ひねもす俳句:人影のない夏 2019年7月8日2019年7月8日 pure2 ひねもす俳句 芭蕉布の根来法師の白頭巾 /勝美 翡翠を見飽きて去りし男かな /勝美 捜索や蛍袋に灯をともし /勝美 満月へ飛ぶロケットの火の柱 /勝美 真夏日の地上へ伸ばす潜望鏡 /勝美
「人影のない夏」夏の盛りは日差しを避けてひとはこもっている。街から人影の消える時間帯がある。目に付いたあれこれは俳句の種を宿していたりする。根来寺の山法師は根来派の忍法家だからどこぞに潜んでいるのかも。装束は芭蕉布であるわけはないでしょうけれど(ww)ベンチは池の前にある設定で今しがたまで男が目を凝らしていたという想像の産物。蛍袋は釣鐘草とも風鈴草とも提灯草とも言われるので提灯を選んでみました。七夕笹の短冊は打ち上げロケットの火柱に見えました。最後の通風口は想像を掻き立てます。素直に潜望鏡としました。 返信
芭蕉布の根来法師の白頭巾 /勝美 写真はヤマボウシ。その名から根来法師へ連想したのでしょうか。 根来寺の僧兵を根来法師というのを知りました。 ヤマボウシのパリッとしたハンカチのような苞が、まさに根来法師の頭巾ですね。 この僧兵、忍者でもあるそうで。日本の歴史、詳しくなると面白そうです。 翡翠を見飽きて去りし男かな /勝美 「ヒスイ」って?と思ったけど「カワセミ」のことでしたね。 ふうん、見飽きるほど居てくれたんだカワセミ。平和だね。 鳥は、カワセミみたいに綺麗でなくても、なんか見ちゃいますね。 かわいくて。スズメでも。捕まえて撫でるわけにはいかないので、 ただ観るのみ、聴くのみ。 肩にでも留まってくれたら、めっちゃ嬉しくなりますが。 捜索や蛍袋に灯をともし /勝美 うん?何の捜索だろう? 私のホタルブクロのイメージは、小学校の時に読んだ本のおかげで すっかりコロボックルのための花です。 ホタルブクロの咲いているところにはコロボックルが居る、です。 なので、探しているのはコロボックル達で探し物はコロボックルの迷子でしょう。 満月へ飛ぶロケットの火の柱 /勝美 そう言われれば、そう。満月に向かったところがミソですね。 今年も七夕は雨で。 でもうちの中1が言うには、「天の川は雲の上だから、雨関係ないじゃん!」 そりゃそうだ。関係あるのは、見てるこっち側だから! きっと雨雲の上では牽牛と織姫は会い放題。 みんなの願いを噴出して月に向かったロケットからも、よく見えるはず! 真夏日の地上へ伸ばす潜望鏡 /勝美 ただの通風孔でしょうけど、角度と色ですごい主張。 通風孔と見せかけて、潜望鏡も兼ねてたらイヤかも。 見てるのは誰よ? 地底人?! 返信
あわさん コメント早速ありがとう。いい加減な俳句ですけどいい加減に詠むのも結構疲れますよ。解釈と鑑賞は読み手の勝手ですが、的外れな俳句は捉えにくいのでその辺の兼ね合いも考えて詠んでおります。コロボックルは蕗の葉っぱの下にいそうですねえ。吉見百穴がコロボックルの住処だなんて主張した考古学者がいましたっけねえ。七夕笹の短冊がロケットの火柱に見えたもので月旅行と洒落てみました。通風口があたりを伺う潜望鏡に早変わりしました。面白いですねえ。 返信
>コロボックルは蕗の葉っぱの下にいそうですねえ。 そうそう、蕗の葉っぱの下にいるってことになってますよね。 佐藤さとるのコロボックルシリーズのどこかに、ホタルブクロの出てくるくだりがあって、 それでウチの前の土手づたいに歩いて、ホタルブクロの咲いている西のほうまで確かめにいった記憶があります。 さっき、それがどの本だったか確かめようとしたけど、分からなかった_。 表紙にはホタルブクロないみたい。 返信
>芭蕉布の根来法師の白頭巾 根来衆というのは、鉄砲で武装したパンクな坊さん達らしいですね。 きっと彼らの白頭巾は、反逆のシンボルみたいな感じだったんでしょうね。 >翡翠を見飽きて去りし男かな そう言われると、さっきまだ誰かが居たように思えますね。 >捜索や蛍袋に灯をともし 探しものが何なのか。物騒なものでないことを祈ります。 >満月へ飛ぶロケットの火の柱 今や、願い事も直接神様に届ける時代ですねw >真夏日の地上へ伸ばす潜望鏡 高架道路の脇とかによくこいつが埋まってますが、 何をするものなのでしょうか。この先の地下に秘密の部屋がありそうです。 返信
