ひねもす俳句:夏の夜の夢 2017年6月11日2017年7月29日 pure2 ひねもす俳句 蜘蛛の糸天より下り河童の忌 /勝美 浮く意思を姿にみせて浮人形 /勝美 遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美 深海の水母時空のなき如し /勝美 何につけひと言給ふ生身魂 /勝美
蜘蛛の糸天より下り河童の忌 /勝美 これは登りづらい! アアソウカイ(亜阿相界)ですね。命名した人、誰だ。 浮く意思を姿にみせて浮人形 /勝美 狭い水槽に閉じ込められているのを見るのは好きじゃないんだけど、 お腹側まで観察できるのは水族館ならではだなぁ。 まぁ亀にとってはいい迷惑ですね。句がつくと余計気の毒になる。 遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美 今年も偶然、ヒスイカズラの時期の熱帯植物館でしたね。 バナナの花の写真も撮ればよかったなぁ。 青バナナは体にいいらしいですね。あまり売っているのを見たことがない。 ヒスイカズラのなんとも絶妙な翡翠色は、アントシアニンがフラボン類と組み合わさってできるそうだ。 植物の中で理科実験してるようなもんだね。 深海の水母時空のなき如し /勝美 クラゲも不思議な生物だなぁ。 深いブルーや水色、白、チョコレート色まで色とりどりに プカプカゆらゆら。引き込まれて見てると時間を忘れるから困る。 本当の深海クラゲはもっと摩訶不思議な形してますよ〜! 何につけひと言給ふ生身魂 /勝美 生身魂の言うことなら含蓄のあるお言葉でしょうかね。 ”ひと言多い”はイヤですけどね。 それにしてもこのフグ、何か言ってるに違いない! ひさびさの熱帯植物館、花のたくさんある時期で案外楽しめたね〜。 返信
>蜘蛛の糸天より下り河童の忌 この糸だとカンダタも痛くて登れそうにないです。 >浮く意思を姿にみせて浮人形 観客のいない夜にはゆっくりしていることを願います。 >遺伝子の操作の極み青バナナ これだけ青いと1本手を出してみたくなりますね。 >深海の水母時空のなき如し このクラゲは水流でぐるぐる周っていましたが、 目が回ったりしないのでしょうか。 >何につけひと言給ふ生身魂 確かに水槽の家長っぽい雰囲気ですね。 返信
こんばんは 夏の夜の夢、拝見しました。 いつもの通りリズム良い機知に富んだ俳句の数々、感服いたしました。 俳句はある意味で夢の世界が詠めますよね。 今回の句もまさに夢の世界のごとくです。 今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。 今回の二句です。 遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美 深海の水母時空のなき如し /勝美 返信
由人さん おはようございます。写真俳句集のご鑑賞いただきありがとうございます。この欄を借りましてお礼に代えさせていただきます。夏の夜の夢へのコメントもありがとうございます。青バナナはヒスイカズラの花の房ですがバナナに見えるから不思議です。海月はマンマの句です。まさに夢の断片が浮遊しているようで不思議な感じです。 吟行よろしくです。街の商店を詠むのも面白いかと。 返信
勝美さん昨日の校正、そして今日の再校と忙しく活躍ありがとうございます。 獺祭の為本当に感謝です。それにこの夏の夜の夢句もいいですが写真が上手 俳句の為に撮っているような気がしてきました。 蜘蛛の糸天より下がり河童の忌 勝美 昔作品を読んだことを思い出しました。 浮く意思を姿にみせて浮人形 勝美 遺伝子の操作の極み青バナナ 勝美 本当に不思議バナナに見える 何につけひと言給ふ生見魂 勝美 作品のなかで一番共鳴、心あたりあるよね。 吟行、雨は大丈夫みたいですね。二時間少しかかるので遅れないように行きますが よろしく。 返信
ハカリさん おはようございます。いつもお力添えいただき感謝感謝です。そしてひねもす俳句をご覧いただきありがとうございます。一味違う俳句をと心がけています。これからもどうぞよしなに。今回の吟行は街歩きですが楽しめると思います。楽しみです。 返信
