ひねもす俳句:異次元に遊ぶ

水遊び好きな子どもや傘さして

水遊び好きな子どもや傘さして /勝美

夏向きの色はこの色爬虫類 /勝美

夏向きの色はこの色爬虫類
葭簀には防音効果ありやなし

葭簀には防音効果ありやなし /勝美

蝶蝶のステンドグラス涼新た /勝美

蝶蝶のステンドグラス涼新た
台風やシェルターに身を潜めたる

台風やシェルターに身を潜めたる /勝美

5 thoughts on “ひねもす俳句:異次元に遊ぶ

  1. 「異次元に遊ぶ」どこが異次元なのとツッコミが入りそうです。今回の句材は全て竹の塚の元淵江公園にある生物園。
    入り口の噴水モニュメントは午前は水が出ていましたが午後は断水でした。傘さしての水遊びの子供達が無邪気そうで和みました。グリーンイグアナの色は作り物めいていました。下五の爬虫類はベタすぎて赤面ものです。リスやフクロウがガラスの部屋に飼育されていましたが、よしずは日よけのためのものでしょうねえ。2階の天井に吊るしてある蝶のステンドグラスは見上げるとその色彩と形態に惹かれます。熱帯植物園内には数え切れない様々の蝶が群舞していて見事でした。水族館内にもいろいろの水棲生物が展示されていますが、生きたカブトガニを具に観察できます。スローのビデオで撮影しました。古生代の生き残りですよねえ。楽しく過ごした半日でした。

  2. 下手な理屈をお許し下さい。
    遊びというのは相対する人や事柄から「間(ゆとり)」を置く働きをするもの。いわゆるショックアブソーバの役割を担うもの・・・と、私は常々思って来ましたので、「異次元に遊ぶ」という表題に惚れ惚れしました。
    日常から異次元(非日常)の世界まで「間」を空けるとは、さすが「うらわの俳人」の遊び心・・・感服いたしました。
    異次元の世界で活性するのは、まさに詩心でしょう。
    詠まれたお句によってメルヘンを思い描いて、私も遊びに出向きたくなりました。
    背中を押して下さってありがとうございます。

  3. 手塚俊孝さん お忙しい中コメントありがとうございます。九月の横浜句会には参加させていただきます。よろしくお願いいたします。

  4. >水遊び好きな子どもや傘さして
    今年のこの暑さは、2020の予行演習なのかも知れないですね。

    >夏向きの色はこの色爬虫類
    確かに涼しげな色ですね。じっさい、触ると少しひんやりしているようですよ。

    >葭簀には防音効果ありやなし
    なんとなくですが、悪口は防いでくれそうな気がしますw

    >蝶蝶のステンドグラス涼新た
    チョウチョは今のサイズが一番しっくりくるのかも知れません。
    羽がキレイでも、A3サイズぐらいあると、怖くなっちゃいそうです。

    >台風やシェルターに身を潜めたる
    実家がカブトガニで有名な岡山県笠岡市の近くなのですが、
    砂浜で実際にみたことはありません。

  5. のうそうさん コメントありがとうございます。暑いですねえ。子供に帰って水遊びでもしたぐらいです。爬虫類を触ったことはありませんが、ひんやりしているでしょうねえ。よしずは防音効果和期待できないでしょうし、ましてや悪口も防いではくれないでしょうねえ。蝶がこのステンドグラスほどもある大きさだったらとても不気味ですねえ。
    のうそうさんのご実家はカブトガニの棲息地のが近いのですか、砂浜をのそのそ歩いているのも不気味でしょうねえ。甲羅のしたは食べるほどの肉はなさそうですね。

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