ひねもす俳句:さあ春だ

着古しの羽毛を残し鳥帰る
着古しの羽毛を残し鳥帰る /勝美
梅林の湧き立つ靄に気を霽らす /勝美
梅林の湧き立つ靄に気を霽らす
呼ぶ春の身近に迫る気配あり
呼ぶ春の身近に迫る気配あり /勝美
菜の花の地平線まで届く土手 /勝美
菜の花の地平線まで届く土手
橋梁の先は彼岸の在るところ
橋梁の先は彼岸の在るところ /勝美

「ひねもす俳句:さあ春だ」への4件のフィードバック

  1.  草萌える時が動き出したようです。三寒四温で気分一新と行きたいところです。
    春らしい俳句を並べてみました。最初の写真はなんとかというインコの羽ということです。無造作に残されている羽毛から鳥は帰るべき地へ飛び立ったのかなあと想像してみました。次の梅林は取り合わせで靄とか霞とかに準えます。いささか月並みではありますが靄と見ての詠み。少しでも気が霽れるといいのですが。はれるを「晴れる」としなかったのは気分の問題です。漢字にも感じる何かが潜んでいますよねえ。閑話休題。次はツグミ。ツグミは冬の季語ですからそのものを詠むわけにはいかず、声だけを拾いました。次は菜の花土手。荒川彩湖へ土手道。広々した場所がなんとも気分よろしい。セコセコ過ごしている日常を離れてのんびり遊ぶのも一興。最後が彩湖にかかる道路を下から覗いた写真。人工的な鋼鉄の構造物が面白い構図で気に入りました。

  2. 俳句とコメント拝読しました。
    改めて自分にもこんな想像力があればなぁ、と痛感した次第です
    全ての句に、色んなストーリーが見えてきます。
    「着古しの羽毛を残し鳥帰る」は、子供の頃に読んだ、天女の羽衣、鶴の恩返し、までも想起しました。この鳥もここで生きた証を残し帰ったのでしょうか。
    「梅林の湧き立つ靄に気を霽らす」ですが、
    最初に霧と靄の違いと、晴らすと霽らすの違いを、三種の辞典で調べていました。そのあとにコメントを拝読したのですが、、お見事!と思います。
    「呼ぶ春の身近に迫る気配あり」は下五にこのフレーズとは斬新。実感としてうなづけました。
    全ての句が、少しの無駄もない十七文字でした。
    自分も表現を磨くには、よく見て、よく読むことかな?と、
    次回もお待ちしております。

  3.  いつも見事な鑑賞をされて嬉しいです、大いに気分がよろしくなります。
    俳句は「イマジネーション」と「ボキャブラリ」の作りなすものと割り切っています。
    今もその考えで作っています。これからもシコシコ作り続けるつもりです。
     どうぞよしなに。

  4. タイトル通り、さあ春だ!という気候。梅も散りだしてしまうので急いで写真について。

    1枚め2枚めは光が丘公園。私の庭です。
    羽毛はおそらくワカケホンセイインコ。派手な緑色の外来種の鳥で、飼われていたものが野生化して群になってたりしますね。ヒヨドリよりもけたたましい鳴き声です。
    梅林で写真を撮っていたら、少し離れた樹上で声がしたので行ってみるとこんな羽毛が降ってきたというわけ。喧嘩してたのか、ハクビシンにでも捕らわれたのかは不明。

    3枚目は埼玉県庁の公園で。ツグミは名の通り立ち止まってくれるので撮りやすいかな。

    4枚目5枚目は彩湖に野鳥観察に行ったときのもの。
    鴨類は死ぬほどいたけど、遠くてスマホでは撮れず。それでも30種以上の野鳥を観察。
    橋梁を撮ったあとに道がなくて困惑しました!なんとか土手にあがって一枚。
    菜の花は土手の反対側には一面に咲いていました。

ひろみ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です