ひねもす俳句:素晴らし乎!!

赤羽教会
かなかなやなかなか踏み切れぬ懺悔
台風の進路予想を枠描きす /勝美
ケンケンぱ
スヴァラ歯科
「素晴らし乎!」と感嘆の声松手入れ /勝美
凶暴の限りや秋のスズメ蜂 /勝美
ハンゴンソウの仲間
夕焼け
暗雲の底なる大地冬隣 /勝美

「ひねもす俳句:素晴らし乎!!」への13件のフィードバック

  1. 今回は全くの駄洒落に終始しました。タイトルの「素晴らし乎!」は何のことはない歯科医院が「スヴァラ歯科」というのをもじったのです。ひぐらしの句も駄洒落がすぎましたか。残暑のなかのいささかのお遊びと許してください。

  2. >かなかなやなかなか踏み切れぬ懺悔
    踏み切れぬまま短い一生が終わっていきそうですw

    >台風の進路予想を枠描きす
    なんとなくですが、子どものころの方がたくさん台風が来ていたような気がしますが、気のせいでしょうか?

    >「素晴らし乎!」と感嘆の声松手入れ
    素晴らしい治療をしてくれることを願います。

    >凶暴の限りや秋のスズメ蜂
    お尻のでっかいハチに見えますね。

    >暗雲の底なる大地冬隣
    秋になると、夕暮れの色がぐっと濃くなる感じがします。

  3. のうそうさん おはようございます。コメントありがとうございます。9月ももう半ば、何となく冬隣りへとの移ろいが早く感じられます。

  4.  かなかなやなかなか踏み切れぬ懺悔
    気づけば、セミに代わって秋の虫達の声が聞ける季節になりましたね。
    ダジャレを入れる意図はなに?と思ったけど、季語も兼ねているので合理的?
    イタリアの教会で、懺悔してる人を見た(ような気がする)
    けど、踏みきれぬまま抱えて生きていくのが全うのような気もする。

     台風の進路予想を枠描きす /勝美
    中学の夏休みの宿題で、毎日天気図を書かされた。
    NHKラジオの天気予報を聴きながら、白紙の天気図を埋めていくのですが、大型台風が来ている時はもう大変!
    尋常でない等圧線の数で、作画し終わると得られる満足感も大きかった…などと思い出しましたとさ。

     「素晴らし乎!」と感嘆の声松手入れ /勝美
    ダジャレかなぁ?ダジャレで自分のクリニック名を決めたとしたら、潔いね。
    そういえば、私が以前勤めてた会社の名前、「デイブ」。社長がデブだったけど、それもか。
    松の手入れに結びつけたところがお見事。

     凶暴の限りや秋のスズメ蜂 /勝美
    そう!これも見事。
    撮った写真見た時、キレイとかいうより、なにかワイルドというか粗暴な感じがした。その”なんとなく”が俳句になって帰ってきた。
    蜂だ!スズメバチ。そういう直感が大事だねー。

     暗雲の底なる大地冬隣 /勝美
    ウチの自慢の西向きベランダから見える夕焼けは、ほんとに見事で。
    目の前の太い2本の電線がなければ、満足度1.2倍なんだけど…。
    それは置いといて、今回ダジャレありで軽めテイストと思いきや、
    最後にこの句は急に重くてびっくり。でも締まりますね。

  5. AwAさん コメントありがとう。今回も楽しく俳句を詠めました。駄洒落尽くしでコラコラといわれそうです。それにしても歯医者さんはインド人かパキスタンの人かしらね。スヴァラさんならアーユールヴェーダ療法しそうだね。

  6. かなかなやなかなか踏み切れぬ懺悔  
    昔、仕事の関係で、よく赤羽駅の近くに行きましたが、赤羽にこんな立派な教会があるなんて、全く知りませんでした。 でも、その教会から、「心のつかえ」を吐き出す「懺悔」なんて言う言葉をよく思い付きましたね。 懺悔も、してしまえば、後は、すっきりするのですが、それまでは、あれやこれやと、色々と悩むものです。 その辺りの迷っている心境を、「かなかな」と云う、もの哀しさを感じさせる季語を据える事で、一気に深みのある素敵な一句に仕上りましたね。 お見事でした。

    台風の進路予想を枠描きす /勝美
      これは「ケンケンぱ」の写真ですか? 子供たちの遊んだ跡の残骸写真ですね。 私たちの子供の頃にも、女の子たちが同じ遊びをしていたのを思い出します。 でも、この道路に残されていた子供たちの遊びの絵から、いつもテレビ等で紹介される台風の進路予想図を連想されて、見事に一句、ものにされましたね。 勝美さんがいつも「俳句の素材なんて、どこにでも転がっているよ」と云われていますが、その見本の様な俳句になりましたね。

    「素晴らし乎!」と感嘆の声松手入れ /勝美
      これは歯医者さんの玄関の写真ですね。 「スヴァラ歯科」なんて、面白い名前ですね。 これを、勝美さんは「素晴らし乎」
    と、読みましたか? ユーモアたっぷりですね。 しかも、これを感嘆詞に置き替えると共に、下五に季語「松手入れ」を持って来て、瞬く間に、見事な一句を仕上げて仕舞いましたね! 勝美さんの手に掛ると、何でも俳句になってしまうのですね。 お勉強させて頂きました。