新しいひねもす俳句「夏の夜の夢」にやっとレス出来ました。 獺祭誌でお忙しい中、ひねもす俳句も増々快調!ご同慶の至りです。 ◆蜘蛛の糸天より下り河童の忌 /勝美 句だけでは芥川と蜘蛛の糸で知恵の出過ぎかも知れません。とても登れない様な 蜘蛛の糸?の写真で河童が困っている様な面白い効果が出ましたね。 ◆浮く意思を姿にみせて浮人形 /勝美 確かに亀の浮ばんとする必死さが写真から窺われます。水族館の生物は正に人形ですね。 ◆遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美 ヒスイカズラは本当に自然とは思われぬ人工的な青色ですね。 改めて見ると確かに形はバナナに良く似ていますが一寸食欲がわかない極みの青ですね。 今回の作品はどれも写真とのセットで効果が発揮できる写俳の特徴の活かされた句だと思いました。 返信
要介さん おはようございます。コメントありがとうございます。忙しい中ひねもす俳句はちょっとした息抜きの領分です。要介さんもお忙しいことと拝察してをります。今月はおすすめあり、矢口句会へお邪魔するつもりです。お手柔にお願いします。 返信
いつものことながら、相変わらず、勝美さんの発想力の転換の素晴らしさに感心しています。 大変、遅くなりましたが、コメントを送らせて頂きます。 蜘蛛の糸天より下り河童の忌 /勝美 この句は周りに一杯、棘が付いている大樹を 、芥川龍之介の小説に出て来る、お釈迦様が垂らした蜘蛛の糸と連想して発想した俳句ですね。 この写真からの連想が、全く突飛で、 面白い、ユーモアのある一句に仕上がりましたね。 浮く意思を姿にみせて浮人形 /勝美 大きな亀が水槽一杯に泳いでいますね。 この亀の泳ぐ姿から「浮人形」を連想しての一句ですね。これで、見事に夏の季語が入り、立派な一句に仕上がりましたね。お見事でした。 遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美 この青い写真が「ヒスイカズラ」というのですか? 私は初めて見ましたが、何か気色の悪い色をしていますね。 でも、一見した処、確かにバナナが木に生っている姿の様に何となく見えますね。 まさに、遺伝子操作でバナナが青くなったかの様な錯覚を覚えましたね。 このバナナで夏の季語も入り、立派な俳句に仕上がりました。 恐れ入りました。 深海の水母時空のなき如し /勝美 深海の水母って、この写真の様に、こんなにカラフルなのですか? 色とりどりで本当に楽しいですね。 ジッと見ていますと、時の経つのも忘れて、つい、見入ってしまいそうですね。 この水母が実際に水槽の中で動いている姿を見ていれば、まさに「時空のなき如し」の心境になりますね。 実感そのままの一句が出来上がりましたね。 何につけひと言給ふ生身魂 /勝美 生身魂とは、父母や目上の人たちの長寿を祈って、おもてなしをすることなんですってね。 生盆ともいうそうで、秋のお盆の季語なのですが、この写真は河豚ですね。 この河豚を何かにつけて一言多い長上の方を擬した姿として捉えた、勝美さんの自戒の俳句ではないかと受取りました。 いつもの事ながら、それぞれの写真と勝美さんの俳句を拝見していますと、この勝美さんの手法を取れば、俳句なんて簡単に幾らでも出来上がる様な気持ちになりますね。 (実際には、そうはいきませんが・・・。) 本当に勉強になります。 尚、今までは、この「大仏俳句」のアイコンをクリックすると、すぐに新しい俳句が出て来たのですが、今回からは出て来ませんでしたので、つい、うっかりして気が付かず、コメントが大変遅くなり、失礼しました。 今回は、帰りが別になりましたので、勝美さんが一人で上手く、関内駅に出られたのか? 一寸、、心配でした。 返信
喜信さん おはようございます。関内駅へはまっすぐにたどり着きましたよ。ありがとうございました。来月も楽しみですねえ。コメントありがとうございます。いつも丹念にご鑑賞下さってこちらこそ勉強させてもらっています。これからもずーっとご贔屓にお願いします。 返信
久しぶりの高島平の熱帯植物館面白かったです。新しい生き物の姿も見られて楽しかった。現物と離れた俳句をと考えてみましたが如何でしょうか。河豚はひと癖ありそうな面がまえでしたねえ。
蜘蛛の糸天より下り河童の忌 /勝美
これは登りづらい!
