ひねもす俳句:小江戸ぶらり秋 2017年8月27日2017年9月14日 pure2 ひねもす俳句 秋雨も風情のひとつ小江戸バス /勝美 蔵の町影を刻みてゐる良夜 /勝美 門閉ざしても残暑拒まざる教会 /勝美 文化の日とんがり帽の似合ふ家 /勝美 足まかせ次は何処行く秋遍路 /勝美
川越ぶらり旅結構楽しめました。小さな町並ですがじっくり見て回ると知らなかった場所が多くて驚きでした。 歩き回っても草臥れるほどではなくて季節を変えて行先も変えていきたいと思いました。どうぞコメントをよろしくお願いします。 返信
>秋雨も風情のひとつ小江戸バス なんとなくですが、何人かで行くと雨はうんざりですが、 ひとり旅だと雨もまたいい感じの時もありますね。 >蔵の町影を刻みてゐる良夜 川越のような近場だと、泊りということがないので、 夜の街並みをみたことがありません。昼とはまた違って、 観光客がひけて、本当の顔が見えるんじゃないかと思います。 >門閉ざしても残暑拒まざる教会 欧州は湿気が少ないので、締め切った教会の中は、 ひんやり涼しいですが、同じ様式でこの日本ではどんな感じなのでしょうか? >文化の日とんがり帽の似合ふ家 その昔、「文化住宅」という言葉があったような記憶があります。 >足まかせ次は何処行く秋遍路 まさに、この写真にぴったりの雰囲気ですね。 返信
いつも、勝美さんの「写真からの連想俳句」には、色々と教えて頂いておりますが、今回も、大いに勉強させて頂きました。 秋雨も風情のひとつ小江戸バス /勝美 こんなクラシックなバスが、まだ川越辺りには走っているのですね。 昔を思い出す懐かしい風景ですね。 私も川越には何回か行きましたが、全く気が付きませんでした。 「小江戸バス」って、しゃれた言い方ですね。 確かに、秋雨の降っている風景には何となく風情がありますね。 「秋雨も風情のひとつ」とは「云い得て、妙」な、うまい表現です。 しかも、下五の「小江戸バス」とも、付かず離れず、お互い同士が見事に補完し合っていて、素晴らしい秀句になりましたね。 蔵の町影を刻みてゐる良夜 /勝美 私は川越に行きましても、殆どメインの通りしか歩いていませんので、この箱庭の様な昔ながらの風景は見ておりませんが、この写真を見てをりますと、何となく、景色そのものに風情があって、何か、懐かしい感じがしますね。 こんな街並みを見ていたら、日の暮れるまで、いつまで見ていても、見飽きる事のない、素晴らしい風景ですね。 称して、「蔵の町」ですか? 勝美さんの豊富な表現力には参りましたね。 いや、感心しました。 脱帽ですね。 門閉ざしても残暑拒まざる教会 /勝美 この写真の教会は、何か由緒のありそうな、旧い教会ですね。 長年の風雨に耐え、永い年月を経て来た歴史ある建物の様相をしていますね。 その姿には、何者をも拒まない堂々とした風格がありますね。 「残暑拒まざる教会」と云う表現で、うまく季語をも読み込んで、見事に一句を仕立て上げましたね。 文化の日とんがり帽の似合ふ家 /勝美 これが川越にある埼玉りそな銀行ですか? 懐かしいおとぎ話の世界を思い出させてくれますね。 流石に歴史ある企業の建物ですね。 この写真をじっと見ていますと、確かに「とんがり帽子の似合ふ家」と云う表現にピッタリの建物ですね。 この句は勝美さんの「素直な表現力」の勝利ですね。 しかも、このおとぎ話からの連想を更に発展させて、季語の「文化の日」を見事に導き出されましたね。 「俳句作りの手法」の一つとして、大いに参考になる一句ですね。 足まかせ次は何処行く秋遍路 /勝美 良く見ますと、この写真の建物は、昔の蔵をそのまま改造したものですね。 私は川越の街は、表通りしか歩いていませんが、この様な由緒ある建物があちらこちらに次々と現れて来ますと、確かに「足まかせ次は何処行く」という素朴な疑問が湧いてきます。 勝美さんはその思いを、そのまま素直に上五・中七に読み込みましたね。 これに「秋遍路」という季語をうまく見つけましたね。この季語で、一躍、見事な俳句に仕上がりました。 この句はこの季語の勝利ですね。 勉強になりました。 9月の横浜句会でお会い出来るのが楽しみです。 今、兼題「新涼」で苦戦していますが、何とか、頑張っています。 返信
