ひねもす俳句:寒気到来

動くものなき一瞬や小春凪
動くものなき一瞬や小春凪 /勝美
クリスマスパーティドレス黄が似合ふ /勝美
クリスマスパーティドレス黄が似合ふ
手拍子の農兵節や忘年会
手拍子の農兵節や忘年会 /勝美
綿虫の集合住宅此処に在り /勝美
綿虫の集合住宅此処に在り
ネックレス仕立て鶉の寒卵
ネックレス仕立て鶉の寒卵 /勝美

「ひねもす俳句:寒気到来」への6件のフィードバック

  1. 寒気到来の季節。どうやり過ごすか。まずはひねもす俳句。1句目は獺祭全国俳句大会富山大会二日目の観光。コロナのため大型バスに25人ずつ2台で醸造所やら伊波の彫刻やらの見学。庄川の遊覧で時を忘れました。穏やかな日差しで展望を楽しみました。2句目の黄蝶、クリスマスパーテイのドレスへと展開しました。3句目は女郎蜘蛛、女郎は三島の女郎衆のノーエ節へとつながりました。忘年会は早すぎと言われそうですが、コロナ心配で早めに繰り上げる向きもあるとかです。4句目は山椒の木だそうですが綿虫の集合に見えました。最近綿虫には巡り合わせません。昔埼玉県庁の裏通りのブナだかクヌギだかの植え込みに沸いていたのを記憶しています。夕日に浮かぶのは幻想的ではありました。最後の句は野葡萄の実です。アバタの表面が鶉そっくり。ネックレスのようのぶら下がっていました。

  2. 富山観光もお天気で恙無くできてよかったですね。
    キチョウは隣の玄関ドアの前にいて、このままだとドアが開いたら潰されそうなので枝にとまらせて移動しました。その間ずっとジッとしていて。寒さに体力温存しているのかも知れませんね。クリスマスパーティまで保つかどうか。
    カラスザンショウの幹は、ぷっくりした膨らみから鋭いトゲが生えていて異様です。
    なぜこんなにまで棘を生やす必要があるのか、甚だ疑問。
    雪虫は見たことがないのでイメージ湧きませんが、いつかは目にしてみたいです。
    句の感想は後日に。

  3. この季節は昆虫たちも生存の危機の時でしょうかねえ。俳句で捉えておきましょう。綿虫はアブラムシとその分泌物だそうです。手のひらに受け止めようとしても捕まえることはできなかったなあ。

    1. あ、綿虫か!雪虫と勘違いしました〜!と思ったら、結局同じ虫。
      季語になっているのが綿虫ですね。

  4.  動くものなき一瞬や小春凪 /勝美
    湖かな?凪いでいますね。日差しも暖かそう。
    なんでもなさそうな句ですが、そのなんでもなさそうな感じがまさに小春凪。

     クリスマスパーティドレス黄が似合ふ /勝美
    クリスマスといえば赤と緑。黄色が入ればより明るさが増しますね。
    写真の蝶の黄色はとても鮮やかでした。複眼まで黄色!
    自然の色の豊富さに驚いています。

     手拍子の農兵節や忘年会 /勝美
    忘年会の季節か〜!早い!早すぎる!!
    女郎蜘蛛たちは冬どうするんだろう?せっかく作った巣はどうなるんだろう??
    写真は目黒の庭園美術館のとなりの自然園。12月になったらまた行ってようかな。

     綿虫の集合住宅此処に在り /勝美
    トゲの集合を綿虫の集合住宅に見立てたわけですね。
    句はそれでいいけど、私にはこのカラスザンショウそのものが気になる!
    バラでさえこんなに棘生やさないのに、なぜここまで攻撃的に??

     ネックレス仕立て鶉の寒卵 /勝美
    鶉の卵っぽくもありますね、たしかに。
    写真から離れようとすると無理やり感がでるんじゃないの?と今回のひねもすでは感じましたがいかが?

  5. >綿虫の集合住宅此処に在り
    なんかよく見ると背筋がゾクッとしますね。
    本物の綿虫をみたことはありませんが、ここが巣だと言われたら納得しそうです。

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