「人影のない夏」夏の盛りは日差しを避けてひとはこもっている。街から人影の消える時間帯がある。目に付いたあれこれは俳句の種を宿していたりする。根来寺の山法師は根来派の忍法家だからどこぞに潜んでいるのかも。装束は芭蕉布であるわけはないでしょうけれど(ww)ベンチは池の前にある設定で今しがたまで男が目を凝らしていたという想像の産物。蛍袋は釣鐘草とも風鈴草とも提灯草とも言われるので提灯を選んでみました。七夕笹の短冊は打ち上げロケットの火柱に見えました。最後の通風口は想像を掻き立てます。素直に潜望鏡としました。
芭蕉布の根来法師の白頭巾 /勝美
写真はヤマボウシ。その名から根来法師へ連想したのでしょうか。
根来寺の僧兵を根来法師というのを知りました。
ヤマボウシのパリッとしたハンカチのような苞が、まさに根来法師の頭巾ですね。
この僧兵、忍者でもあるそうで。日本の歴史、詳しくなると面白そうです。
翡翠を見飽きて去りし男かな /勝美
「ヒスイ」って?と思ったけど「カワセミ」のことでしたね。
ふうん、見飽きるほど居てくれたんだカワセミ。平和だね。
鳥は、カワセミみたいに綺麗でなくても、なんか見ちゃいますね。
かわいくて。スズメでも。捕まえて撫でるわけにはいかないので、
ただ観るのみ、聴くのみ。
肩にでも留まってくれたら、めっちゃ嬉しくなりますが。
捜索や蛍袋に灯をともし /勝美
うん?何の捜索だろう?
私のホタルブクロのイメージは、小学校の時に読んだ本のおかげで
すっかりコロボックルのための花です。
ホタルブクロの咲いているところにはコロボックルが居る、です。
なので、探しているのはコロボックル達で探し物はコロボックルの迷子でしょう。
満月へ飛ぶロケットの火の柱 /勝美
そう言われれば、そう。満月に向かったところがミソですね。
今年も七夕は雨で。
でもうちの中1が言うには、「天の川は雲の上だから、雨関係ないじゃん!」
そりゃそうだ。関係あるのは、見てるこっち側だから!
きっと雨雲の上では牽牛と織姫は会い放題。
みんなの願いを噴出して月に向かったロケットからも、よく見えるはず!
真夏日の地上へ伸ばす潜望鏡 /勝美
ただの通風孔でしょうけど、角度と色ですごい主張。
通風孔と見せかけて、潜望鏡も兼ねてたらイヤかも。
見てるのは誰よ? 地底人?!
あわさん コメント早速ありがとう。いい加減な俳句ですけどいい加減に詠むのも結構疲れますよ。解釈と鑑賞は読み手の勝手ですが、的外れな俳句は捉えにくいのでその辺の兼ね合いも考えて詠んでおります。コロボックルは蕗の葉っぱの下にいそうですねえ。吉見百穴がコロボックルの住処だなんて主張した考古学者がいましたっけねえ。七夕笹の短冊がロケットの火柱に見えたもので月旅行と洒落てみました。通風口があたりを伺う潜望鏡に早変わりしました。面白いですねえ。
>コロボックルは蕗の葉っぱの下にいそうですねえ。
そうそう、蕗の葉っぱの下にいるってことになってますよね。
佐藤さとるのコロボックルシリーズのどこかに、ホタルブクロの出てくるくだりがあって、
それでウチの前の土手づたいに歩いて、ホタルブクロの咲いている西のほうまで確かめにいった記憶があります。
さっき、それがどの本だったか確かめようとしたけど、分からなかった_。
表紙にはホタルブクロないみたい。
>芭蕉布の根来法師の白頭巾
根来衆というのは、鉄砲で武装したパンクな坊さん達らしいですね。
きっと彼らの白頭巾は、反逆のシンボルみたいな感じだったんでしょうね。
>翡翠を見飽きて去りし男かな
そう言われると、さっきまだ誰かが居たように思えますね。
>捜索や蛍袋に灯をともし
探しものが何なのか。物騒なものでないことを祈ります。
>満月へ飛ぶロケットの火の柱
今や、願い事も直接神様に届ける時代ですねw
>真夏日の地上へ伸ばす潜望鏡
高架道路の脇とかによくこいつが埋まってますが、
何をするものなのでしょうか。この先の地下に秘密の部屋がありそうです。
のうそうさん コメントありがとうございます。いろいろ想像を巡らせていただきました。空想の翼を広げるのもちょっとした消夏法でしょうか。