ひねもす俳句:梅雨入り

クチナシの花
くちなしの花や雨ふる偲ぶ会 /勝美

オレンジ色の夜の街

魑魅魍魎潜むや夏の夜の街路 /勝美

雨の街

時の日や車は速度増すばかり /勝美

紫陽花

紫陽花やシバの女王の花冠 /勝美

ビョウヤナギ

未央柳己が光をまき散らす /勝美

「ひねもす俳句:梅雨入り」への9件のフィードバック

  1. >くちなしの花や雨ふる偲ぶ会
    残されたものに口はあれど、偲ぶ相手に
    届いたか否か分からないといったところでしょうか。
    >魑魅魍魎潜むや夏の夜の街路
    そうですね、夜、ウォーキングなどしていて、
    ふっと、周りから人の気配が消えると、なんとなく
    心がざわざわする瞬間もあります。
    >時の日や車は速度増すばかり
    時の日の文字を見ると「なんだっけ」と検索するのが
    ここ数年の習わしのようになっています。
    >紫陽花やシバの女王の花冠
    シバ王国の場所は未だ不明ということらしいです。
    エルサレムの遙か南ということで、肌は白ではなかったと思います。
    そうなると、紫陽花の紫が映えそうですね。
    >未央柳己が光をまき散らす
    写真では分からないですが、雄しべがびょ〜んと伸び放題になっていて
    まさに光をまき散らしているようでした。

  2. ひねもす俳句:「梅雨入り」にお案内頂き有難う
    ございます。
    相変わらずの拙い鑑賞ですがご容赦願います。
    くちなしの花や雨ふる偲ぶ会 /勝美
     
     獺祭幹部としてご多用の日々、本日は前主宰を偲ぶ会が
     しめやかに営まれている頃かと拝察しております。この
     時季の花木を見るにつけても偲ぶ会のことが・・・
     幸い梅雨の晴れ間でよかったですね。ご自愛専一に願い
     ます。
    魑魅魍魎潜むや夏の夜の街路 /勝美
     
     通り魔殺人事件や重罪犯が都心に潜伏するなど、魑魅魍
     魎は身近に居ることを感じます。夕涼みも辺りを見回し
     てなんて、洒落にもなりませんね。
    時の日や車は速度増すばかり /勝美
     
     一見これも魑魅魍魎の片割れかと・・・集団登校の列が
     この写真のフレーム外で怯えているのでは、と思わされ
     ます。《狭い日本そんなに急いで何処え行く》という標
     語が古く感じられないのが悲しい現実でしょうか。
    紫陽花やシバの女王の花冠 /勝美
     
     見頃を迎えた紫陽花、我が家の小庭にも額紫陽花が今年は
     沢山の花を付けており、それを眺めながらシバの女王の花
     冠も斯くや、と思いを巡らせていますが、浅学にしてイメ
     ージが重なりません。機会を得てご教示頂きたいと思いま  す。
    未央柳己が光をまき散らす /勝美
     
     この花は今よく見かけますね。濃い黄色の五弁の花に金糸
     ような雄蕊が一層華やかさを添えます。ヘッドライトの一
     瞬の光に浮かぶ未央柳の黄色が「まき散らす」の措辞にぴ
     ったり、このお句戴きます。
     明日、明後日の「別所温泉・無言館吟行」に参加します  が、貴台がいらっしゃらない吟行で寂しく感じておりま  す。
     「玄鳥」句会で私どもを叱咤、鞭撻下さいますように重ね
     てお願い致します。
     

  3. のうそうさん、陽さんへ 今しがた前主宰を偲ぶ会を終えて帰り着きました。鹿児島や富山、東海からも同人方が参集されました。拙い司会をどうにかこなして来ました。
    ひねもすの偲ぶ会は雨の中ですが実際は梅雨の晴間の中でした。
    明日は地元公民館の教室、明後日は獺祭の7月号の校正です。
    やれやれ。

  4. おはようございます。梅雨、台風の今日この頃当方もキャンセルしたりです。菖蒲苑に久し振りに清子さんと出かけました。お元気です。
    紫陽花やシバの女王の花冠 
    スサーナのファンです。40年近い前読売ホールの斜め前列で拝聴したのがつい最近のようで思い出しました。しびれました。
    来月またお会いしましょう。楽しみにしてます♪

  5. ひつじさんへ さっそくお出で下さってありがとう。
    来月は12日(木)に吟行を予定しています。都合が宜しければ是非。場所などはまたメール差しあげます。

  6. 梅雨入りを拝見しました。
    今年から節電を求められる夏になりそうですね。
    朝日の天声人語に、究極の発電所は節電だと
    言っていました。
    今月のお気に入りの二句です。
    魑魅魍魎潜むや夏の夜の街路  /勝美
    未央柳己が光りをまき散らす  /勝美

  7. 由人さん おはようございます。国分寺のお鷹みちの流れに沿って
    美女柳がありました。想い出します。過去は光陰のごとく過ぎて行きます。明日を目指して進むのみです。

  8. ひねもす俳句:梅雨入りのご紹介有難うございました。
    いつもの事ながらすぐに返事が出来ず申し訳ありません。
    以下、例によって例の如く、
    ●くちなしの花や雨ふる偲ぶ会 /勝美
     写真で拝見すると雨粒が綺麗です。偲ぶ会に口無しはど
     うかと思いましたが、泣いているような梔子の花の風情
     は偲ぶ会にぴったりです。戴きます。
     
    ●魑魅魍魎潜むや夏の夜の街路 /勝美
     人気の無い所に灯った街灯が却って周りの闇を強調して
     います。女子供の一人歩きは危ないですね。防犯ポスタ
     ーに使いたい一枚です。
    ●時の日や車は速度増すばかり /勝美
     幼子の列に突っ込んだり高年齢ドライバーの事故が多発、
     自らを戒めたいと思います。写真のブレが効いています。
    ●紫陽花やシバの女王の花冠 /勝美
     何年か前にエルサレムへ行った時にダビデ王の墓などを
     訪れましたが、ソロモン王やシバの女王に関する遺跡は
     ゆきませんでした。でも額紫陽花の色は色黒の女王に良
     く似合いそうですね。戴きます。
    ●未央柳己が光をまき散らす /勝美
     まるで花火のような夜の未央柳、綺麗ですね。己が光で
     は内科も知れませんが、新しい未央柳の観察方法ですね。
    玄鳥の予期せぬ動きには驚きですが、色々お世話になり、
    有難うございました。今日はこれから久し振りに稲毛です。

  9. 要介さん こんばんは。今日は稲毛句会をありがとうございました。
    何時も佳句を拝見しています。今回は「蝉」を出題させていただきました。次回も佳句を期待します。

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