ひねもす俳句:あれやこれや 2014年11月16日2014年11月16日 pure2 ひねもす俳句 どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美 項垂れて歩く人生冬の雲 /勝美 追掛けて追掛けられて年の暮 /勝美 我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな /勝美 日が暮れておしくらまんぢゆうもう出来ず /勝美
うらわの俳人さま モバラ座の俳人渓春です。以下いただきです。 どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美 愛らしい花が仲良く天を見上げているさまは可愛いらしいですね。私が住んでいる周辺では最近はどこもかしこもソーラーシステムのパネルがずらりと並んで天を見上げています。林も伐採されてなんとなくわびしい気がします。こちらは「日向ぼこ」ではなく「日向えこ」(笑) 項垂れて歩く人生冬の雲 /勝美 項をコックンと下げれば頷くという意味ですが、垂れるとなると意味がだいぶ違ってきます。人生の黄昏とは思いたくありませんが、この句には寒々しい雰囲気がよく出ています。それでも携帯電話かけながら危なっかしく歩くよりよっぽど良いですがね。 我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな /勝美 そうですね、生きとし生けるものの定めですね。ただ、いずれは枯れ葉となって堕ちるとしても、それは大地を肥やし、新しい命を育む栄養になるという大事な役割もありますからね。オー・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」は自己犠牲の精神を表わすものだと言われています。感動的な小説ですがこの句も自己犠牲を暗示するものだと勝手に解釈しました。 有難うございました。 返信
こんばんは 間もなく師走、あれやこれやです! 健さんも行ってしまいましたね。 お元気な勝美さんは俳句がますます楽しそうです。 急に冬になったような寒い日が続きます。 アメリカのバッファローでは大雪とかやはり地球は 異常気象のようです。 今月の二句です。 どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美 日が暮れておしくらまんぢゆうもう出来ず /勝美 返信
由人さん おはようございます。高倉健さんも此の世の舞台を降りてしまいました。追悼番組で偲ぶこととします。93歳は早過ぎです。 ひねもす俳句今回は多少重いのと幼さへの郷愁めいたのとを並べました。お気に入りがあってよかったです。 返信
>どの顔もみんな日に向く日向ぼこ 太陽の光をいい匂いに変える機能は、人間にはいつまでたっても発明できないと思います。 >項垂れて歩く人生冬の雲 冬は苦手です。沢山着込んで小さくなってあるかなきゃいけない。 すでに春が待ち遠しいです。 >追掛けて追掛けられて年の暮 近年、年の瀬や正月の感じが随分薄れていると感じますが、この追い立てられる感じはどんどん強くなります。 >我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな 真冬の間は消えてしまう葉が、春になると毎年大量に復活するのは、いつになっても不思議で仕方ありません。 >日が暮れておしくらまんぢゆうもう出来ず 小学生の頃、晩秋の夕暮れは毎日悲しい気持ちになったのを思い出しました。 返信
こんばんは 「あれやこれや」のご紹介有難うございました。 荒々しい冬の訪れですが、増々ご健吟の様子、流石です。 以下今回の句で、 ◆どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美 見事に揃った磯菊ですね。中7以降の日のリフレインが効いています。 ◆項垂れて歩く人生冬の雲 /勝美 ◆我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな /勝美 仰せの様に一寸重い句、年金では苦しい世情ですが、頑張って下さい。 ◆日が暮れておしくらまんぢゆうもう出来ず /勝美 この頃おしくらまんぢゅうも見ませんねえ。皆屋内でゲームに取り組んでいるのでしょうか。 返信
要介さん こんばんは。稲毛句会如何でしょうか。川崎への足は遠のきましたが、月いちで横浜へは句会に顔を出しています。 早いものでもう年の暮が近づいてきました。来年は獺祭の一千号記念の東京大会です。下働きにかり出されています。結構大変です。 要介さんお参画された結社の方は如何ですか。 返信
「あれやこれや」のご案内有り難うございます。 ■どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美 サボテンの可愛い花ですね、日向ぼこをしているようです。 勝美さんの句から、私もそう思いました。 ■追掛けて追掛けられて年の暮 /勝美 たしかに年の暮れの忙しさそのままの写真ですね。 どうしましょう、落ち着かないのが移りそうです。 ■我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな /勝美 寂しい写真と句ですが、そのとおりですね。 高倉健さんもいなくなりました、周りには忙しい人ばかり、 もっと余裕が欲しいと思いながら、今年も後わずかになりました。 返信
うらわの俳人さま モバラ座の俳人渓春です。以下いただきです。
どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美
愛らしい花が仲良く天を見上げているさまは可愛いらしいですね。私が住んでいる周辺では最近はどこもかしこもソーラーシステムのパネルがずらりと並んで天を見上げています。林も伐採されてなんとなくわびしい気がします。こちらは「日向ぼこ」ではなく「日向えこ」(笑)
項垂れて歩く人生冬の雲 /勝美
項をコックンと下げれば頷くという意味ですが、垂れるとなると意味がだいぶ違ってきます。人生の黄昏とは思いたくありませんが、この句には寒々しい雰囲気がよく出ています。それでも携帯電話かけながら危なっかしく歩くよりよっぽど良いですがね。
我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな /勝美
そうですね、生きとし生けるものの定めですね。ただ、いずれは枯れ葉となって堕ちるとしても、それは大地を肥やし、新しい命を育む栄養になるという大事な役割もありますからね。オー・ヘンリーの短編小説「最後の一葉」は自己犠牲の精神を表わすものだと言われています。感動的な小説ですがこの句も自己犠牲を暗示するものだと勝手に解釈しました。
有難うございました。
溪春さん こんにちは。今回のひねもす俳句は多少重たい句が揃ってしまいました。年の暮が迫って来ると自ずから内向的な方向へ行ってしまうのでしょうか。
秋があっと言う間に過ぎた感じですね。
千秋楽を楽しみにしてましたので今月は失礼しました。
今日はこれから親戚の舞台です。
項垂れて歩く人生冬の雲
頂きます。
ひつじさんへ アッと言う間に秋は足早に過ぎてしまいましたね。
あれやこれやこの一年ありました。高倉健さん、冥界へ旅立ちました。83歳早過ぎます。もう少し長生きせねばね。項垂れるばかり。
こんばんは
間もなく師走、あれやこれやです!
健さんも行ってしまいましたね。
お元気な勝美さんは俳句がますます楽しそうです。
急に冬になったような寒い日が続きます。
アメリカのバッファローでは大雪とかやはり地球は
異常気象のようです。
今月の二句です。
どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美
日が暮れておしくらまんぢゆうもう出来ず /勝美
由人さん おはようございます。高倉健さんも此の世の舞台を降りてしまいました。追悼番組で偲ぶこととします。93歳は早過ぎです。
ひねもす俳句今回は多少重いのと幼さへの郷愁めいたのとを並べました。お気に入りがあってよかったです。
>どの顔もみんな日に向く日向ぼこ
太陽の光をいい匂いに変える機能は、人間にはいつまでたっても発明できないと思います。
>項垂れて歩く人生冬の雲
冬は苦手です。沢山着込んで小さくなってあるかなきゃいけない。
すでに春が待ち遠しいです。
>追掛けて追掛けられて年の暮
近年、年の瀬や正月の感じが随分薄れていると感じますが、この追い立てられる感じはどんどん強くなります。
>我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな
真冬の間は消えてしまう葉が、春になると毎年大量に復活するのは、いつになっても不思議で仕方ありません。
>日が暮れておしくらまんぢゆうもう出来ず
小学生の頃、晩秋の夕暮れは毎日悲しい気持ちになったのを思い出しました。
のうそうさん こんにちは。このところうちのパソコン調子悪いです。パソコンでの仕事が待ち構えているので心配です。
買い替えですかねえ。データー消えたら面倒だし。やれやれだすわ。
こんばんは
「あれやこれや」のご紹介有難うございました。
荒々しい冬の訪れですが、増々ご健吟の様子、流石です。
以下今回の句で、
◆どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美
見事に揃った磯菊ですね。中7以降の日のリフレインが効いています。
◆項垂れて歩く人生冬の雲 /勝美
◆我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな /勝美
仰せの様に一寸重い句、年金では苦しい世情ですが、頑張って下さい。
◆日が暮れておしくらまんぢゆうもう出来ず /勝美
この頃おしくらまんぢゅうも見ませんねえ。皆屋内でゲームに取り組んでいるのでしょうか。
要介さん こんばんは。稲毛句会如何でしょうか。川崎への足は遠のきましたが、月いちで横浜へは句会に顔を出しています。
早いものでもう年の暮が近づいてきました。来年は獺祭の一千号記念の東京大会です。下働きにかり出されています。結構大変です。
要介さんお参画された結社の方は如何ですか。
「あれやこれや」のご案内有り難うございます。
■どの顔もみんな日に向く日向ぼこ /勝美
サボテンの可愛い花ですね、日向ぼこをしているようです。
勝美さんの句から、私もそう思いました。
■追掛けて追掛けられて年の暮 /勝美
たしかに年の暮れの忙しさそのままの写真ですね。
どうしましょう、落ち着かないのが移りそうです。
■我も亦孰れ地に墜つ木の葉かな /勝美
寂しい写真と句ですが、そのとおりですね。
高倉健さんもいなくなりました、周りには忙しい人ばかり、
もっと余裕が欲しいと思いながら、今年も後わずかになりました。
みちこさん おはようございます。高倉健逝く。時代の流れをしみじみ感じています。寿命の尽きる迄は生きるほかありません。どのように生きるかですね。