喜信さん おはようございます。コメント早々と頂き大感謝です。狭いながらも見どころ満載の川越は今度は違う場所を巡ってみたいと思っています。深掘りできて新たな発見も得られそうです。それにしても喜信さんのコメントは勘所を抑えておられて感服するばかりです。鑑賞文のお手本みたいです。これからもよろしく。新涼を模索中ですか、楽しみですねえ。 返信
ちょっと変な天候続きの八月もあと一日で終わりですね。 朝晩は少し涼しくなりましたが、すっきりとした秋にはもうしばらく かかりそうです。 川越にお出かけだったようですね。懐かしく拝見しました。以前吟行 したのを思い出します。 今月のお気に入りの二句です。 蔵の町影を刻みてゐる良夜 /勝美 門閉ざしても残暑拒まざる教会 /勝美 返信
由人さん おはようございます。コメントありがとうございます。川越吟行楽しかったですよね。あの時とは違ったコースで回りました。良夜の句の写真は博物館のジオラマです。薄暗い館内は良夜の感でした。またいつか吟行しましょう。9月は矢口に出られそうです。その節はよろしく。 返信
勝美さんこんにちわ。やっと涼しくなりました。今日1日かもね。ジムとビールの日々が続き俳句は ご無沙汰でした。コメント溜まってごめんなさい。勝美さんの爪の垢が必要のようです。 さらば夏より 足元を探せど夏は見つからず 勝美 赤まんま盛ってみやうか猫の皿 勝美 一足飛びに秋 秋澄むやジャンギャバンゐし港町 勝美 秋すさぶ停戦地区に不発弾 勝美 小江戸ぶらり秋 秋雨も風情のひとつ小江戸バス 勝美 門閉ざしても残暑拒まざる教会 勝美 夏休みがおわり孫台風もさりホッとしてます。 返信
うらわの俳人さん。 はじめまして(^o^) ちゃっきーこと福岡の林和子です。 獺祭9月号が届き、「ひねもす俳句」を覗いてみました。写真と俳句の絶妙なコラボ拝見しました。視覚と詩情の拡がりが楽しいですね。また、沢山勉強させて下さい(^^)v 返信
うらわの俳人さん こんばんは。 全国大会では大変お世話になりました。 おかげで、楽しい時間を過ごさせて頂きました。会員、同人の方々の素晴らしい俳句に出会い、まだまだ努力不足の自分を痛感しました。 ありがとうごさました。 次回よりのメールでの配信をお願いします。 返信
勝美先生、コメントご無沙汰していて、すみません! 今日久しぶりにブログを拝見し、また勝美ワールドに足を踏み入れ、季節の風に癒されています!)^o^(♪♪♪~ いつも有難うございます! ★秋雨も風情のひとつ小江戸バス /勝美 何かしっとり、情感が伝わります! ★門閉ざしても残暑拒まざる教会 /勝美 どんな人間も受け入れてくれる教会。門は閉じられていても、いつでも遠慮なく門を叩いて下さいと伝えてるようにも見え ます。 ★文化の日とんがり帽の似合ふ家 /勝美 文化の日、偶然通りがかった家は、見ればとんがり帽子の屋根だった!という、散歩を楽しんでるような楽しい句です。 とんがり帽の家と文化の日が、妙にマッチしているようにも思います! 返信
知意子さん こんにちは。10月は1日が横浜句会、8日が富山大会ですよね。楽しみです。コメント有り難うございました。今月は草加を吟行します。どのような句が読めるか、これまた楽しみです。またよろしくね。 返信
川越ぶらり旅結構楽しめました。小さな町並ですがじっくり見て回ると知らなかった場所が多くて驚きでした。
歩き回っても草臥れるほどではなくて季節を変えて行先も変えていきたいと思いました。どうぞコメントをよろしくお願いします。
>秋雨も風情のひとつ小江戸バス
なんとなくですが、何人かで行くと雨はうんざりですが、
ひとり旅だと雨もまたいい感じの時もありますね。
>蔵の町影を刻みてゐる良夜
川越のような近場だと、泊りということがないので、
夜の街並みをみたことがありません。昼とはまた違って、
観光客がひけて、本当の顔が見えるんじゃないかと思います。
>門閉ざしても残暑拒まざる教会
欧州は湿気が少ないので、締め切った教会の中は、
ひんやり涼しいですが、同じ様式でこの日本ではどんな感じなのでしょうか?