アアソウカイ(亜阿相界)ですね。命名した人、誰だ。
浮く意思を姿にみせて浮人形 /勝美
狭い水槽に閉じ込められているのを見るのは好きじゃないんだけど、
お腹側まで観察できるのは水族館ならではだなぁ。
まぁ亀にとってはいい迷惑ですね。句がつくと余計気の毒になる。
遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美
今年も偶然、ヒスイカズラの時期の熱帯植物館でしたね。
バナナの花の写真も撮ればよかったなぁ。
青バナナは体にいいらしいですね。あまり売っているのを見たことがない。
ヒスイカズラのなんとも絶妙な翡翠色は、アントシアニンがフラボン類と組み合わさってできるそうだ。
植物の中で理科実験してるようなもんだね。
深海の水母時空のなき如し /勝美
クラゲも不思議な生物だなぁ。
深いブルーや水色、白、チョコレート色まで色とりどりに
プカプカゆらゆら。引き込まれて見てると時間を忘れるから困る。
本当の深海クラゲはもっと摩訶不思議な形してますよ〜!
何につけひと言給ふ生身魂 /勝美
生身魂の言うことなら含蓄のあるお言葉でしょうかね。
”ひと言多い”はイヤですけどね。
それにしてもこのフグ、何か言ってるに違いない!
ひさびさの熱帯植物館、花のたくさんある時期で案外楽しめたね〜。
>蜘蛛の糸天より下り河童の忌
この糸だとカンダタも痛くて登れそうにないです。
>浮く意思を姿にみせて浮人形
観客のいない夜にはゆっくりしていることを願います。
>遺伝子の操作の極み青バナナ
これだけ青いと1本手を出してみたくなりますね。
>深海の水母時空のなき如し
このクラゲは水流でぐるぐる周っていましたが、
目が回ったりしないのでしょうか。
>何につけひと言給ふ生身魂
確かに水槽の家長っぽい雰囲気ですね。
のうそうさん 先日はありがとうございました。楽しい1日でした。ヒスイカズラにアリンコがうじゃうじゃ隠れていたのには驚きました。蜜が甘いのですね。またよろしく。
こんばんは
夏の夜の夢、拝見しました。
いつもの通りリズム良い機知に富んだ俳句の数々、感服いたしました。
俳句はある意味で夢の世界が詠めますよね。
今回の句もまさに夢の世界のごとくです。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
今回の二句です。
遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美
深海の水母時空のなき如し /勝美
由人さん おはようございます。写真俳句集のご鑑賞いただきありがとうございます。この欄を借りましてお礼に代えさせていただきます。夏の夜の夢へのコメントもありがとうございます。青バナナはヒスイカズラの花の房ですがバナナに見えるから不思議です。海月はマンマの句です。まさに夢の断片が浮遊しているようで不思議な感じです。
吟行よろしくです。街の商店を詠むのも面白いかと。
勝美さん昨日の校正、そして今日の再校と忙しく活躍ありがとうございます。
獺祭の為本当に感謝です。それにこの夏の夜の夢句もいいですが写真が上手
俳句の為に撮っているような気がしてきました。
蜘蛛の糸天より下がり河童の忌 勝美
昔作品を読んだことを思い出しました。
浮く意思を姿にみせて浮人形 勝美
遺伝子の操作の極み青バナナ 勝美
本当に不思議バナナに見える
何につけひと言給ふ生見魂 勝美
作品のなかで一番共鳴、心あたりあるよね。
吟行、雨は大丈夫みたいですね。二時間少しかかるので遅れないように行きますが
よろしく。
ハカリさん おはようございます。いつもお力添えいただき感謝感謝です。そしてひねもす俳句をご覧いただきありがとうございます。一味違う俳句をと心がけています。これからもどうぞよしなに。今回の吟行は街歩きですが楽しめると思います。楽しみです。
新しいひねもす俳句「夏の夜の夢」にやっとレス出来ました。
