ひねもす俳句:夏休み 2010年7月20日2010年7月20日 pure2 ひねもす俳句 浮き出づる雲の存在今朝の秋 /勝美 信念にぶれなき門徒姫檜扇 /勝美 口遊ぶポーリュシカポーレポーチュラカ /勝美 新涼や白地に紺の野良姿 /勝美 水中眼鏡竜宮城の門開き /勝美 注記: 姫檜扇水仙(ひめひおおぎすいせん)は別名「もんとぶれちゅあ」と言う。
勝美さまへ 「反」の兼題から想を廻らす楽しい句会でした。 お世話になりました。 ご案内頂きました「ひねもす俳句:夏休み」篇、今回も 佳句揃いで楽しく拝見いたしました。 浮き出づる雲の存在今朝の秋 /勝美 今日は「土用の入り」、そして23日が「大暑」とか。 大阪では25日の天神祭から「氷」の値段が高くなる 猛暑のシーズン、幼い頃を懐かしく思い出しますが、 一日一日秋に近づいているのですね。雲の佇まいがそ れを教えてくれるのですね。 猛暑の期間も長いような、短いような・・・ 信念にぶれなき門徒姫檜扇 /勝美 我が家の小庭にも橙色のこの花が咲いていますが、掲 句から「姫檜扇水仙」(モントブレチア)と知り、妻 にも自慢げに教えてやりました。信仰心の厚い門徒衆 のようにしっかりと花穂を付けております。 口遊ぶポーリュシカポーレポーチュラカ /勝美 博学の勝美さんならではのお句。小生には「口遊ぶ」 どころか難読の掲句、精々「ポーチュラカ」は別名 《マツバボタン》と知りましたが、鑑賞力が及びま せん。 新涼や白地に紺の野良姿 /勝美 難読句のあとホッとする掲句、「白地に紺」がいいで すね。日本人に生れて良かった、稲田を渡る涼風が心 地よく感じられます。 水中眼鏡竜宮城の門開き /勝美 掲句が今回の一推し。「水中眼鏡」から気分は竜宮城 へ、門が開いて鯛や平目のお出迎え・・すいーと奥へ、 乙姫様がお待ちかね・・ファンタスティックな世界へ 気持ちよく導かれました。 ご案内有難うございました。猛暑の続きます折から呉々 もご自愛願います。 では又「玄鳥句会」で・・・ 返信
陽さんへ いつも玄鳥兼題句会では確乎たる成果を挙げられ羨望の的です。 ひねもすへもいち早くお越し下されコメントまでも、ありがとうござい ます。ポーリシュカポーレはご存知ソ連の作曲家レフクニッペルの 交響曲第4第一楽章の第二の主題で赤軍の行進曲ですが。 音合わせの駄洒落です。 返信
勝美さま 反句会ではお世話になりました。ひどい成績ですが、玄鳥 で批評される事が勉強と割り切って懲りも無く参加して おります。 又今回も「ひねもす俳句:夏休み」篇のご案内を頂き、 有難うございました。豊富な知識に裏打ちされた写真から のウイットの効いた展開の句にまたまた圧倒されました。 以下、失礼ながら、 浮き出づる雲の存在今朝の秋 /勝美 土曜日の吟行で夏の雲を感じたばかりですが、今朝は既に 巻層雲が出ており、夏はこれから本番と云うのに空はもう 秋が近いと感じた所でした。正にタイミングの合った実感 の籠った句と鑑賞致しました。 信念にぶれなき門徒姫檜扇 /勝美 この頃檜扇の朱色が目立ちます。過日は鈴が森の刑場跡で 処刑台石の傍で揺れておりました。解説のお蔭でモントブ レチア、クロコスミアを覚えました。難しいですが、「ぶれ なき門徒」の考え落ちは傑作ですね。ぬばたまの黒子でも 如何でしょうか、 遊ぶポーリュシカポーレポーチュラカ /勝美 まるでクイズのような句、何人の方が理解出来るだろうか と思いました。ポーチュラカは判りましたが、この写真は 葉の形が違うようですが、松葉牡丹ですか? ポーリシュカポーレは全く意味が判りませんでした。 