>文化の日とんがり帽の似合ふ家
その昔、「文化住宅」という言葉があったような記憶があります。
>足まかせ次は何処行く秋遍路
まさに、この写真にぴったりの雰囲気ですね。
のうそうさん コメントありがとうございます。川越では浴衣姿が多く見られました。貸浴衣だろうと思います。カップルのそれも亦よしでした。
いつも、勝美さんの「写真からの連想俳句」には、色々と教えて頂いておりますが、今回も、大いに勉強させて頂きました。
秋雨も風情のひとつ小江戸バス /勝美
こんなクラシックなバスが、まだ川越辺りには走っているのですね。 昔を思い出す懐かしい風景ですね。 私も川越には何回か行きましたが、全く気が付きませんでした。 「小江戸バス」って、しゃれた言い方ですね。 確かに、秋雨の降っている風景には何となく風情がありますね。 「秋雨も風情のひとつ」とは「云い得て、妙」な、うまい表現です。 しかも、下五の「小江戸バス」とも、付かず離れず、お互い同士が見事に補完し合っていて、素晴らしい秀句になりましたね。
蔵の町影を刻みてゐる良夜 /勝美
私は川越に行きましても、殆どメインの通りしか歩いていませんので、この箱庭の様な昔ながらの風景は見ておりませんが、この写真を見てをりますと、何となく、景色そのものに風情があって、何か、懐かしい感じがしますね。 こんな街並みを見ていたら、日の暮れるまで、いつまで見ていても、見飽きる事のない、素晴らしい風景ですね。 称して、「蔵の町」ですか? 勝美さんの豊富な表現力には参りましたね。 いや、感心しました。 脱帽ですね。
門閉ざしても残暑拒まざる教会 /勝美
この写真の教会は、何か由緒のありそうな、旧い教会ですね。 長年の風雨に耐え、永い年月を経て来た歴史ある建物の様相をしていますね。 その姿には、何者をも拒まない堂々とした風格がありますね。 「残暑拒まざる教会」と云う表現で、うまく季語をも読み込んで、見事に一句を仕立て上げましたね。
文化の日とんがり帽の似合ふ家 /勝美
これが川越にある埼玉りそな銀行ですか? 懐かしいおとぎ話の世界を思い出させてくれますね。 流石に歴史ある企業の建物ですね。 この写真をじっと見ていますと、確かに「とんがり帽子の似合ふ家」と云う表現にピッタリの建物ですね。 この句は勝美さんの「素直な表現力」の勝利ですね。 しかも、このおとぎ話からの連想を更に発展させて、季語の「文化の日」を見事に導き出されましたね。 「俳句作りの手法」の一つとして、大いに参考になる一句ですね。
足まかせ次は何処行く秋遍路 /勝美
良く見ますと、この写真の建物は、昔の蔵をそのまま改造したものですね。 私は川越の街は、表通りしか歩いていませんが、この様な由緒ある建物があちらこちらに次々と現れて来ますと、確かに「足まかせ次は何処行く」という素朴な疑問が湧いてきます。 勝美さんはその思いを、そのまま素直に上五・中七に読み込みましたね。 これに「秋遍路」という季語をうまく見つけましたね。この季語で、一躍、見事な俳句に仕上がりました。 この句はこの季語の勝利ですね。 勉強になりました。
9月の横浜句会でお会い出来るのが楽しみです。 今、兼題「新涼」で苦戦していますが、何とか、頑張っています。
喜信さん おはようございます。コメント早々と頂き大感謝です。狭いながらも見どころ満載の川越は今度は違う場所を巡ってみたいと思っています。深掘りできて新たな発見も得られそうです。それにしても喜信さんのコメントは勘所を抑えておられて感服するばかりです。鑑賞文のお手本みたいです。これからもよろしく。新涼を模索中ですか、楽しみですねえ。
ちょっと変な天候続きの八月もあと一日で終わりですね。
