ひねもす俳句:秋冷の祝日

ピンク色のエンゼルトランペット
ゆく秋やドガの踊り子裾乱す /勝美

砂から首を出すチンアナゴ

秋惜しむ世間の風に吹かれては /勝美

無花果

尻向けて無花果はしたなきことよ /勝美

仲良し魚

良夜とて相摺合はす肌と肌 /勝美

タテハチョウ

黄落や黄金の蜜吸ふ吻細し /勝美

15 thoughts on “ひねもす俳句:秋冷の祝日

  1. >ゆく秋やドガの踊り子裾乱す
    外来種の常識外れな大きさの花を見るとギョっとしてしまいます。
    この踊り子たちも徒党を組んで踊っていました。
    >秋惜しむ世間の風に吹かれては
    ひょろひょろと波に揺れる姿は、かわいらしくもあり、
    なんだか物悲しくもありました。
    >尻向けて無花果はしたなきことよ
    この無花果は、まだケツが青いですね。
    >良夜とて相摺合はす肌と肌
    魚も人肌恋しくなるのでしょうか?いや、魚肌ですか?
    鮫肌だとザラザラしそうです。
    >黄落や黄金の蜜吸ふ吻細し
    蝶が安心して蜜を吸える世界を放射能で汚してるやつらがいます。

  2. のうそうさん おはようございます。ニョロニョロ君のような魚の
    実物は未だ見たことないです。もの哀しげな奴ですね。
    無花果は確かに尻が青いですね。すり寄っているのが鮫なら鮫肌と
    言えますね。
    また、ひね写真頼みます。

  3. こんばんは
    ようやく秋らしい過しやすい季節になりました。
    秋は、俳句にはもってこいの季節ですね。
    またミニ吟行などにお誘い下さい。
    早速「秋冷の祝日」拝見しました。
    そして次の二句に惹かれました。
    ゆく秋やドガの踊り子裾乱す /勝美
    黄落や黄金の蜜吸ふ吻細し  /勝美

  4. 「秋冷の祝日」楽しく拝見しました。
    *ゆく秋やドガの踊り子裾乱す /勝美
    最近よく見かけますが、たしかにドガの踊り子の裾に見えてきます。どの花も楽しそうです。
    *尻向けて無花果はしたなきことよ /勝美
    近所においしい無花果の木のお宅があったのですが、処分されてしまいました。残念でした。
    *良夜とて相摺合はす肌と肌 /勝美
    もしかしたら「この海は放射能が怖いですよ」などと囁き合っているのかもしれません。
    涼しくなって嬉しいです。
    富士山に初冠雪とのこと、山は紅葉の準備でしょうか、またご指導よろしくお願いいたします。

  5. 由人さん おはようございます。稲毛句会ではお世話さまでした。
    袋回しや席題の即吟は侃侃諤諤のきっかけになり勉強になります。
    みちこさんへ おはようございます。柳宗悦展の吟行は楽しめました。これからもよろしく。

  6. おはようございます。
    お久し振りです。先日は体調悪くすみませんでした。
    残念でした。用心しましたので
    週末の伊豆での甥の結婚式は無事イベントが済み
    安心しました。
    帰りは小田原で魚、蒲鉾を食べて解散しました。
    こちらに遊びに来ましたら秋冷の祝日楽しみました。
    黄落や黄金~頂きます。
    吟行でお会いしたいです。
    宜しくお願いします。

  7. ひつじさん こんばんは。いま、蒲田のうちらの会の獺祭人の勉強会
    から帰ったところです。またよろしくね。

  8. ゆく秋やドガの踊り子裾乱す /勝美
    この花を(トランペットエンジェル?)初めて見たとき
    なんて可愛い花なのだろうと思いました。「切って持っ
    て行くかい?挿し木すればどんどん増えるよ」と言われ
    ました。本当に最近何処にでも見られる様になりました
    。ドガの踊り子に良く気が付かれたと感心しました。俳
    句も多方面に知識があると有利ですね。
    尻向けて無花果はしたなきことよ /勝美
    赤ちゃんのオムツ替えの時見るお尻ですね。
    今日も寒くなりました。お互い風邪に気をつけましょう。

