ひねもす俳句:こんなところに 2017年6月2日2017年6月3日 katsumi ひねもす俳句 片蔭の移ろひ疾しベンチ猫 /勝美 吹き飛ばす憂さや納涼花火会 /勝美 狭庭とて溢るるばかり小判草 /勝美 十薬の増えて思案の及ばざり /勝美 パン店の看板天道虫に似て /勝美
>片蔭の移ろひ疾しベンチ猫 今は一番日が長い季節ですが、そんな季節もあっという間に過ぎ去りそうですね。 >吹き飛ばす憂さや納涼花火会 まさに、真夏の花火大会の予行練習のようです。 >狭庭とて溢るるばかり小判草 これが本当の小判なら……と落語だったら話がすすみそうです。 >十薬の増えて思案の及ばざり 考えている間にぐるぐる巻きにされそうです。 >パン店の看板天道虫に似て 匂いは全然ちがいますがw 返信
片蔭の移ろひ疾しベンチ猫 /勝美 この木陰による片陰は、時間の経過と共に、どんどんと移動して行きますので、このベンチ猫が居眠りしている間に、この片陰も、やがては、「日向の真っ只中」になっているかも知れませんね。 何か?先の事を予測した様な、ユーモアがあって、面白い俳句に仕上がりましたね。 特に、その句作りの手法に感心しました。 吹き飛ばす憂さや納涼花火会 /勝美 これは何と云う花ですか? 「アジサイ」に似た花の様ですが、一つ一つの小花が花火の散った様な形をしていて、その小花が集まって、「大きな花の固まり」を形成し、この固まりが幾つもある」と云う形なのですね。この小花を一つ一つの「憂さ」と見立てますと、この小花を沢山の憂さと捉えて、「吹き飛ばす憂さや納涼花火会」となり、簡単に、見事に一句、仕上がりましたね。 狭庭とて溢るるばかり小判草 /勝美 この写真が小判草ですか? 初めて拝見しました。 こんなに叢生して沢山の花穂が出来るのですね。 狭庭とは云え、本当に文字通り「溢るるばかり小判草」ですね。 写真の説明そのものが、そのまま俳句に仕上がりましたね。 お見事でした。 十薬の増えて思案の及ばざり /勝美 写真を見ますと、十薬の増え方がものすごいですね。 建物の隅の処に、子供か少女の像があるのを見ますと、何処か公共の建物の一角なのでしょうが、 植えた当初は、キッとこんなに繁茂するとは思わなかったのでしょうね。 「増えて思案の及ばざり」と云う表現が、その間の事情を物語っていますね。このさり気ない表現の仕方で見事に一句、仕上げましたね。 パン店の看板天道虫に似て /勝美 この写真のマークは、恐らくは、メロンパンですね? メロンパンはパン店の象徴ですからね。でも、言われて、良く見てみますと、確かに天道虫にも似ていますね。そして、これを、天道虫に見立てる事で、この天道虫が季語となり、この句が見事な俳句として仕上がったのですね。 「こう云う俳句の作り方をすれば、俳句は簡単に作れますよ」という、見本の様な句作りですね。 この勝美さんの作句の手法は大変勉強になりますね。 明日は、6月の横浜句会ですので、勝美さんとお会い出来るのを楽しみにしています。 宜しく、お願い致します。 返信
喜信さん おはようございます。コメントありがとうございます。いつも丁寧に鑑賞してくださって大いに励みになります。今回はベタな句ばかりで申し訳ありません。今日の横浜句会とそのアフターを楽しみにしています。 返信
ひねもす俳句 こんなところに 拝見しました。お元気で俳句を作っておられるようですね。 当方、ちょっと油断してぎっくり腰をやってしまいました。 昨日から、うんうん唸っています。 幸いパソコンには何とかメッセージができます。 梅雨に入ってしまいましたが、健康第一で行きましょう。 今月のお気に入り二句です。 吹き飛ばす憂さや納涼花火会 /勝美 パン店の看板天道虫に似て /勝美 返信
勝美さんこんばんわ。原稿送りましたが、着いていると思います。また吟行のお知らせ 有難うございます。楽しいので皆、誘いたくなりますが句会場の問題もあるので取りあえず 自分だけ参加。 吹き飛ばす憂さや納涼花火会 勝美 楽しいですね。本当に花火に見えてきました。音ともにスカットしてきます。 狭庭とて溢るるばかり小判草 勝美 諧謔があって秀句、小判草きれいでないので蔓延られると困ります。 パン店の看板天道虫に似て 勝美 こんなパン屋さん沢山買ってしまいそう。メロンぱんが売りですかね。 23日お天気だといいですね。荻窪久しぶり。 返信
>片蔭の移ろひ疾しベンチ猫
今は一番日が長い季節ですが、そんな季節もあっという間に過ぎ去りそうですね。