    凶暴の限りや秋のスズメ蜂 /勝美
      この写真の花は「バンゴンソウ(反魂草)」と云うのですか? 初めて聞く名前ですね。キク科の多年草で初秋に黄色の頭花をつけるそうですね。 でも、写真を拡大して、良く見ましたが、スズメ蜂は見当たりませんでした。 と思って、もう一度、写真をよく見直しましたら、黄色い菊の花そのものの形から、勝美さんはスズメ蜂を連想されて居られたのですね! スズメ蜂なら凶暴の代名詞的存在ですので、そのまま一句。ですか? 勝美さんは本当に連想力の天才ですね。 

    暗雲の底なる大地冬隣 /勝美
      これは「夕焼けの写真」との事ですが、何か?マグマ大使が今にも出て来そうな、気色の悪い夕焼けですね。 正に「暗雲の底なる大地」と云う表現がピッタリの風景ですね。 勝美さんは本当に表現力が豊かですね。 でも、この情景に「冬隣」と
    云う季語をつけるだけで、簡単に一句、出来上がる処が不思議ですね。 常々、勝美さん曰く、「吟行句なんて、幾らでも出来るよ。」と、おっしゃって居られますが、この句作りを拝察していますと、誠に「さも、ありなん!」と、感服するのみです。

      今回も楽しい「写真と俳句」を有難うございました。 勝美さんの俳句を拝見していますと、俳句の創り方や発想の仕方に色々と勉強させられます。 私なりの独断と偏見のコメントになりましたが、ご容赦ください。

  7. 喜信さん コメントありがとうございます。いつも喜信さんは丁寧に鑑賞されて、逆にひねもす俳句を読み直して見る
    ことしばしばです。見事な解説はに元気付けられます。横浜句会がもう直ぐですが、またよろしくです。

  8. こんにちは
    「素晴らしい乎!」拝見いたしました。
    自由奔放な句作り感心いたしました。
    獺祭流とちょっと違って面白い句作りに喝采です。
    俳句はこれでいいんですよね。勉強させていただきました。
    これからも大いに羽目を外して行きましょう。

    今月のお気に入り二句です。

    かなかなやなかなか踏み切れぬ懺悔   /勝美
    「素晴らし乎!」と感嘆の声松手入れ   /勝美

  9. 由人さん こんにちは、勝手気ままなひねもす俳句にお付き合いくださって感謝です。楽しめれば以って良しとなす。
    縦横無尽がすぎると言われそうですけれど。矢口句会楽しみにしています。体調はいかがでしょうか、無理はなさらないでくださいね。

  10. 勝美さん2日間の編集作業お疲れです。私も校正に参加していますが役に立っているのか
    不安です。今度の役員会も会計報告があるので参加しますが大会だけならもう少し楽しめ
    るのではと思っています。
    かなかなやなかなか踏み込めぬ懺悔   勝美
    中七にただならぬものを感じましたが下五の懺悔で少し違うかなと思い直しています。
    受け手の身にはとても駄洒落とは思いません。
    暗雲の底なる大地冬隣        勝美
    駄洒落どころか深刻なものを感じますがこのところの世相を怖いほど感じます。
    台風の進路予想を枠描きす      勝美
    写真の青空のきれいなこと教会が際立ちます。
    吟行、本当に残念。ひまわり句会が四週目の木曜日に決まっているので。横浜句会楽しみにしています。
    天知人位に「俳句四季」10月号をプレゼントしたいと思っています。   衡子

  11. ハカリさん 校正ありがとうございました。今回のひねもす俳句は我ながら秀抜と思っています。ふわふわ軽いのもまた肩が凝らずによろしいかともね。来月の横浜句会、どうぞよろしくです。楽しみです。

  12. ひねもす俳句:素晴らし乎!拝見致しました。
    勝美さんの俳句の楽しみ様が滲み出ている楽しい句ばかりですね。

    かなかなやなかなか踏み切れぬ懺悔  /勝美
     この位自由に、と云う見本の様な句、懺悔か告白か迷う所ですね。

    台風の進路予想を枠描きす /勝美
     見慣れたTV画面も路上で見ると新鮮です。

    「素晴らし乎!」と感嘆の声松手入れ /勝美
     スヴァラ歯科、ネーミングの由来は判りませんでしたが、大きな病院の様ですね。
     松手入が歯の手入れに呼応しています。

    凶暴の限りや秋のスズメ蜂 /勝美
     勝美さんお得意の見做し句、黄と黒の警戒色が凶暴にぴったりですね。

    暗雲の底なる大地冬隣 /勝美
     天地の間のわずかな夕映えが大地の暗さをを強調、写真も良いですね。

    ハカリさんへ
    俳句四季10月号の作品、拝見しました。掲載おめでとうございます。
     

  13. 要介さん おはようございます。コメントありがとうございます。今月は矢口句会に出席します。どうぞよろしくです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です