  9. 海苔子さん こんにちは。北の丸公園吟行でお目に掛かりましょう。
    朝晩はかなり寒く感じる季節になりましたね。お互いに頑張りましょう。

  10. ひねもす俳句:秋冷の祝日
    ご案内を戴きながら雑用に追われ、遅くなりました。
    ゆく秋やドガの踊り子裾乱す /勝美
     この写真から「ドガの踊り子」へ、何時もながら
     勝美さんの発想の豊かさに感服いたします。小生
     なら精々フレンチカンカン裾乱すか?
    秋惜しむ世間の風に吹かれては /勝美
     水族館でひょこひょこ伸び上がっている珍魚を見
     たことがありますが、これが世間の風に曝されて
     いる姿なのですね。「秋惜しむ」とは一寸寂しい
     ですね。
    尻向けて無花果はしたなきことよ /勝美
     でもまだ若く引き締まったお尻、これからが熟れ
     て弾けて食べごろに・・・「はしたなき」と言え
     ばその頃のほうが、と思いますが。秋はいいです
     ね。これからの可能性に乾杯!このお句戴きます。
    良夜とて相摺合はす肌と肌 /勝美
     良夜には水中にもロマンチックな影を宿すのです
     ね。この場景を羨ましいと思う年代に戻りたいも
     のです。
    黄落や黄金の蜜吸ふ吻細し /勝美
     この頃秋蝶が低い高さでゆっくりやって来ます。
     黒揚羽はフリルをだいぶ草臥れさせて・・でもこ
     の写真の蝶は見事に花と同化して、次の世代に託
     す懸命の準備。美しい情景ですね。
    今回も勝手な鑑賞で失礼しました。30日九段下で
    お会いできますこと楽しみにしております。
    有難うございました。

  11. 陽さん おはようございます。何時もお越し下さって感謝です。
    明日の北の丸公園吟行よろしくお願いします。

  12. 良夜とて相摺合はす肌と肌/勝美
     いつも「陽さん」の観賞文に魅せられています その内容が更に句の深みを増すように思えます。この句「相摺合す・・・・」は、与謝野晶子級の俳句が創られていると思っていましたが文を読ませていただき陽さんは映像を合わせて観賞され、冷静に観ているものだと妙に感心したものです。ただ私も歳ですが句の内容は羨ましいかぎりなのです。

  13. 名無人さんへ こんばんは。わざわざお出で頂いて有難うございます。また、稲毛句会にてお目に掛かりましょう。

  14. 10日間の海外旅行で大変遅くなりました。帰国して様
    変わりした日本の天候に驚いております。「秋冷の祝日」
    は旅行前に拝見したのですが、コメントの時間がありませ
    んでした。以下簡略ながら、
    ●ゆく秋やドガの踊り子裾乱す /勝美
     エンジェルトランペットからドガへの展開は勝美さんら
     しい連想ですね。トルコへ行った時にスカート状の裾を
     くるくる廻して男性が恍惚状態で踊る宗教儀式を見まし
     たが「ドガの踊り子」の方がずっと良いですね。
    ●秋惜しむ世間の風に吹かれては /勝美
     飄々と水中に秋を惜しむのは何と云う生物でしょうか、
     何となくユーモラスな生き物ですね。 きっとゆらゆら
     揺れているのでしょう。秋を惜しむにも色々なやり方が
     あると感心しました。
    ●尻向けて無花果はしたなきことよ /勝美
     頭隠して尻隠さずと言いますが、無花果は尻の色と
     匂いで虫や鳥、動物をを誘っているのですね。
     やはり種を保つ為にははしたない等と言って居られ
     ないのでしょう。
    ●良夜とて相摺合はす肌と肌 /勝美
     水族館での珍しい写真からロマンティックな発想が
     生まれました。どちらが雌なのでしょうか。真面目
     な表情が面白いですね。 
    ●黄落や黄金の蜜吸ふ吻細し /勝美
     凌霄花でしょうか、蝶も上手く保護色を利用してい
     ますね。黄落が蝶の短い命に良く合っていて、私は
     この句が一番好きです。
     

  15. 要介さん お帰りなさい。沢山の収穫があったでしょうね。
    羨ましい限りです。ひねもす俳句にもお顔を見せてくださって感激。
    また稲毛句会ででもお話をお聞かせ下さい。

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