音楽に疎い私は陽さんへのお返事を拝見してやっとそうか って知った次第です。 新涼や白地に紺の野良姿 /勝美 これは判り易い良い句ですね。蕣の色から新涼の野良姿の 連想は写真を離れて独立した佳句を産んでいて工房の一端 を見せて頂いたような気がします。 水中眼鏡竜宮城の門開き /勝美 お家の中で新しい水中眼鏡を眼に、眼鏡を通したら何が見 えたのでしょうか、きっと浦島太郎の見た竜宮城の中を想 像したのかも知れません。お嬢ちゃんのちょっと緊張した 真剣なお顔が効いていて写真との組合せの傑作だと思い ます。 玄鳥から勝美さんのお忙しくご活躍の様子を拝察致しており ます。酷暑の砌、どうかくれぐらもご自愛下さい。 返信
勝美さんへ 夏休み篇、早速拝見しました。 子供に限らず大人だって夏休みはうれしいもの。 [いつだって夏休み」の暮しを楽しんでいます。 今月は次の二句が気に入りました。 新涼や白地に紺の野良姿 /勝美 水中眼鏡竜宮城の門開き /勝美 返信
>浮き出づる雲の存在今朝の秋 猛暑の中に、ふと秋の気配を感じると、切なくなります。 >信念にぶれなき門徒姫檜扇 これがダジャレだと気づくには、 かなりの基礎知識が必要ですね。 でも、気づかなくてもきちっと俳句になっているのがすごい。 >口遊ぶポーリュシカポーレポーチュラカ 曲は知っていましたが、こういう題名だとは知りませんでした。 >新涼や白地に紺の野良姿 凛としたのら姿に畑のじいさんたちも 襟を正すでしょう。 >水中眼鏡竜宮城の門開き 水中メガネのなかった時代、海女さんはやっぱり 裸眼で海に潜ったのでしょうか? 返信
勝美さまへ
「反」の兼題から想を廻らす楽しい句会でした。
お世話になりました。
ご案内頂きました「ひねもす俳句:夏休み」篇、今回も
佳句揃いで楽しく拝見いたしました。
浮き出づる雲の存在今朝の秋 /勝美
今日は「土用の入り」、そして23日が「大暑」とか。
大阪では25日の天神祭から「氷」の値段が高くなる
猛暑のシーズン、幼い頃を懐かしく思い出しますが、
一日一日秋に近づいているのですね。雲の佇まいがそ
れを教えてくれるのですね。
猛暑の期間も長いような、短いような・・・
信念にぶれなき門徒姫檜扇 /勝美
我が家の小庭にも橙色のこの花が咲いていますが、掲
句から「姫檜扇水仙」(モントブレチア)と知り、妻
にも自慢げに教えてやりました。信仰心の厚い門徒衆
のようにしっかりと花穂を付けております。
口遊ぶポーリュシカポーレポーチュラカ /勝美
博学の勝美さんならではのお句。小生には「口遊ぶ」
どころか難読の掲句、精々「ポーチュラカ」は別名
《マツバボタン》と知りましたが、鑑賞力が及びま
せん。
新涼や白地に紺の野良姿 /勝美
難読句のあとホッとする掲句、「白地に紺」がいいで
すね。日本人に生れて良かった、稲田を渡る涼風が心
地よく感じられます。
水中眼鏡竜宮城の門開き /勝美
掲句が今回の一推し。「水中眼鏡」から気分は竜宮城
へ、門が開いて鯛や平目のお出迎え・・すいーと奥へ、
乙姫様がお待ちかね・・ファンタスティックな世界へ
気持ちよく導かれました。
ご案内有難うございました。猛暑の続きます折から呉々
もご自愛願います。
では又「玄鳥句会」で・・・
陽さんへ
いつも玄鳥兼題句会では確乎たる成果を挙げられ羨望の的です。
ひねもすへもいち早くお越し下されコメントまでも、ありがとうござい
ます。ポーリシュカポーレはご存知ソ連の作曲家レフクニッペルの
