ひねもす俳句の作者、勝美さんは、ひねもす以外にも、あちこちの句会に参加したり投稿したりと、日々俳句づくりに勤しんでいるわけですが、この春に3つ、投稿した俳句が選ばれたそうです。
まずは、三重県の「山の一句」にて佳作。
峰遠し夜露のつたふ遭難碑 /勝美
お次は、地球ボランテイア協会の「あなたの一句が地球を救う」にて佳作。
巻尺を延ばし極暑の地を測る /勝美
次回は「秀逸」を狙う、と作者の弁。
そして、第三回蕪村結城賞全国大会にて、つむぎ賞(選者特選句)を受賞。
塔あらば塔の高みにつばくらめ /勝美
毎日やってるだけのことはあって、他のことはさておき「俳句はすぐできる」らしいです。
入選とか佳作とか評価とか、選ぶ側の観点や基準によって変化するものなので、私はそんなに重要じゃないとは思います。だけど俳句に限らず、選ばれるものには、素通りできない何かがあると考えていいのだとも思います。
とにもかくにも、うれしい春ですね。
ゆうき賞でなく「つむぎ賞」です。余り吹聴されるのもどうかな、とは
思います。