ひねもす俳句:続・普通の日々


ナスのショウガ醤油
夕餉には未だ日の高し焼きなすび /勝美

エビチリ!
舌火傷しさうに辛し汗にじむ /勝美

スズメと思いきやツバメだ
巣に帰ることも忘れて夏燕 /勝美

ツバメの巣
燕の子並ぶは歳の順なるや /勝美

「ひねもす俳句:続・普通の日々」への2件のフィードバック

  1. >夕餉には未だ〜
    おお〜!夏の風を感じました!茄子は秋が旨いと言われてますが、
    なんだか、自分の子供のころの記憶をたどると、夏に茄子をいっぱい
    食ってた記憶があって、この句にすごく夏を感じました。
    >舌火傷しさうに〜
    茄子の句と相まって、リアルに生活を感じますね。
    感動は景色の中だけにあるわけじゃない。そんな句に
    しびれます。
    >巣に帰る〜
    赤塚にもつばめの季節到来です。3年くらい前に、軒先に
    つばめの巣がある不動産屋の社長に聞いたのですが、
    つばめは夏の間に2回卵を産むそうです。
    子育てに明け暮れる夏です。
    >燕の子〜
    確かに並んでますよね。親が帰ってくると、首をにゅ〜っと
    伸ばすわけですが、落っこちそうでヒヤヒヤします。

  2. なすび。
    なんでかわからないけど、私は茄子が好きで好きで。
    まだ日が高かろうが、こんな茄子が皿に盛ってあったら、
    即、食べますよ。
    隣のタッパーに入ったままのが、下のエビチリです。
    とりあえず茄子を皿に盛り、
    エビチリはタッパーのままでいこうかと思ったけど、
    やっぱり皿に盛り直して正解。
    ちなみにエビも大好きです。
    エビチリの句は、
    (といっても句にはエビチリなんて出てきませんが)
    汗が季語。
    夏は辛いものがミョーにうまい。
    汗をかくために、わざと辛いものを食べてんじゃないかと思ったりします。
    アツー!からーい!とか言いながら食べるのも楽しいし。
    いつのまにかスズメに混じってツバメが飛んでいて、
    もうそんな季節かあ、と気付かされます。
    もうちょっと経つと、飛べるようになった子ツバメたちが
    電線に並んでとまる姿を確認できます。
    飛ぶのに慣れたら巣には戻らないのかな。
    この句、いいですね。
    今はまだヒナのツバメが巣の中に。
    よくもみつけたというような場所に巣をつくって子育て中。
    子ツバメが歳の順に並んでるとしたところ、
    すごくかわいらしい句だと思った。

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