交響曲第4第一楽章の第二の主題で赤軍の行進曲ですが。
音合わせの駄洒落です。
勝美さま
反句会ではお世話になりました。ひどい成績ですが、玄鳥
で批評される事が勉強と割り切って懲りも無く参加して
おります。
又今回も「ひねもす俳句:夏休み」篇のご案内を頂き、
有難うございました。豊富な知識に裏打ちされた写真から
のウイットの効いた展開の句にまたまた圧倒されました。
以下、失礼ながら、
浮き出づる雲の存在今朝の秋 /勝美
土曜日の吟行で夏の雲を感じたばかりですが、今朝は既に
巻層雲が出ており、夏はこれから本番と云うのに空はもう
秋が近いと感じた所でした。正にタイミングの合った実感
の籠った句と鑑賞致しました。
信念にぶれなき門徒姫檜扇 /勝美
この頃檜扇の朱色が目立ちます。過日は鈴が森の刑場跡で
処刑台石の傍で揺れておりました。解説のお蔭でモントブ
レチア、クロコスミアを覚えました。難しいですが、「ぶれ
なき門徒」の考え落ちは傑作ですね。ぬばたまの黒子でも
如何でしょうか、
遊ぶポーリュシカポーレポーチュラカ /勝美
まるでクイズのような句、何人の方が理解出来るだろうか
と思いました。ポーチュラカは判りましたが、この写真は
葉の形が違うようですが、松葉牡丹ですか?
ポーリシュカポーレは全く意味が判りませんでした。
音楽に疎い私は陽さんへのお返事を拝見してやっとそうか
って知った次第です。
新涼や白地に紺の野良姿 /勝美
これは判り易い良い句ですね。蕣の色から新涼の野良姿の
連想は写真を離れて独立した佳句を産んでいて工房の一端
を見せて頂いたような気がします。
水中眼鏡竜宮城の門開き /勝美
お家の中で新しい水中眼鏡を眼に、眼鏡を通したら何が見
えたのでしょうか、きっと浦島太郎の見た竜宮城の中を想
像したのかも知れません。お嬢ちゃんのちょっと緊張した
真剣なお顔が効いていて写真との組合せの傑作だと思い
ます。
玄鳥から勝美さんのお忙しくご活躍の様子を拝察致しており
ます。酷暑の砌、どうかくれぐらもご自愛下さい。
勝美さんへ
夏休み篇、早速拝見しました。
子供に限らず大人だって夏休みはうれしいもの。
[いつだって夏休み」の暮しを楽しんでいます。
今月は次の二句が気に入りました。
新涼や白地に紺の野良姿 /勝美
水中眼鏡竜宮城の門開き /勝美
要介さん、由人さん、こんばんは。
いつもお相手下さってありがとうございます。
忙しい世の中でこのような俳句三昧でいいのだろうか、と
危惧の感なきにしもあらずです。
こんごともよしなに。
おはようございます。
いやあ~懐かしい♪
緑燃える草原越えてロシアの大地に~
頂きます。
ひつじさんへ
おはようございます。ポーリュシカポーレはかわいい草原ですね。
新宿ともしびあたりが懐かしいです。
また都合のいい時吟行しましょうね。
>浮き出づる雲の存在今朝の秋
猛暑の中に、ふと秋の気配を感じると、切なくなります。
>信念にぶれなき門徒姫檜扇
これがダジャレだと気づくには、
かなりの基礎知識が必要ですね。
でも、気づかなくてもきちっと俳句になっているのがすごい。
>口遊ぶポーリュシカポーレポーチュラカ
曲は知っていましたが、こういう題名だとは知りませんでした。
>新涼や白地に紺の野良姿
凛としたのら姿に畑のじいさんたちも
襟を正すでしょう。
>水中眼鏡竜宮城の門開き
水中メガネのなかった時代、海女さんはやっぱり
裸眼で海に潜ったのでしょうか?
おはようございます。
今年は一段と猛暑が厳しいようで身体が音をあげています。
作業場に西日が容赦ないとか、頑張ってください。