ひねもす俳句:師走の街

イチゴ売り出し中
寒林や響く「魔王」に固唾のむ  /勝美

白猫たち

短日や話さば長きことばかり   /勝美

クリスマスツリー

寒星や叶ふ願ひの多からず  /勝美

おしゃれなエビ

小春風異彩を放つアルルカン  /勝美

泳ぐミノカサゴ

みそさざいにも羽搏くといふ仕種  /勝美

13 thoughts on “ひねもす俳句:師走の街

  1. >寒林や響く「魔王」に固唾のむ
    あ、魔王!という感じでしょうかw
    以前はイチゴと言えば、新年あけてからという感じでしたが、
    最近はだんだん前倒しで出てきているように思えます。
    >短日や話さば長きことばかり
    本当に冬は日が短い!猫たちもそんなことを話ているみたいですね。
    >寒星や叶ふ願ひの多からず
    景気が悪い話が続きますね。
    >小春風異彩を放つアルルカン
    派手なこの魚が落語家になるとしたら、
    きっと春風亭を名乗るでしょう。
    >みそさざいにも羽搏くといふ仕種
    写真がぶれていて、みそさざいに見えなくもないですね。
    みそさざいが見ても「似てるな〜」と思うのでしょうか?

  2. のうそうさん おはようございます。
    先日はマックのことでご迷惑かけました。
    素人はどぎまぎするばかりです。
    ひねもすへ面白いコメントありがとう。
    最後のミノカサゴはどうも季語に該当しないようで「ミ」繋がりで
    みそさざいに変更です。

  3. ひねもす俳句:師走の街を拝見して感じるままに・・
    寒林や響く「魔王」に固唾のむ  /勝美
     「あまおう」が「魔王」に変身ですか?シューベルトの
     歌曲が寒林に響くと・・勝美さんの発想の豊かさに敬服
     するばかりです。日本の苺の消費量は世界一とか、X’mas
     ケーキの商戦も酣のようですね。
     
    短日や話さば長きことばかり   /勝美
     本当に・・この猫たちは何を話しているのだろう?案外
     今朝は何食べた・・なんて。ワイフの話しっぷりに「結論
     は・・」と急かすので横を向かれます。でも、短日ですよ
     ね。
    寒星や叶ふ願ひの多からず  /勝美
     この電飾は願い事の数々でしょうか?年末ジャンボくじに
     長蛇の列、欲望は尽きないようで。
     いよいよ年の瀬、ささやかな願いでも叶う年になって欲し
     いものです。
    小春風異彩を放つアルルカン  /勝美
     アルルカンとは道化役、道化者のこととか、この派手な蝦
     は正に道化者ですね。言いえて妙、ここでも勝美さんの博
     学ぶりに脱帽です。
    みそさざいにも羽搏くといふ仕種  /勝美
     「みそさざい」は雀科の10cmほどの小鳥とか、三十三
     との表記もあることを知りました。その鳴声に特徴がある
     とか、勝美さんは山歩きでよく出会われたのでしょうね。
     
