ひねもす俳句:伊勢志摩の旅〜その2〜

白内障の海獣ガバと山笑ふ /勝美
白内障の海獣ガバと山笑ふ /勝美
春の海のたり出航龍宮へ /勝美
春の海のたり出航龍宮へ /勝美
磯笛の鋭く響く志摩の海女 /勝美
磯笛の鋭く響く志摩の海女 /勝美
夫婦して捻り鉢巻花疲れ /勝美
夫婦して捻り鉢巻花疲れ /勝美
春天を統ぶるやドローンめくとんび /勝美
春天を統ぶるやドローンめくとんび /勝美

6 thoughts on “ひねもす俳句:伊勢志摩の旅〜その2〜

  1. 伊勢志摩鳥羽の旅その2。1句目は鳥羽水族館の白内障のアザラシ。見えぬ目でガラス越しにこちらを覗っているのが何かやるせない感じ。2句目は鳥羽湾巡りのイルカ島クルーズ。遊覧船が竜宮城仕立てでいかにもという感じではあった。3句目は真珠島のアトラクション。モデルの海女さんは気の毒な感じ。4句目は二見浦の夫婦岩。最後の句は遊覧船中からの一景。毎日1万4千歩の歩けあるけの移動。あまり疲れは出なかったのが幸せなことであった。

  2. その2にも感想。
    昨年の島々旅に比較するとわりとおとなしめな内容ではありましたが、米寿卒寿のおふたりの行程と思うと、運動部並みのスパルタ行軍だったかなぁと。旅先でいきなり歩けるものではなく、日頃からの自主練がものを言ったということでしょう!

  3. いやはや楽しい旅行でした。ホテルもジョイント形式で便利だったねえ。伊勢市の魚民からラインが来たよ、セールのね。無料のアイスを注文して食べたからだろうかねえ。結構3泊4日中疲れることはなかった。俳句も30句も捻り出せて嬉しいことです。日記代わりに読み返しては情景が目に浮かぶので楽しいよ。次回は地方を変えて新鮮な景色に触れる旅をしようよ。

  4. 三重旅から戻ってもうまる2週間ですね。
    速い速い!あっという間に桜も散って、いまじゃハナミズキが咲き始めてる。

     白内障の海獣ガバと山笑ふ /勝美
    白内障のアザラシかぁ。見えてないはずなのに、一番にエサに飛びつくという。
    生命力とは食欲なり?
    おいしくご飯を食べられるというのは幸せなことだよね。
    句は、もう水族館ですでに出来てたので今更ですが、
    あのアザラシにピッタリの句。だけど写真なくても通じるからよい。

     春の海のたり出航龍宮へ /勝美
    のたり、が効いてますね。
    なんかふざけた船だったよね!タイやヒラメの飾りに、伊勢海老追加!!
    天気もピーカンじゃないから余計鈍くさい感じで、周囲の寂れた真珠加工所やお店の雰囲気もむしろ合っていました。
    まさに竜宮城に行く夢でもみてる感じ。

     磯笛の鋭く響く志摩の海女 /勝美
    風の冷たい日で、見学してても寒かったですが、水温は14度だったかな?
    見てたら寒そうなんだけどそうでもないのかしら?
    磯笛の音を聞いたのは初めてでしたが、うら寂しい音色でした。
    ショーでどうでもいい海藻とか取ってみせるのは、彼女たちにとってモチベーションあるのかどうか気になりました。

     夫婦して捻り鉢巻花疲れ /勝美
    この日は時間が経つにつれてどんどん天気がわるくなり、予定していた食事も取れずにさんざんな目にも合ってますが、夫婦岩まで行くとほとんど小止みになっていたり、意外にラッキーだったかも?
    今回は卒寿米寿記念旅だったので、夫婦岩まで行っといてよかったと思う!
    海鮮丼はたべてなくても!!

     春天を統ぶるやドローンめくとんび /勝美
    これは竜宮城への航海の途中の景色ですね。
    船からのカモメのエサやりで、カモメよりもキレッキレの旋回を見せてくれた鳶。
    カモメの2倍は優にある大きさだし、スピードはあるしで、正直ちょっとコワかったですよ。
    ちなみに、カモメちゃんは私の手から直接スコーン(スナックの)を食べてくれました!
    かわいかったけど、スコーンなんて食べていいのか?!

  5. 今晩は天気予報が何かおかしく、傘を持ち歩いてます。横浜句会も無事に終わり今日選評をちいこさんに送りました。ほっとしてます。伊勢の旅行楽しそうです、それに俳句も幸せ三昧ですね。
    磯笛の句と夫婦の鉢巻の句をいただきます。二科展の入場券があるのですが多津子さんたちを誘って吟行しませんか?

  6. 大須賀さん コメントありがとう。二科展行ってみたいですね。吟行したいです。多津子さんに聞いてみます。城南はちなみに5月10日が句会の日です。

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