ひねもす俳句:春浅し

モノレール
モノレール春の気配を運び来る /勝美

ボス猫登場

踏青を怪しむものの気が知れず /勝美

帽子ガレージセール

多喜二忌や人目を避けて深帽子 /勝美

壁の植物

春の夜のダンスパーティ壁の花 /勝美

雪の道

蟇穴を出でて行く先知らずなり /勝美

「ひねもす俳句:春浅し」への8件のフィードバック

  1. >モノレール春の気配を運び来る
    立川から延びるモノレールですが、この駅に辿り着いたとき、
    「ここは本当に東京なのだろうか?」と思うほど見慣れない風景でした。
    >踏青を怪しむものの気が知れず
    猫は心地よい場所を探す名手なので、人より早く
    春を見つけることができそうですね。
    >多喜二忌や人目を避けて深帽子
    以前、イタリアが共産、社会主義だった時代の小説を読んだことがあったのですが、
    日本のプロレタリアがトレンドだった時代ってどんな感じなのだったかなぁと想像してみてもまったく思い浮かびません。ほんの一瞬だったのでしょうか。
    >春の夜のダンスパーティ壁の花
    壁から光が漏れてる感じですね。
    >蟇穴を出でて行く先知らずなり
    米国でゾンビがテーマの大河ドラマが大ヒットしているそうで、
    ゾンビを詠んだ一句とは、新しいなぁと思ったのですが、
    墓穴ではなく蟇穴でしたw

  2. のうそうさん おはようございます。雪がまだ残っています。
    嘗ての2.26事件の日は大雪だったようですよね。
    風邪が流行っているようでご用心あれ。
    「蟇穴を出づ」が春の季語ですが、墓穴だとゾンビへ発展しそうです。面白い鑑賞に感謝です。

  3. なかなか暖かくならなくて外出が億劫です。
    相変わらずお忙しく飛び回っていることと
    思います。
    しかし、あと一月もすると桜が満開です。
    今月のお気に入り二句です。
    春の夜のダンスパーティ壁の花  /勝美
    蟇穴を出でて行く先知らずなり  /勝美

  4. 由人さん おはようございます。まさに三寒四温ですね。二十五日の
    吟行予定地を検討中です。
    先日は高校の同期会傘寿の集いにで関西へ出かけました。
    3次会まで設営してもらって飲みかつ歌う楽しいひと時を過ごしました。

  5. おはようございます。
    大雪も美しさ通り越しダウンしますね。
    傘寿ですか。出会いから月日は本当に早いです。
    又ご指導宜しくお願い致します。
    蟇穴を~頂きます。

  6. ひつじさん こんにちは。午前中に岩槻城趾公園へ散策しました。
    梅が紅白きれいでしたよ。
    また、吟行よろしくです。

  7. こんばんは、
    ひねもす俳句「春浅し」のご紹介有難うございます。
    中々春めいた気候になりませんね。近くの辛夷の蕾もまだ
    固いようです。例によって、です。
    ◆踏青を怪しむものの気が知れず /勝美
     メタボ猫か孕み猫か、慎重な脚運びは恋の成就の現われ
    でしょうか。猫の気持を想像させる一句。
    ◆多喜二忌や人目を避けて深帽子 /勝美
     多喜二に不似合な目立つお洒落な春帽子ですが、深帽子
    で多喜二と繋がりましたね。不似合な取合せが良かったで
    す。
    ◆春の夜のダンスパーティ壁の花 /勝美
     根性の壁の花ですね。此の忍耐はきっと報いられるでし
    ょう。写真からはイスラエル、エルサレムの「嘆きの壁」
    を思い出しました。石組みの隙間に祈りの言葉の紙が沢山
    挟まれていました。
    ◆蟇穴を出でて行く先知らずなり  /勝美
     雪に残された跡は本当に蟇の這った跡の様ですね。蟇は
    何処へ行ったのか、季語との取合せが面白く戴きます。

  8. 要介さん おはようございます。何時もお越し下さって感謝です。
    暖かくなりませんねえ。4日の火曜日は比較的穏やかな天気でしたので、岩槻城趾公園へ出かけました。桜の頃はきっと素晴らしいだろうと思います。梅と彼岸桜が咲いていました。
    何時も励ましになるコメント感謝です。これからもよしなに。

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