獺祭誌でお忙しい中、ひねもす俳句も増々快調!ご同慶の至りです。
◆蜘蛛の糸天より下り河童の忌 /勝美
句だけでは芥川と蜘蛛の糸で知恵の出過ぎかも知れません。とても登れない様な
蜘蛛の糸?の写真で河童が困っている様な面白い効果が出ましたね。
◆浮く意思を姿にみせて浮人形 /勝美
確かに亀の浮ばんとする必死さが写真から窺われます。水族館の生物は正に人形ですね。
◆遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美
ヒスイカズラは本当に自然とは思われぬ人工的な青色ですね。
改めて見ると確かに形はバナナに良く似ていますが一寸食欲がわかない極みの青ですね。
今回の作品はどれも写真とのセットで効果が発揮できる写俳の特徴の活かされた句だと思いました。
要介さん おはようございます。コメントありがとうございます。忙しい中ひねもす俳句はちょっとした息抜きの領分です。要介さんもお忙しいことと拝察してをります。今月はおすすめあり、矢口句会へお邪魔するつもりです。お手柔にお願いします。
いつものことながら、相変わらず、勝美さんの発想力の転換の素晴らしさに感心しています。
大変、遅くなりましたが、コメントを送らせて頂きます。
蜘蛛の糸天より下り河童の忌 /勝美
この句は周りに一杯、棘が付いている大樹を 、芥川龍之介の小説に出て来る、お釈迦様が垂らした蜘蛛の糸と連想して発想した俳句ですね。 この写真からの連想が、全く突飛で、 面白い、ユーモアのある一句に仕上がりましたね。
浮く意思を姿にみせて浮人形 /勝美
大きな亀が水槽一杯に泳いでいますね。 この亀の泳ぐ姿から「浮人形」を連想しての一句ですね。これで、見事に夏の季語が入り、立派な一句に仕上がりましたね。お見事でした。
遺伝子の操作の極み青バナナ /勝美
この青い写真が「ヒスイカズラ」というのですか? 私は初めて見ましたが、何か気色の悪い色をしていますね。 でも、一見した処、確かにバナナが木に生っている姿の様に何となく見えますね。 まさに、遺伝子操作でバナナが青くなったかの様な錯覚を覚えましたね。 このバナナで夏の季語も入り、立派な俳句に仕上がりました。 恐れ入りました。
深海の水母時空のなき如し /勝美
深海の水母って、この写真の様に、こんなにカラフルなのですか? 色とりどりで本当に楽しいですね。 ジッと見ていますと、時の経つのも忘れて、つい、見入ってしまいそうですね。 この水母が実際に水槽の中で動いている姿を見ていれば、まさに「時空のなき如し」の心境になりますね。 実感そのままの一句が出来上がりましたね。
何につけひと言給ふ生身魂 /勝美
生身魂とは、父母や目上の人たちの長寿を祈って、おもてなしをすることなんですってね。 生盆ともいうそうで、秋のお盆の季語なのですが、この写真は河豚ですね。 この河豚を何かにつけて一言多い長上の方を擬した姿として捉えた、勝美さんの自戒の俳句ではないかと受取りました。
いつもの事ながら、それぞれの写真と勝美さんの俳句を拝見していますと、この勝美さんの手法を取れば、俳句なんて簡単に幾らでも出来上がる様な気持ちになりますね。 (実際には、そうはいきませんが・・・。) 本当に勉強になります。
尚、今までは、この「大仏俳句」のアイコンをクリックすると、すぐに新しい俳句が出て来たのですが、今回からは出て来ませんでしたので、つい、うっかりして気が付かず、コメントが大変遅くなり、失礼しました。
今回は、帰りが別になりましたので、勝美さんが一人で上手く、関内駅に出られたのか? 一寸、、心配でした。
喜信さん おはようございます。関内駅へはまっすぐにたどり着きましたよ。ありがとうございました。来月も楽しみですねえ。コメントありがとうございます。いつも丹念にご鑑賞下さってこちらこそ勉強させてもらっています。これからもずーっとご贔屓にお願いします。