    今回も楽しい佳句と勝美さんの自由自在の発想と展開に感
    心させられました。ご案内戴き有難うございました。
    益々のご健吟をお祈り致します。

  4. 師走の街を歩いて句材を拾われる姿勢を学びたいと思い、発想
    の展開の広さに驚きつつ、思いつく侭に、
    寒林や響く「魔王」に固唾のむ  /勝美
     「あまおう」を見てもとても「魔王」は出て来ません、只
     大きいとか甘いけど高い、位です。赤い大きな魔王に固唾
     を呑む気持は判りますが、商店街も寒林とは厳しい歳末で
     すね。
     魔王ではmein Vaterの叫びが耳に甦ります。
    短日や話さば長きことばかり   /勝美
     短日の長い影と日を貪る本当の猫背!猫の気持が判ります。
     その内もう一匹加わりそうな景色、勝美さんはどの位お付き
     合いしたのでしょう。  
    寒星や叶ふ願ひの多からず  /勝美
     ちょっと寂しいシャッターの閉められた店頭のツリー、暗
     い街角に夜通し点るツリーは叶わぬ迄も店主の深い願いを
     現しているのでしょうか、色々と考えさせられる景色だと
     思います。 
    小春風異彩を放つアルルカン  /勝美
     こんな蝦が居るのですね。フランス語でもピエロでなく、
     菱形模様のタイツのアルルカンが出て来るのが勝美さんの
     面目躍如たる所だと思います。水槽の中は正に小春の風で
     すね。
    みそさざいにも羽搏くといふ仕種  /勝美
     カサゴの鰭の羽搏きに翼の短いミソサザイを想われた。直
     喩の句ですがきっとカサゴは懸命に羽搏いていたのでしょ
     うね。三十三才は以前子規居士の墓で見た事があります。
    水族館にはいつも登場するお孫さんと行かれたのでしょうか、
    水槽の前での勝美さんとお孫さんの会話が想像されました。
    今回も楽しませて頂きました。有難うございます。

  5. 陽さん、要介さん、コメントありがとうございます。
    今日は結社の獺祭誌発行所の運営委員会に出かけて今帰ったばかり。
    わたくしめに重責が回って来そうでちと心配です。
    また、玄鳥兼題句会で切磋琢磨いたしましょう。

  6. お久し振りです。今年もわずかでうね。お世話になりました。
    元気どす。
    寒星や叶ふ願ひの~
    頂きます。お写真より心象的に。

  7. ひつじさんへ
    おはようございます。春日吟行日の変更のメール届きましたかしら。
    やりくりして参加しませんか。
    ひねもす俳句を何時もご覧下さって感謝です。
    これからもよろしくね。

  8. 勝美さん
    早師走に入ってしまいました。
    早速「師走の街」を拝見しました。
    相変わらずの達者な俳句に感心いたします。
    今月は次の二句が気に入りました。
    寒星や叶ふ願ひの多からず /勝美
    みそさざいにも羽搏くといふ仕種 /勝美

  9. 由人さんへ おはようございます。
    由人さんからのメールが開けないのか、判りませんが春日吟行の日にち
    が27日(月)に変更となりました。ご都合をメール頂けませんか。
    ひねもす俳句は獺祭ではペケに多分なるだろうというような類いかな、
    と思ったりしていますが気に入って下されなさいわいです。

  10. こんばんは!
    ご案内ありがとうございます。パシャット一句に応募なさると
    入賞間違いなしと思います。
    寒林や響く「魔王」に固唾のむ  /勝美
    この魔王は焼酎ですね。愉快な御句ですね。
    短日や話さば長きことばかり   /勝美
    右の猫様は親か?先生か?先輩か?と思いましたが、
    小春風異彩を放つアルルカン  /勝美
    アルルカンとは上手く言い表されました。
    今年も後僅かになりました。来年も宜しくお願い致します。

  11. おはようございます。
    海苔子さんには湯西川吟行の折りに葱坊主のストラップを
    ありがとうございました。九条葱から九条武子を連想したので
    公卿の出自だなんてこじつけました。
    ひねもす俳句へもお目通し下さってありがとうございます。
    写真に俳句のコラボはもう足掛け7年にはなるのかもです。
    これからもよしなに。

  12. 勝美さんへ
    こんにちは「師走の街」と直接関係ありませんが、
    勝美さんのパソコンとメールが繋がりません。
    何回も送信、返信をしていますが駄目のようです。
    他の方へは正常に届いているようです。
    何が問題なのかお調べいただけませんか。
    不便で仕方ありません。当方もやってみます。
    なお、12月27日は所用で参加できません。
    割り込みで失礼します。
                  小池 由人

  13. 由人さんへ
    勝美からのメールは届いているのでしょうか。不思議ですよね。
    パソコンを取り替えたのですか、アドレスが変ったのですか。
    訳がわからないのですが。

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