朝晩は少し涼しくなりましたが、すっきりとした秋にはもうしばらく
かかりそうです。
川越にお出かけだったようですね。懐かしく拝見しました。以前吟行
したのを思い出します。
今月のお気に入りの二句です。
蔵の町影を刻みてゐる良夜 /勝美
門閉ざしても残暑拒まざる教会 /勝美
由人さん おはようございます。コメントありがとうございます。川越吟行楽しかったですよね。あの時とは違ったコースで回りました。良夜の句の写真は博物館のジオラマです。薄暗い館内は良夜の感でした。またいつか吟行しましょう。9月は矢口に出られそうです。その節はよろしく。
勝美さんこんにちわ。やっと涼しくなりました。今日1日かもね。ジムとビールの日々が続き俳句は
ご無沙汰でした。コメント溜まってごめんなさい。勝美さんの爪の垢が必要のようです。
さらば夏より
足元を探せど夏は見つからず 勝美
赤まんま盛ってみやうか猫の皿 勝美
一足飛びに秋
秋澄むやジャンギャバンゐし港町 勝美
秋すさぶ停戦地区に不発弾 勝美
小江戸ぶらり秋
秋雨も風情のひとつ小江戸バス 勝美
門閉ざしても残暑拒まざる教会 勝美
夏休みがおわり孫台風もさりホッとしてます。
ハカリさん コメントありがとうございます。昨日発送終わりました。俊孝さんの「ひねもす俳句」写真俳句集への鑑賞文を掲載させてもらいました。何につけ嬉しいことです。横浜よろしくです。
うらわの俳人さん。
はじめまして(^o^)
ちゃっきーこと福岡の林和子です。
獺祭9月号が届き、「ひねもす俳句」を覗いてみました。写真と俳句の絶妙なコラボ拝見しました。視覚と詩情の拡がりが楽しいですね。また、沢山勉強させて下さい(^^)v
ちゃっきーさん こんにちは。コメントありがとうございます。このように読者の輪の広がるのが堪りません。
これからもよろしくです。富山大会に参加されるのならお目にかかれますよねえ。
うらわの俳人さん、こんにちは。
富山大会参加いたします。
前泊し、7日には富山入りです。
その折にはお世話になります。
お会いできるのを楽しみにしています。
ちゃっきーさんへ ひねもす俳句は毎月2回新作を掲載していますが、よろしければ次回よりご案内をメールにてお知らせしてもよろしいでしょうか?ご返事下さいな。
うらわの俳人さん
こんばんは。
全国大会では大変お世話になりました。
おかげで、楽しい時間を過ごさせて頂きました。会員、同人の方々の素晴らしい俳句に出会い、まだまだ努力不足の自分を痛感しました。
ありがとうごさました。
次回よりのメールでの配信をお願いします。
ちゃっきーさん おはようございます。私も前泊役員会です。お会いできたら「ひねもす俳句」写真俳句集を一冊差し上げますね。お楽しみに。
勝美先生、コメントご無沙汰していて、すみません!
今日久しぶりにブログを拝見し、また勝美ワールドに足を踏み入れ、季節の風に癒されています!)^o^(♪♪♪~
いつも有難うございます!
★秋雨も風情のひとつ小江戸バス /勝美
何かしっとり、情感が伝わります!
★門閉ざしても残暑拒まざる教会 /勝美
どんな人間も受け入れてくれる教会。門は閉じられていても、いつでも遠慮なく門を叩いて下さいと伝えてるようにも見え ます。
★文化の日とんがり帽の似合ふ家 /勝美
文化の日、偶然通りがかった家は、見ればとんがり帽子の屋根だった!という、散歩を楽しんでるような楽しい句です。
とんがり帽の家と文化の日が、妙にマッチしているようにも思います!
知意子さん こんにちは。10月は1日が横浜句会、8日が富山大会ですよね。楽しみです。コメント有り難うございました。今月は草加を吟行します。どのような句が読めるか、これまた楽しみです。またよろしくね。