>吹き飛ばす憂さや納涼花火会
まさに、真夏の花火大会の予行練習のようです。
>狭庭とて溢るるばかり小判草
これが本当の小判なら……と落語だったら話がすすみそうです。
>十薬の増えて思案の及ばざり
考えている間にぐるぐる巻きにされそうです。
>パン店の看板天道虫に似て
匂いは全然ちがいますがw
のうそうさん こんにちは。コメントありがとう。今回はひねりがあまりない句ばかりです。それはそれとしてコメントすると承認待ちですとの注意が出てきます。どーなってんのかなー。
片蔭の移ろひ疾しベンチ猫 /勝美
この木陰による片陰は、時間の経過と共に、どんどんと移動して行きますので、このベンチ猫が居眠りしている間に、この片陰も、やがては、「日向の真っ只中」になっているかも知れませんね。 何か?先の事を予測した様な、ユーモアがあって、面白い俳句に仕上がりましたね。 特に、その句作りの手法に感心しました。
吹き飛ばす憂さや納涼花火会 /勝美
これは何と云う花ですか? 「アジサイ」に似た花の様ですが、一つ一つの小花が花火の散った様な形をしていて、その小花が集まって、「大きな花の固まり」を形成し、この固まりが幾つもある」と云う形なのですね。この小花を一つ一つの「憂さ」と見立てますと、この小花を沢山の憂さと捉えて、「吹き飛ばす憂さや納涼花火会」となり、簡単に、見事に一句、仕上がりましたね。
狭庭とて溢るるばかり小判草 /勝美
この写真が小判草ですか? 初めて拝見しました。 こんなに叢生して沢山の花穂が出来るのですね。 狭庭とは云え、本当に文字通り「溢るるばかり小判草」ですね。 写真の説明そのものが、そのまま俳句に仕上がりましたね。 お見事でした。
十薬の増えて思案の及ばざり /勝美
写真を見ますと、十薬の増え方がものすごいですね。 建物の隅の処に、子供か少女の像があるのを見ますと、何処か公共の建物の一角なのでしょうが、 植えた当初は、キッとこんなに繁茂するとは思わなかったのでしょうね。 「増えて思案の及ばざり」と云う表現が、その間の事情を物語っていますね。このさり気ない表現の仕方で見事に一句、仕上げましたね。
パン店の看板天道虫に似て /勝美
この写真のマークは、恐らくは、メロンパンですね? メロンパンはパン店の象徴ですからね。でも、言われて、良く見てみますと、確かに天道虫にも似ていますね。そして、これを、天道虫に見立てる事で、この天道虫が季語となり、この句が見事な俳句として仕上がったのですね。 「こう云う俳句の作り方をすれば、俳句は簡単に作れますよ」という、見本の様な句作りですね。 この勝美さんの作句の手法は大変勉強になりますね。
明日は、6月の横浜句会ですので、勝美さんとお会い出来るのを楽しみにしています。
宜しく、お願い致します。
喜信さん おはようございます。コメントありがとうございます。いつも丁寧に鑑賞してくださって大いに励みになります。今回はベタな句ばかりで申し訳ありません。今日の横浜句会とそのアフターを楽しみにしています。
ひねもす俳句 こんなところに
拝見しました。お元気で俳句を作っておられるようですね。
当方、ちょっと油断してぎっくり腰をやってしまいました。
昨日から、うんうん唸っています。
幸いパソコンには何とかメッセージができます。
梅雨に入ってしまいましたが、健康第一で行きましょう。
今月のお気に入り二句です。
吹き飛ばす憂さや納涼花火会 /勝美
パン店の看板天道虫に似て /勝美
由人さん コメントありがとうございます。ぎっくり腰ですか、小生は過去2回1週間入院歴ありです。お大事にね。
ところで23日(金)に吟行計画してますが、参加できますか。メールください。
勝美さんこんばんわ。原稿送りましたが、着いていると思います。また吟行のお知らせ
有難うございます。楽しいので皆、誘いたくなりますが句会場の問題もあるので取りあえず
自分だけ参加。
吹き飛ばす憂さや納涼花火会 勝美
楽しいですね。本当に花火に見えてきました。音ともにスカットしてきます。
狭庭とて溢るるばかり小判草 勝美
諧謔があって秀句、小判草きれいでないので蔓延られると困ります。
パン店の看板天道虫に似て 勝美
こんなパン屋さん沢山買ってしまいそう。メロンぱんが売りですかね。
23日お天気だといいですね。荻窪久しぶり。
ハカリさん コメントありがとうございます。「夏の夜の夢」へのコメントもよろしくです。写真から俳句は実に楽しく詠めます。これからもズーッと続けていけそうです。