってつけの場所ですよ。

  6. >静止して哲学中かあめんぼう
    子供のころ、雨上がりの水たまりには決まってあめんぼうがいたものです。
    でも、最近は、全然目にすることがありません。
    どこに行っちゃったんでしょうかね。
    >開放の堂に釈迦在り黄砂降る 
    お釈迦さんの教えに「縁起」というのがあるそうです。
    物事には必ず「原因」と「結果」も起こるというものだそうです。
    黄砂が飛んでくる原因とその結果がひどいものじゃないことを祈ります。
    >デカルトもカントも知らず金亀子 
    >賢人は瞑想さなか風薫る 
    人間は、自然の中から真理をさがそうと何千年も躍起になってきました。
    自然はそれよりも前から、これから先もそれを含んだまま巡り続けるのですね。
    >哲理門くぐるや蟻のぞろぞろと
    哲学堂にいる蟻たちは、アリの巣コロリとか仕掛けられそうにないですねw

  7. 風邪で計画がだめになり申し訳ありませんでした。
    それにしても、地震津波のあとの原発爆発から放射能汚染に加えて
    O111による死者まで。生のにくは危険ですね。ご注意あれ。

  8. ご案内ありがとうございます。
    吟行に参加できず残念でした。
    ステキな公園ですね、またいつか吟行をお願いします。
    静止して哲学中かあめんぼう /勝美
    デカルトもカントも知らず金亀子 /勝美
    哲理門くぐるや蟻のぞろぞろと /勝美
    哲学堂に棲むものは哲学中になるのでしょうか?
    勝美さんらしい発想で、楽しい句でした。

  9. みちこさんへ 次回は是非ご参加下さいね。
    狙った訳ではありませんが昆虫に目が向いていました。
    秋も素敵な場所だと思います。

  10. おはようございます。
    「会句会」ではあまりお声が聞けませんが、相変わらず
    お忙しくお元気でご活躍の事と拝察致します。
    ひねもす俳句「哲学堂にて」のご案内を頂き有難うござい
    ました。いつもながら反応が遅くなり申し訳ございません。
    当方は金亀子のように哲学に疎くうまく鑑賞出来ません
    が、哲学と虫の組合せは良いですね。
    特に下記3句で人間(私)も虫もあまり変わらない存在
    である事が判りました。
    哲学堂は全く知りませんでしたが、機会があればぜひ一度
    行って見たいと思っております。
     静止して哲学中かあめんぼう /勝美
     デカルトもカントも知らず金亀子 /勝美
     哲理門くぐるや蟻のぞろぞろと /勝美

  11. 要介さん いつもどうも。
    哲学堂公園は広くはありませんが結構句材は豊富でした。
    一度吟行されては如何でしょうか。

  12. 2011年5月 3日
    ひねもす俳句:哲学堂にて
    珍しくお風邪を召した様子、「会句会」へもお出ましがない
    ので案じておりました。どうぞご自愛下さいます様に。
    哲学堂は名前のみ知っておりますが、写真で拝見するのも初
    めてで興味深く拝読しました。
    静止して哲学中かあめんぼう /勝美
     あめんぼうが水面で静止する様は何やら沈思黙考するよう
     な、それを「哲学中」と受け止められた。面白いですね。
    開放の堂に釈迦在り黄砂降る /勝美
     見事な寝釈迦像ですね。日本に渡来して黄砂はおろか放射
     線の警戒までしなければならないとは・・お釈迦様でも気
     が付かなかったか?
    デカルトもカントも知らず金亀子 /勝美
     私も存じ上げません。!?
    賢人は瞑想さなか風薫る /勝美
     賢人に今の日本の姿は如何に映っているでしょうね。取る
     べき道を呟いて欲しいものです。
    哲理門くぐるや蟻のぞろぞろと /勝美
     蟻がぞろぞろ哲理門をくぐる・・ではないのですね。蟻が
     哲学堂詣をしたら面白いかと・・・?
    勝手な鑑賞で失礼しました。玄鳥でもお待ちしております。
    今回も有難うございました。

  13. 陽さんへ お気遣いありがとうございます。
    馬鹿は風邪をひかないはずですのにね。
    ひねもすへおいで下さって感謝感謝です。
    取り留めのない俳句の羅列で申し訳なしです。
    これからもどうぞよしなに。

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