ひねもす俳句:夏祭り

今日は浴衣で
わたくしの時間と場所へ浴衣掛 /勝美

近所の稲荷神社

末社にもあまねく西日射しにけり /勝美

別のお稲荷

出番待つ祭提燈うらがなし /勝美

神社で盆踊り

宵闇に集ふ笛かた太鼓かた /勝美

6 thoughts on “ひねもす俳句:夏祭り

  1. >わたくしの時間と〜
    彼女が向うのは花火大会でしょうか?
    きっと誰かと待ち合わせしているのでしょう。
    それまで独りで電車に揺られる時間こそ、
    わたくしの時間なのかも知れないですね。
    >末社にも〜
    小さい神社、大きい神社。やはり人間社会のように、
    大企業の社長、中小企業の社長と自覚も違うのでしょうか?
    でも、きっと小さい方がやってくるお客さんには
    やさしいような気がします。
    >出番待つ〜
    来年の出番までしばらくお休みですね。
    一晩だけのスーパースター。サンタさんなら
    その気持ちは解ると思います。
    笑点だと
    書き割りの舞台提灯裏が無し
    でしょうか。
    >宵闇に〜
    笑点だと
    宵闇に集ふカタカタ入れ歯方
    でしょうか。それはさておき
    この祭りの太鼓は子供がやっていました。
    遊びに来ているのも子供だらけで
    なんとも微笑ましかったです。

  2. 負けたあ。。。二番だあ(笑)
    浴衣が好きですね。立ってるのは自分かな なんちゃって。。。
    農宗様 
    お名前
    何てお読みしますか?
    宵闇のカタカタ〜
    又と思いでしょうが、神田川のカタカタかった♪思い出しました(笑)すみません。
    あ やっぱり ここまできたら 出入り禁止令かなあ。。。

  3. ひつじさん
    こんにちは。
    農宗(のうそう)と読みます。
    勝美さんの娘さんの相方でございます。
    以後、お見知りおきを〜

  4. 暑中お見舞い申しあげます。
    のうそう様了解です。
    さて勝美様はお顔がみえませんが、お元気ですか?
    野島の帰りの電車で旧かなのご指摘を受けた所ですが、先日邦夫様よりご紹介いただいた本を熟読しております。偶然ですが、これがご縁なんですね。一度しか しかもお話もした事ないのに本当に不思議ですね。ありがとうございました。。。

  5. ひつじさん いつも覗いて下さって感謝しています。野島の帰りにとんだ長広舌を振るって、慚愧、慚愧だす。これからも、温かなご意見をお寄せ
    くらはい。

  6. 夏本番ですね。毎日暑い暑い。
    夏まっさかりの8月でも、俳句は季節を先取りして秋の句を詠んで
    気持ちを涼しくする効果があるんでしょうかね。
    今回は、夏の句(最後の太鼓かたの句は秋?)ですが。
    浴衣を着て彼女は、これからデートでしょうか。友達と花火大会でしょうか。
    ふだん目にしない浴衣姿は、見た目も特別な印象。
    「わたくしの〜」としたことで、しゅっと背筋を伸ばし、きっぱり言い切ってる感じがします。
    「西日」が季語。
    ウチは西向きの窓が広くて、ここのところの強烈な西日にはもう参ってます。
    小さなお稲荷さんにも同じく西日が。
    この句では、西日もありがたい陽の光と思わせてくれますが、やっぱり暑いものは暑い!
    じつはこの提灯、出番開けて次の日、なんです。
    言ってなかったのですが。
    でも実際のところはさておき、灯を灯すことなく、
    ただつながって垂れ下がっている提灯は寂し気ですね。
    「うらがなし」の一言で決まっちゃう、俳句って言葉の選び方にセンスがいりますね。
    宵闇の句は季語は「宵闇」?
    この句は、なんだかそのまんま、ですかね。
    そのまんまと見えて、必要十分条件を満たしているような句でもありますね。
    写真とあわせると、盆踊りの音の記憶が蘇ってきそうです。

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